雨の日ツーリングの防水グローブ集!

雨が降ったら絶対に走らない!というライダーでもツーリング先で雨に降られることはよくあります。手元対策は万全ですか?

冬用グローブは暑い。でも6月の平均気温は東京22.4度(2016年)。山間や北部はもっと涼しいでしょう。手をずっと濡らしたまま走っていると、体力を奪われ、かじかんで行く指先から感覚がなくなりハンドル操作に支障が出でるでしょう。またレザーグローブが雨で濡れることで、レザーへのダメージにもつながります。

オールウェザーで使える防水透湿素材のレイングローブも多くあります。この時期にぴったりのレイングローブを見つけ、アメニモマケズ、カゼニモマケズ、元気よくツーリングに出かけましょう!

1. レイングローブの素材から選ぶ!三大防水マテリアルとは?

レイングローブには、大きく3つの代表的素材があります。

  • ゴアテックス(防水透湿)
  • アウトドライ(防水透湿)
  • ネオプレーン(防水保温)

他にもいくつか防水透湿素材がありますが、基本構造はゴアテックスに似ています。アウトドライは大きな違いがありますので、今回はこの3種類を取り上げます。

それでは、それぞれの特徴を見てみましょう。

 

1-1. ゴアテックスの特徴と仕組み

アメリカのWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿素材の商標名です。ゴアテックスメンブレンはきわめて『薄く』『軽く』『強い』フィルム状で、無数の微細な孔があいています。この孔の大きさは水滴よりもはるかに小さく、水蒸気が通り抜けるには十分な大きさなので、雨粒は通さず水蒸気状の汗は外へ放出することで、防水性と透湿性を両立させています。

通常、ナイロンなどの生地でゴアテックスメンブレンを挟んで使用しますが、表面生地の撥水性が落ちるとメンブレンとの間に水の膜ができるため、水蒸気を通さなくなり蒸れてしまうので注意が必要です。

(画像元:GORE-TEX

 

1-2. アウトドライの特徴と仕組み


(画像元:OutDry
アメリカのコロンビア・スポーツウェア社が開発した防水透湿性素材の商標名。高度なラミネーション(張り合わせ)技術により、防水透湿性素材のメンブレンをアウターシェル素材の内側にすき間なく接着させた構造になっています。水を最外層で防ぎ、水がたまる隙間がないため、保水によるムレや冷えがありません。裏地が手に引っかかることがないので着脱もスムーズに行えるのが特徴です。

 

1-3. ネオプレーンの仕組みと特徴

アメリカのデュポン社が開発した合成ゴムの商標名。耐水性は他の二素材に劣りますが、保温性が高く、「濡れても冷えない」素材です。安価で伸縮性が高く操作性が優れていますが、透湿性はないのでムレやすいでしょう。ウェットスーツなどに使用されています。

(画像元:Wikipedia

 

2. ゴアテックス素材のおすすめレイングローブ

ゴアテックスは最も有名な防水透湿素材で、多数のメーカーが使用しています。

2-1. GOLDWIN/GSM26706


(画像元:GOLDWIN)

  • 素材:
    【甲側】ナイロンタッサー+プリンテックワン
    【掌側】ラバーテック
    【インナー(グローブインサート)】ゴアテックス®ファブリックス
    【裏地】起毛トリコット(裏使い)+ナイロンタッサー(手首部)
  • 機能:起毛トリコットの裏地で着脱がスムース、シールドワイパー、など
  • サイズ: S、M、L、WM、WL、XL
  • メーカー希望小売価格:\11,000+税
  • 参照:GOLDWIN

 

2-2. ROUGH&ROAD/RR8761ゴアテックス®レイングローブ

(画像元:ROUGH&ROAD)

  • 素材:
    【甲側】ナイロン、反射素材
    【掌側】合成皮革、タフレザー、ウレタンパッド
    【インナー】ゴアテックス®グローブインサート、
  • 機能:アウター生地は薄くて操作性が高く、引き裂き強度に優れたリップストップを採用。甲側にはリフレクター付、左手親指にはヘルメットシールドワイパー など
  • サイズ: S、M、L、LL、XL
  • メーカー希望小売価格:\9,800+税

 

2-3. POWERAGE/PG-181 ZSRグローブ

(画像元:POWERAGE

  • 素材:
    ナイロン(GORE-TEX®3L)
    ポリエステル・ケブラー・ラバー
  • 防水ライナー:GORE-TEX®グローブインサート・ポリエステル
  • 機能:止水ファスナー、親指側にシールドワイパー、掌側にケブラ素材を使用し転倒時のダメージを軽減 など
  • サイズ:M、L、XL
  • メーカー希望小売価格:\8,800+税

 

3. アウトドライのおすすめレイングローブ

防水フィルムが少々硬めとも言われますが、使っているうちになじんできます。


(画像元:OutDry

3-1. mont・bell/#1118219OutDry レイングローブ

(画像元:mont・bell

  • 素材:
    【表地】40デニール・ナイロン・タフタ
    【手のひら】デュラグリップ®
    【裏地】ポリエステル・メッシュ
  • 機能:手のひら部分に滑りにくく耐摩耗性に優れたデュラグリップ®使用、摩耗しやすい指先を強度に優れた素材で包むネオラップ・アラウンドフィンガー、親指の付け根にゴーグル・クリーナー など
  • サイズ:S 、M 、 L 、 XL
  • メーカー希望小売価格:\4,720+税

 

3-2. mont・bell/#1130353OutDry サイクルグローブ

(画像元:mont・bell

  • 素材:
    【表地】70デニール・ナイロン(手のひら)合成皮革
    【裏地】ポリエステル
  • 機能:手のひらにグリップ力と強度に優れた合成皮革使用、親指の付け根と手のひらの荷重のかかるポイントに緩衝フォームを封入 など
  • サイズ:XS 、S、M、L、 XL(男女兼用)
  • メーカー希望小売価格:\7,143+税

 

3-3. KUSHITANI/K-3019 OUTDRY RAIN GLOVES

(画像元:KUSHITANI

  • 素材:
    【表】ポリエステル100%、合成皮革、牛革
    【ライナー】OutDryメンブレン〈裏〉ポリエステル100%
  • 機能:指の腹と付け根にすべり止めの薄い革、掌底に緩衝用の厚い革 など
  • サイズ:S、M、L、XL
  • メーカー希望小売価格:\7,600+税

 

4. ネオプレーンのおすすめレイングローブ

今回ご紹介するものはどれも「完全防水」ではありません。ネオプレーンで「完全防水」のものは生地が厚く、保温性が高いのに透湿性がないのでムレやすいです。梅雨時には向かないでしょう。

 

4-1. KOMINE/ GK-755  SUPER FIT NEOPRENE  GLOVES


(画像元:KOMINE)

  • 素材:ネオプレーン
  • 機能:特殊な縫製により、ごわつきが少ない・生活防水仕様 など
  • サイズ: S、M、L、XL、2XL
  • メーカー希望小売価格:\2,300+税

 

4-2. YeLLOW CORN/YG-084R RAIN GLOVE

(画像元:YeLLOW CORN)

  • 素材:
    【甲】ネオプレーン・合皮
    【平】アマーラ
  • 機能:リフレクター など
  • サイズ: S、M、L、LL、3LL
  • メーカー希望小売価格:\4,900+税

 

4-3. ACE CAFE/ACE CAFE ネオプレーン グローブ

(画像元:ACE CAFE)

  • 素材:
    【甲】ネオプレーン
    【平】合皮
  • 機能:手のひらに対摩耗/滑り防止のためにノンスリップ材 など
  • サイズ:S、M、L
  • メーカー希望小売価格:\5,500+税

 

5. プロテクター付きのおすすめレイングローブ

雨が降ると路面が濡れるだけでなく、視界も悪くなります。当然他のドライバーも同じ条件となります。視界悪化により判断力の鈍化、濡れた路面による制動距離の延長など、転倒や事故のリスクも高くなります。より安全に身を守るためのプロテクター付きのレイングローブを紹介します。

 

5-1. 透湿防水素材HIPORA 使用

ROUGH&ROAD/RR8911 ラフプロテクションレイングローブ

(画像元:ROUGH&ROAD)

  • 素材:
    【甲側】タスラン、クロロプレン、ニットジャージ、コンフォートラバーナックルパッド
    【掌側】合成皮革
    【インナー】ハイポーラグローブインサート
    【裏地】クールマックス
  • 機能:透湿防水素材HIPORA使用、内蔵式ナックルガード装備、リフレクタープリント など
  • サイズ: M、L、LL、XL
  • メーカー希望小売価格:\4,400+税

 

5-2. 透湿防水素材ドライマスター使用

RS TAICHI/RST397 DRYMASTER BLITZ PROTECTION RAIN GLOVE

(画像元:RS TAICHI)

  • 素材:
    【表地】合成皮革・ナイロン・山羊革・牛革
    【防水ライナー】ドライマスター グローブインサート
    【裏地】ポリエステル
  • 機能:mcFit製法、ドライマスター(防水・透湿)、オリジナルTPRプロテクション(甲)、フォームプロテクション(平)、リフレクター(3MScotchlite・甲)、シールドワイパー、ファスナーオープン式カフ など
  • サイズ:*S、M、L、XL、*XXL(*ブラックのみ)
  • メーカー希望小売価格:\7,800+税

 

6. グローブの上から着用OK!おすすめのオーバーグローブ

「手になじんだレザーグローブでできるだけ通したい」というような人には、普段のグローブの上から装着できる「オーバーグローブ」という選択もあるでしょう。

操作性がやや落ちることは否めませんが、非常用に一組持ち歩けば常に好みのグローブを使用できるし冬季は防寒対策にもなり便利です。

 

6-1. KOMINE/GK-132  RAIN OVERGLOVES

(画像元:KOMINE)

  • 素材:ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン、Hipora®
  • 機能:透湿防水素材Hiporaを内蔵、手首のアジャスターと裾のドローコードを絞るだけの簡単装着で突然の雨に即対応 など
  • サイズ:M、L、XL
  • メーカー希望小売価格:\4,900+税

 

6-2. ROUGH&ROAD/ RR8909 オーバーグローブ

(画像元:ROUGH&ROAD)

  • 素材:
    【甲側】タスラン、反射素材
    【掌側】タフレザー
    【インナー】ハイポーラグローブインサート
    【裏地】ポリエステルメッシュ
  • 機能:透湿防水素材HIPORA使用、内蔵式ナックルガード装備、リフレクタープリント など
  • サイズ: M、L、LL、XL
  • メーカー希望小売価格:\3,980+税

 

6-3 リード工業 / Landspout RW-050 グローブカバー

(画像元:リード工業)

  • 素材:ポリエステル+PVCコーティング(耐水圧10,000mm以上)
  • 機能:手首と袖口にラバーを配しフィット性向上、指部は3セパレートタイプで操作性良好、人差し指から親指にかけて滑り止めテープ、専用収納袋つき など
  • サイズ:フリー
  • メーカー希望小売価格:\2,000+税

 

7. おすすめの裏技グローブ

ツーリングで持ち合わせがない場合には、ホームセンターやコンビニへ立ち寄ることで応急処置としてのグローブを手に入れることができます。

7-1. ゴム手

「レイングローブにお金をかけたくない」「とにかく他は捨てても安く防水できたらいい」というあなたに、とっておきの裏ワザグローブを紹介します。最強防水グローブとも言われる「ゴム手」です。

「ゴム手!?ダサい。それにめちゃくちゃムレるのでは?」これまでに紹介したものと比べ、デザイン重視ではありません。当然、ライド専用ではないため、ほとんどのゴム手はひどくムレますが、中には「透湿防水素材のゴム手」というものが存在します。

ツーリング先でいきなり降られた時、ホームセンターであなたを待っている救世主となるでしょう。

 

ショーワグローブ株式会社/No.281テムレス

(画像元:ショーワグローブ株式会社)

  • 素材:【樹脂部】ポリウレタン【繊維部】ナイロン、ポリウレタン(耐水圧10,000mm以上)
  • 機能:透湿度1,157g/㎡/24h(従来塩ビ製63g/㎡/24h)、特殊樹脂コーティングによる滑り止め効果、優れた耐洗剤性、自然に手にフィットするデザイン など
  • サイズ:S、M、L、LL
  • 参考価格:\470+税

 

8. ハーレー純正のレイングローブ

「ゴム手で走るなんてハーレーに申し訳ない」「雨が降ろうが槍が降ろうがハーレー乗りのプライドは守る」というハーレー愛絶大なあなたには、純正品をおすすめします。

ウインターグローブなので日本の梅雨時にはちょっとキツイかもしれませんが、やっぱりかっこいい。愛で乗り切る気概がある方におすすめです。

 

8-1. Harley Davidson / Men’s Vagrant Waterproof 3-in-1 Gloves

(画像元:Harley Davidson USA

レザーですが、防水となっています。インナーグローブの脱着をすることで季節に対応します。防水、防風、防寒の揃ったハーレー純正は、ハーレー乗りのために作られています。

  • 素材:
    【表地】防水牛革
    【裏地】断熱起毛トリコットライニング
    【リムーバブルライナー】フリース
  • 機能:手のひらにパッド入り、滑り止めグリップ、指にフィットするカーブ、人差し指と親指にタッチスクリーン機能 など
  • サイズ:S、M、L、XL、2XL、3XL
  • 参考価格:110.00ドル

 

まとめ

商品によって、細部のサイズが違います。採寸をしながらサイズを確認してみましょう。装着は、手首がハンドルのグリップより下がる場合は裾をレインウェアの外に出し、上がる場合は中に入れるのが基本です。水の混入を防ぐためです。雨の日も手元までしっかりキメて、ツーリングを楽しんでくださいね。

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