レザージャケットのメンテナンスQ&A!気になる洗濯からリペア方法まで

本当の意味でレザージャケットと向き合うのは、トラブルが起きたときです。カビが生えてしまった、色褪せが目立ってきた、破損してしまった。トラブルが起きたときに選択肢が大きく二つあります。DIYかプロにお任せするか?

自分でできる部分も多くあるのがレザーメンテナンスのおもしろもみでもあります。気になるレザーの質問に答えます!

Q-1. 革ジャンは自宅の洗濯機で洗えますか?

洗えます。革ジャン専用に開発された自宅で使える洗剤も存在します。カビや汚れが広範囲、臭いがひどいなどの場合は洗濯機で洗うこともできます。

詳しくは「レザージャケットを洗濯するには!?レザーのカビや汚れをしっかり落とす方法」をご覧ください。

Q-2. レザージャケットは水に濡れても大丈夫?

できれば濡らさないでおくのがベストです。ただし、濡れてしまっても大丈夫です。

Q-3. 雨でびしょ濡れになった革ジャンはどうしたらいい?

濡れてしまったら、乾かしましょう。以下に乾かすステップを紹介します。

  1. 余分な水滴をタオルでふき取る
  2. バスタオルでくるんで洗濯機で脱水
    この時、ジャケットの破損を防ぐために洗濯ネットに入れることをお勧めします。
  3. しっかりしたハンガーに掛けて、風通しの良い日陰で干す
    ハンガーの肩にあたる部分が細いものの使用は避けることをお勧めします。型がついてしまう恐れがあります。
  4. 半渇きの段階でレザー用クリームなどを全体に薄く塗布する
  5. しっかり乾いたら乾いた布で全体を拭き上げて完了

Q-4. 硬いレザーをやわらくする方法は?

ミンクオイルがよいという話をよく聞くと思います。ですが、時間もかかり思いのほか根気が必要です。そこでおススメなのがレザードレッシング。全体に塗布するだけで革が柔らかくなります。

※シミになったり変色する場合もありますので、使用前には必ず目立たない場所で試してから塗布しましょう。

Q-5. レザージャケットはどのくらいの頻度で洗えばいいですか?

ひどく汚れた場合はその都度洗濯してください。通常はシーズンが終わってクローゼットにしまう前に洗うくらいで構いません。

Q-6. レザー専用のクリーニングで、おすすめのお店はありますか?

レザー専門のクリーニング店が存在します。

①老舗『カドヤ』だからできるレザークリーニング『リフレザー』

  • 革ジャンクリーニング:¥6,000(税別)~
  • 革ジャン撥水加工:  ¥2,500(税別)~
  • 納期:その時の込み具合により変動
  • 依頼方法:ホームページから問い合わせ。診断相談ののち依頼。

②洗えないを洗う『革水』

  • 革ジャンクリーニング:¥6,800(税別)~
  • 革ジャン撥水加工:  ¥2,500(税別)~
  • 納期:その時の込み具合により変動、
  • 依頼方法:ホームページに行き、見積もりののち依頼。

③協和クリーニング

  • 革ジャンクリーニング:¥8,800円(税別)〜
  • 革ジャン撥水加工:  ¥2,400円(税別)〜
  • 納期:3〜5週間。
  • 依頼方法:ホームページに行き、写真を送り査定後に見積もり。

Q-7. レザー修理専門店でおすすめはありますか?

①カドヤ

クリーニング同様に、長年レザーを扱ってきた老舗ならではの技術でリペアを行ってくれます。たとえば、破れてしまったジャケットはこのようにリペアを施します。

違和感のない、さりげないポケットパーツで新たなジャケットに生まれ変わります。

  • 価格:料金表
  • 依頼方法:ホームページに行き、見積もりののち依頼。

②LEATHER REFORM レザーリフォーム

革製品修繕のプロ集団。

・ミシンでの縫製
・手縫いでの縫製
・刷毛を用いた色補正
・スプレーガンによる染色
・皮革用特殊洗剤を用いたクリーニング

などを得意としています。

  • 価格:料金表
  • 依頼方法:ホームページからフォーム記入後見積もり。

Q-8. 破れたジャケット内側のナイロンを自分で直す方法

裁縫に自信のある方は、内側に当て布をして手縫いするのが一番手っ取り早くお金もかかりません。とはいえ、革ジャンの裏地は着るときの滑りをよくするために、薄い化繊製の布を使用してあることが多いです。このため、手縫いだと丁寧に縫っても見栄えが悪くなることが多いため、専門のリフォーム業者に頼むのが安心です。

Q-9. 破れたジャケット内側のナイロンをお店で直す方法

①カドヤ

  • 裏地取替料金:23,000(税別)

Q-10. レザーの色褪せを復活させるいい方法はありますか?

修理専門店で依頼することができます。自分で行う場合には、一番近い色のカラー補修クリーを選び、退色したところに塗り込みます。プロに任せる場合の多くは、製品のカラーに合った色作りを行ってくれます。その点で、自分でやるよりも仕上がりに期待できると言えます。

革ジャンの変色や退色はその原因によっては素人では手に負えない場合もあります。そんな時には専門家に相談するとよいでしょう。

Q-11. レザー色褪せの原因は?

太陽光に当たることによる退色、薬品や洗剤、水で濡れることによる変色、革を染めた染料のはげなどがあげられます。これらの原因を避けることで、色褪せを抑えることができます。

Q-12. オススメのカラー補修クリームは?

サフィール レノベイティングカラー補修クリーム 全51色

(画像元:サフィール

  • 品名:レノベイティングカラー補修チューブ
  • 価格:1,200円(税別)

Q-12. レザージャケットのファスナーのメンテナンス方法は?

動きが悪いなと感じたら『ファスナーメイト』や『シリコンスプレー』を吹き付けましょう。

動きが悪い状態で使用を続けると故障や破損の原因になります。早めの予防を心がけましょう。

①ファスナーメイト

  • 品名:YKK ファスナーメイト
  • 容量:50ml
  • 価格:600〜800円

すべりの重くなったファスナーに直接スプレー、スムーズなすべりを回復させます。シミになりにくく、即効性、持続性に優れています。

②KURE シリコンスプレー

  • 品名:KURE シリコンスプレー
  • 容量:420ml
  • 価格:379円(税別)

対象面に染み込むことなく表面に被膜をつくり、すべりをよくします。溶剤を使ってないため、金属以外にプラスチックや木材、紙などいろんなものに使用可能です。

Q-13. ファスナーがサビて動かなくなってしまったら?

錆びついて動かなくなった場合は、潤滑オイルの『5-56スプレー』を吹き付けてしばらくおき、少しずつ左右に揺らしながら動かしてみましょう。

錆びつきがひどい場合は、サビの部分を先のとがったピンなどで削り落としたりすることも有効です。状態によっては根気が必要な作業になります。革の部分にスプレーがかからないよう気を付けてください。シミの原因になることがあります。

KURE 5-56DXスプレー

防錆、サビ落としに有効なKURE5-56のグレードアップしたスプレーです。

  • 品名:KURE 5-56DXスプレー
  • 容量:70ml
  • 価格:550円(税別)

Q-14. サビを防止する方法は?

一番有効なのは使い続けることです。保管中も時々動かしてやりましょう。効果が期待できるケミカルとしては『YKK ファスナーメイト』や『KUREシリコンスプレー』など防錆効果のあるケミカルを吹き付けておくことで予防になります。

Q-15. ファスナーが壊れてしまったら?

スライダーつまみが取れた・壊れた場合、応急処置としては事務用のゼムクリップで代用できます。

パーツ名でネット検索する時には、『ファスナー 引手』で検索すると金属や革、紐など、いろんな種類のものが、出てくるのでお好みのもの見つけて付けましょう。

革ひもやお気に入りのキーホルダー、ペンダントトップなどをつけるのもかっこいいです。

Q-16. ファスナーのスライダーが壊れたら?

ジッパー全体を交換します。洋裁の技術があり、ミシンが使える人は自分でも交換可能です。できない人は洋服のリペアショップなどで付け替えてもらいましょう。

Q-17. ジッパー最下部、ピン横のテープが切れた・ピンが取れたら?

ジッパー全体の交換になります。

Q-18. エレメントが取れた・破損したら?

ジッパー全体の交換になります。

Q-19. レザージャケットのジッパー交換料金の目安は?

サイズや使うジッパーにより違いますが¥6000(税別)〜が相場です。

Q-20. レザージャケットをカビから防ぐ保管方法はありますか?

できるだけ風通しの良い場所に大き目のしっかりとしたハンガーにかけて吊るして保管します。カバーなどはかけずにそのままが一番良いのですが、どうしてもホコリの付着が気になるようでしたら、不織布でできた通気性のあるカバーをかけておきましょう。

保管中も1ヶ月に一度は全体をブラッシングしてホコリをとってあげると、より良いです。ブラッシングには塗りすぎてしまったオイルやクリームを再度浸透させる効果もあります。

まとめ

レザーのメンテナンスは、問題が発生してから学んでいくのが大半だと思います。カビが生えた、色落ちした、破損したなどのトラブルをスタートに向き合うようになります。トラブルを一つ一つ解決していくだけで、知識や経験だけでなくレザーとの思い出に深みが増してきます。

自分で施せる部分もありますが、どうにもならないときのためにありがたい専門家が存在してくれています。傷んだレザーをプロの手によって復活させてあげるのもまた愛情と言えるでしょう。