ハーレー女子という生き方。正直に、そして真実であること。

ハーレー女子を見て、かっこいいと感じたことはありませんか?アメリカでハーレー女子を生み出し続けるバイク女子写真家が語る、ハーレー女子の生き様をお届けします。

バイクにまたがる女性はなぜ美しいのか?今回は、女性バイカーの魅力に迫ります。

(記事・画像元:HUFF POST )

1. 100年前のハーレー女子親子

1915年に、アヴィス・ホッチキスとエフィ・ ホッチキスは、これまでに女性が誰も試みたことのない旅に出ました。 この母と娘のデュオは、ハーレー3速Vツインエンジンのオートバイとサイドカーで全国を駆け抜けました。 当時、女性は投票することさえ許されない時代です。

その100年後、ポートランドに拠点を置く写真家であり、女性バイカーを擁護するラナキラ・マクノートン、そして4人の友人たちが、かつてのホッチキス親子の意志を引き継ぐかのように集まりました。

女性ライダーの新しい波を呼び起こすために旅をインスタグラムに記録していったのです。

2. ハーレー女子のかっこいい写真を撮る旅

マクノートン(26歳)と彼女の友人たちは、「ハイウェーランナウェイズ」と呼ばれ、7月初めに旅立ちました。ニューヨークのブルックリンからカリフォルニア州サンフランシスコへ向かう7,200kmの旅は、他のライダーのコミュニティーとのつながりながら、4週間で完了しオンランインのWOMEN’S MOTO EXIBIT に掲載されました。

現在、ほとんどのライダーは男性です 。もしくは、女性を後ろに乗せたがる男性がほとんどです。が、WOMEN’S MOTO EXIBITでは、自らバイクにまたがる女性たちのポートレートが並びます。

旅行中に撮影された写真ショーの目的は、女性自らバイクにまたがる勇気を与えることでした。

アメリカ合衆国のリベラル系オンラインメディア・ハフポストが、旅を終えたマックノートンにインタービューを行った時、彼女はこの旅の目的についてこう述べました。

3. 女子がバイクに乗りたくなる理由とは?

「どうしてこの全米横断のツーリング行こうと思ったんですか?きっかけや理由、そして目的は何だったんですか?」

3年前、全くのシラフの状態で、つまり勢いとかではなく冷静な気持ちで、私はバイクを買いました。そこから女ライダーたちとの出会いが始まったんです。

当時感じていたのは、バイク業界は女性ライダーのことを全く代弁してはいないな、と。

ちょうどその頃、あちこちでいろんな女性ライダーの写真を撮り始めました。写真展の引き合いはそれこそ雪だるま式にどんどん増えていったわ。

ハーレーダビッドソンは、WOMEN’S MOTO EXIBITの展覧会の経過を見てきたと思います。そして、後ろに乗るのではなくハンドルを握る女性ライダー達のムーブメントを後押しする私の旅は、彼らに新たな風を吹き込んだんじゃないかと思います。

これまでオートバイに乗ることができないと思っていた女性たちは、インスタグラムに掲載した彼女たちの姿を見て、「よし、私もバイクに乗るぞ!」と決めたはずです。

バイクに乗るってことは、これまでの自分の殻を破って、他の子たちと一緒にスリルを味わったり、その中で強さや力を感じたりできます。バイクに乗ることで、引っ込み思案だった彼女たちを新しい世界へ連れ出し、鼓舞させることができるんです。

「旅ではどんな人に出会いましたか? そしてどんなことがありましたか?」

私たちはさまざまな女性のコミュニティとつながっています。私たちは彼女たちの物語を聴き、写真を撮りました。

おそらく多くの人が泥だらけの汚れたオートバイでデビューして、ホンダのような小型のオートバイに進み、そしてハーレーに乗ったでしょう。

ある子のストーリでは、亡くなったお父さんの話で、娘をいつかバイクに乗せたいと思っていたそうです。そしてお父さんが亡くなったとき、彼女はバイクを買って乗り始めました。

だいたいみんな同じで、身の周りの誰かや友人の仲間、あるいは男性がオートバイに乗っているのを見て、「わたしも乗りたい!」って思ってるんです。

そしてある時、後ろに乗せてもらったら最後、突き上げる鼓動感から、自由を感じ、感動に震えます。そうしたら、今度は自分がハンドルを握りたくてうずうずする女性は本当にたくさんいるんです。

そして、ここ数年、インスタグラムの写真を見てくれた女性たちが次々にバイクを手に入れるまでに至っています。

「前にも増してバイクにまたがる女子を見かけるのが多くなったのは、時代の変化だと思いますか?」

バイクはこれまで、男性優位の産業です。歴史的に見ても、女性はあくまでバイクのお飾りとして多く使われてきました。

政治的に起こっていることと、国の進歩的な部分がどのようになっているかも一緒で、パワフルな女性がよりトレンディな女性になり始めていると思います。これは時代の流れです。

メイベリンの新しい女の子[ルビー・ローズ]を見たことがあるかどうか分かりませんが、彼女はタトゥーをしていて、ショートヘアで、非常に中性的です。彼女は一見イカつく怖そうな人間い映ると思いますが、こうしたところにも、ポップカルチャーに変化が起こっているのわかります。

クールだと思いますし、バイクの世界観とのズレは全くありません。

そして、私たちが見ているこの写真、すべての女性のバイクイベント、すべての女性をフィーチャーしているハーレーダビッドソンのキャンペーンは、物事が変わり始める何よりの証拠だと思います。

「女の子がバイクを手に入れ走り出すこのムーブメントは、どこへ向かって行くのだと思いますか?」

女性のバイクイベントスケールは巨大だと思っています。そしてそうなるように今構築していることです。

より多くの女性がバイクに乗るほど、より支持的なコミュニティを作り出すのだと私は思います。

現に私たちが今していることは支持を得ていますが、まだまだ小さな規模です。

女性のバイクカルチャーで起こっていることは他のカルチャーでも同じことがおきます。私たちがすでにやっているのと同じことをしてあげるのです。

つまり、彼女たちの話を聴き、自身の物語を分かち合い、楽しみ続けることです。

インスタグラムとインターネットはとても流行っています。オーストラリアの女性たちがこの素晴らしい旅をしているのを見ることができます。

または日本の女性。 私たちの情熱と私たちの愛を分かち合い、そこから始まるのです。

4. バイクに乗る女子には、写真に収まり切らないストーリーがある

私は未来がどうなるか本当に分かりません、ただ私たちが今やっていることがとても楽しいということを知っています。それは本当に楽しいコミュニティで、他の女性に同じことを促すのにも役立ちます。

だから私たちが同じ道を進んでいる限り、良いことしか起こらないと思います。

「写真家として、芸術を通して何を捉えようとしていますか?」

私は、腕っぷしの強い、パワフルな女性に力を与えたいのです。正直で、真実であり続けることが大事なのです。

私が最初に行うことは、女性たちを正確に表現し、私が彼女たちを見ているように、また彼女たちが私を見ているように見せることでした。

そして彼らのストーリーを伝えることです。

私が撮影を開始したとき、私は “ああ”という瞬間がありました- 私はこれらの女性たちに会い、なぜあなたのことを誰も知らないの?と思ったのです。

なぜ私たちはこうした優雅にオートバイに乗る女性だけに焦点を当てているのか?

なぜなら、彼女たちには信じられないほどのストーリーがあるからです。 私はあなたを尊重できますし、他の女性もまたあなたを尊重するでしょう。

例えば、自分の会社を所有していて、シングルマザーで、15歳から働いている多くの女性を知っています。めちゃくちゃ働き、素晴らしい物語があり、そして素晴らしい人柄なのです。それに光をあてるのです。

「もっと多くの女性にバイクも乗ってもらうために、伝えたいことはありますか?」

多くの女性は彼女たちに似ています、とても怖がっていて、とても不安で、それでもやり遂げているのです。

そして、バイクに乗ることは彼女たちの人生を完全に変え、より豊かでより満ち足りた人生にしたのです。オートバイ乗ることにはある意味魔法でもあります。全国をバイクで旅できたことは全く素晴らしい体験でしたが、それを経験していない人と感動や感情を共有するのは難しいことです。

バイクに乗ることは本当に素晴らしいです。なぜって、最低最悪の日を過ごすことがあっても、バイクに乗ってしまえば、素敵な場所で夕日を眺めることだってできるんですよ?あとは、あなたが実際にバイクに乗って、その素晴らしさを体験するだけです。かつてのように肩身の狭い窮屈な思いをすることありません。

それがこのバイクの魔法なのです、あなた自身よりもはるかに偉大な何かとのつながりを持つことができます。

まとめ

「バイクは危ないから、女の子はダメ。」そんな閉鎖的な時代が今やっと終わろうとしているのかもしれません。バイクの起源は自転車です。二輪さえあれば、誰でも遠くにいける敷居の低い乗り物でした。市民の生活に寄り添う大衆的な存在でありながら、誰でも自由を感じられる。性別、年齢、国境を超える共通認識として、現代にまで続く歴史を築き上げてきました。

バイクはクルマに比べると、露出している部分が多く確かに危険と言えるでしょう。ただし、その危険と引き換えにしてもいいくらいの感動があることも確かなことです。

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