雨の日ツーリングのブーツ対策!

レインウェアも揃って、これで雨の日ツーリング対策はばっちり。強烈な雨の中、どれだけ走っても濡れないはずでしたが…足元がずぶ濡れになってしまった!ということも考えられます。足元が濡れることで、思いの外体力を奪われてしまうものです。もしレザーブーツを着用していれば靴にもダメージを与えることになります。

「雨が降ったらビニール袋でなんとかするか」

確かに多少なりの効果はありますが十分な防水機能はなく、足元が滑りやすくなるのでオススメはできません。

足元の雨対策には、どんなものがあるのでしょうか?

1. 雨の日のブーツカバー

その名の通り、ブーツをカバーしてくれます。履いたままの着用ができる便利なアイテムです。

1-1. ハーレー乗りのブーツカバー選び4つポイント

①靴底は滑りにくいつくりになっているか?

滑りにくいソールがついていたり、靴底が開いていて元々のブーツソールのグリップを生かせるカバーでないと、滑りやすくて危険です。

②着脱はイージーか?

カカト近くまでオープンになるものが着脱しやすいです。

③シフトガードはついているか?

シフトチェンジのときに左足のカバーが破けやすいので、ガード付のものが安全です。

④自分のライディングブーツ(シューズ)に合っているか?

表記のサイズはブーツを履いた状態でのサイズです。裸足26.0でブーツを履くと29.0なら、29.0サイズのものを選びましょう。サイズが小さいものを選ぶと着用できなかったり、余りに大きいと走行中にずれてきます。スニーカーなどのライトシューズ専用のものはブーツ用より安いですが、耐久性が劣るケースがあります。ブーツを常用している人は気をつけましょう。

1-2. オススメのブーツカバー

上記のようなポイントを押さえた上で、オススメのアイテムをいくつか紹介します。

ハーレー純正ブーツカバー Rain Gaiter Lug Sole


(画像元:Harley-Davidson USA

  • 靴底:幅広でどのブーツにも合うような設計で、滑りにくいソール。
  • 脱着:マジックテープで簡単脱着可能。
  • シフトガード:爪先に加工あり。
  • サイズ:S~XL
  • 品番:98349-07V
  • 価格:60ドル

ROUGH&ROAD/RR5826 コンパクトブーツカバーロング

(画像元:ROUGH&ROAD

  • 靴底:足裏はつま先だけを滑りにくいゴム底で覆い、土踏まずに固定するためのベルトを通してあります。カカトは開いています。
  • 着脱:ファスナーで底より2㎝上までオープンし、着脱が楽です。
  • シフトガード:有り
  • サイズ:M, L
  • 収納袋サイズ:9㎝×18㎝
  • その他機能:調整用ストラップベルトとゴムシャーリング付き/サイドに反射ライン/着脱が楽になる裏地付き/後方反射リフレクター など。ショートタイプもあります。
  • メーカー希望小売価格:¥3,200+税

KOMINE/ RK-033 ネオレインブーツカバーロング

(画像引用:KOMINE)

  • 靴底:つま先部分のみTPRソール付きで歩行時も滑りにくくなっています。カカトは開いています。
  • 着脱:調節幅の広いベルクロで着脱が簡単です。
  • シフトガード:つま先部分にラバーモールドシフトパッド付きのアジャスターを装備しています。
  • サイズ:M, L
  • 収納性:コンパクトに収納できるポーチ付き
  • その他:ズレを防止する滑り止めゴム/リフレクターアジャスメントなど。ショートタイプもあります。
  • メーカー希望小売価格:¥3,500+税

SERVUS オーバーレインシューズ

(画像引用:SERVUS

  • 着脱:バックルを閉めるだけで雨の侵入を防ぎます。
  • シフトガード:なし
  • 収納性:持ち運びには不向きなので、雨が確定している日に着用。
  • その他:この形状でありながら、ブーツの上から脱着ができるのが嬉しい。
  • メーカー希望小売価格:47.99ドル

1-3. ブーツカバー使用上の注意点

  • レインパンツの裾をブーツカバーの上からかぶせます。逆だとレインウェアを伝って雨水が入ってきます。
  • お店など屋内に入る時は、足元やレインウェアの水滴をできるだけ落としてから入るようにしましょう。
  • 防水スプレーをこまめにかけて、長持ちさせましょう。

2. 高性能な防水シューズという選択肢

レザーブーツに飽きてしまった場合には、ライディングシューズも選択肢に入れてみると新たな発見があります。ライディングシューズはレースを通じて操作性を高めてきた背景があります。操作性に加え快適性も考慮された設計になっているのが特徴です。もちろん防水性も鍛え上げられています。これまでなかった選択肢だと思いますが、ハイテクシューズも見逃せません。

2-1.ハーレー乗りにおススメの防水ライディングシューズ

elf / evoluzione03


(画像元:elf)

ライディングシューズでありながら、レザーテイストを持ち合わせるモデルです。

  • 靴底:すぐれたグリップ力・耐油性・耐摩耗性を持つラバーソールがついています。
  • 着脱:ダイヤルを回すことで素早い脱着が可能になっています。
  • 防水:高い透湿防水性能と快適性を発揮するOUTDRYの防水テクノロジー採用。
  • その他:抗菌防臭素材を使った高機能インソール、急激な衝撃を受けると瞬時に硬くなり衝撃を吸収・分散する新素材“PORON”を両足内側・外側のくるぶし部分に搭載。
  • メーカー希望小売価格:¥29,800+税

elf / Synthese14


(画像元:elf)

防水性能を考慮する場合は、ZONDAと呼ばれる防水性を重視した新開発のモデルがオススメです。

  • 靴底:すぐれたグリップ力・耐油性・耐摩耗性を持つラバーソールがついています。
  • 着脱:ストラップ側での微調整に加え、レバー側、バックルベースも各2段階の調整ができ、素早く脱着できます。
  • 防水・透湿性:透湿・防水システム「ZONDA(ゾンダ)」搭載。透湿性の高い防水フィルムと特殊製法により、高い透湿防水性能を発揮します。水中45度屈曲試験を5万回実施。
  • その他:抗菌防臭素材を使った高機能インソール/バイク転倒時のくるぶし・かかとの安全性を確保するプロテクション/カカトと側面に反射材 など
  • メーカー希望小売価格:¥17,800+税

RS TAICHI /RSS006 DRYMASTER BOA RIDING SHOES

(画像元:RS TAICHI)

  • 靴底:高いグリップと柔軟性に富むオリジナルソール採用
  • 着脱:ダイヤル操作のみで高いフィット感が得られる BOAクロージャーシステム採用
  • 防水・透湿性:高い防水・透湿性のDRYMASTERブーティを使用
  • その他:転倒時にダメージを受けやすいつま先、アウトサイド、ヒールには成形プロテクターを使用/ヒールとアウトサイドに反射効率に優れる再帰反射リフレクターを使用 など
  • メーカー希望小売価格:¥19,800+税

3.濡れてしまったレザーブーツへの対処法

とは言え、馴染みのあるレザーブーツを履いてこそライダーモードに切り替わるものです。ブーツ一本で走るのも一つのスタイルと言えるでしょう。ブーツを長く大切に履き続けるには、よりこまめなメンテナンスが必要になります。突然の豪雨などで、大事なレザーブーツを濡らしてしまうこともあるかもしれません。革は決して「水に弱い」素材というわけではありませんが、濡れたまま放置すると型崩れを起こしたり、そのまま乾燥するとひび割れを起こしたりすることがありますので、即対処することがポイントになります。

3-1. 濡れたレザーブーツの乾かし方

①中敷き・靴紐はすぐとって、別々に乾かす

②乾いたタオルなどで拭く

この時、優しく押さえるように水滴を拭き取ります。

③新聞紙かキッチンペーパーを詰める

水を吸ってぐちゃぐちゃになったらすぐ取り換え、水を吸わなくなるまでこまめに詰め替え続けます。濡れた新聞紙やキッチンペーパーを入れっぱなしにしておくと、カビの原因になります。こまめな詰め替えができない時は陰干しをします。

④靴底を床につけないようにして日陰に置く

中の水分が外に出るように段差のあるところに立てかけたり、なるべく靴底を床につけないようにして乾かします。革は直射日光には弱いので、風通しの良い日陰に置きましょう。

3-2. 乾かす時にやってはいけないこと

乾燥させるとき、熱を加えてはいけません。ドライヤーや乾燥機を使ったり、暖房器具のすぐ前に置いたりすると、革を傷めてしまいます。

4. 乾いたブーツのメンテナンス方法

雨に濡れた革は油分を失います。革は私たちのお肌と同じです。そのままにしておくと乾燥してぱりぱりになります。革の美容液であるクリームや栄養液を塗って、きれいにしてあげましょう。

4-1. 準備するもの

  • 靴用ブラシ
  • 乾いた柔らかい布
  • クリーム
  • 撥水スプレー

4-2. クリームの塗り方

まず方面の汚れをブラッシングで落とします。

できればシューキーパー入れて革のシワを伸ばした状態で作業を行うのが望ましいです。


(画像元:ジュエル

次にクリームを出し過ぎず、薄く伸ばすようにクリームを塗ります。

(画像元:REGAL

全体に塗ってから、クリームがついていない布面でもうひと磨きすると、さらに光沢がでます。このとき、ウエスを使うともう一段上の光沢が得られます。

最後に、撥水スプレーや防水スプレーで撥水加工をします。革の種類によっては溶剤が適さない場合があります。使用する前に確認をしておきましょう。

(画像元:REGAL

 

まとめ

雨に日には走らないというライダーがほとんどだと思います。濡れることでいろいろなリスクが発生します。視界が悪化するだけでなく、体を濡らし体が冷えると風邪を引き、ブーツはびしょ濡れになってメンテナンスの一手間が加わるなど、マイナス要因しか思い浮かばなかったかもしれません。

バイクに乗る行為は、自然とも向き合わなければならない時があります。雨が降れば受け入れるしかありません。その時に、ちょっとしたレインギアやメンテナンス術を知っているだけでも大きな気持ちでライドを楽しめます。雨に日にでもツーリングに行きたくなる、そんな雨の日グッズを探し求めるのも楽しみの一つにしてみてください。

もし非常時にビニールを使用する場合には、靴の外からではなく、内側に履いて濡れるのを防ぎましょう。これで車体への焦げ付きや足元スリップを防ぐことができます。

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