パンクしてパニックに!? 慌てないための緊急時対応とタイヤの交換方法

頻繁に起こるものではありませんが、いつかは起こる可能性のある車のパンク。車のパンクというのは自転車のパンクのように簡単に直せるものではなく、事前の準備やパンクしてしまった時に素早く対応できるよう、知識を持っておくに越したことはありません。

この記事を読んで、パンクに対する対応方法・タイヤ交換への知識を深めましょう!!

1. 突然のパンク! タイヤを交換しよう

パンクというのは、前触れがあって起こるというよりは、ある日突然起こってしまうことの多い現象です。特に高速走行している際にパンク(バースト)すると、大きな事故につながってしまう可能性が非常に高いのです。パンクしてしまった際は車にどのようなことが起きるのでしょうか。そして、安全に停車するにはどうしたら良いのでしょうか。

1-1. パンクに気が付いたら

パンクをしたことがないという方は、車がパンクすると運転者にはどのようにわかるか、パンクをしたことのない方はわからないですよね?パンクをすると運転中に通常時と比べるとこのような違いを感じます!

  • 走行中、タイヤから普段と違う音がする(引きずるような音)
  • ハンドルが取られる、もしくは普段よりハンドルが重い
  • 走行中、車が突然ガタガタするようになる

これらが、パンクをした際に起こる現状です。意外と気づかないという人も多いようなので、車を運転中、普段と違うな・・・という違和感を抱いたら、パンクを疑ってみましょう。

そしてパンクに気づいたら、まず最初にどうすればよいのでしょうか? 一番重要なのは、まずは停車することです。パンクした状態で走行することは非常に危険です。すぐにハザードランプを点灯させ、路肩やスペースに車を停車させましょう。

稀に「まだ普通に走れるから・・・」という風に考えて、パンクに気づいてもそのまま走行してしまう方もいるようですが、大きな事故につながる可能性があるので、それはやめましょう。

しかし、高速道路の場合であれば、なかなか一般道のようにはいきません。高速道路でパンクに気づいた際は下記のポイントに注意してください!

  • ハザードランプを点灯させ、他の車両に異常があることを認識してもらう
  • 確実に車一台分が止められる幅の路肩に停車する
  • 必ず発煙筒や三角停車板を使用し、他の車両に異常があることを認識してもらう。

高速でのパンクの場合はこれらが重要です。一般道とは違い高速道路ではどの車も100km/h以上で走行しています。安全な場所に止める、後続車への異常発生の合図を怠ると、大きな事故が発生してしまう可能性が極めて高いのです。

タイヤ交換をするために、間違っても高速度道路では車道に出てはいけません。車も停車したら、車から離れてガードレールより外で待機するようにしましょう。あなたや、周りの車の安全のためにも、これらには十分に注意しましょう。

1-2. 応急用テンパータイヤの重要性

車には万が一に備えて、応急用のテンパータイヤが積まれているのをご存知でしょうか(スペアタイヤという言い方もします)。自宅やカーショップ等から離れた場所でパンクしてしまった場合、このテンパータイヤに履きかえることで、一時的に走行が可能になります。

テンパータイヤは乗用車であれば、トランクに積まれています。「トランクいつも開けているけど、テンパータイヤなんて見たことないぞ!」という方もいるかもしれませんが、主にトランクの中敷きの下に入っていることが多いです。事前にテンパータイヤが積まれていることを確認しておくことがベターですね。

しかし、テンパータイヤはあくまでも応急処置です。通常のタイヤとは違い、長い距離を走ることは出来ませんし、約80km/h以上のスピードは出すこと危険なため出来ません。あくまでも急場を凌ぐためのタイヤなのです。一時的に使用した後は必ず、新しいタイヤに履き替えましょう。

2. タイヤの交換手順を確認しよう

普段スタッドレスタイヤへの履き替えを自分でしている方であれば、タイヤ交換の手順は良くご存知だと思いますが、履き替えをガソリンスタンドやカーショップで行っている方にとっては、タイヤ交換は未知の世界ですよね。応急用のタンパータイヤへの履き替えが自分で出来ないと非常に不便なので、この機会にタイヤ交換の方法を把握しておきましょう!

①車が確実に動かないよう、サイドブレーキ(パーキングブレーキ)をかける

②パンクしたタイヤの対角線に位置するタイヤに輪止めをかける。(運転席から見て、右側前輪がパンクしたとしたら、左側の後輪に輪止めをかけます)

③ホイールナットをレンチで少し緩める

④ジャッキで車をジャッキアップする。(交換するタイヤに近い場所のジャッキアップポイントでジャッキアップしましょう)

⑤パンクしたタイヤが地面から少し浮いた位置までジャッキアップする(必要以上の高さにジャッキアップする必要はありません)

⑥ホイールナットを全てはずし、パンクしたタイヤをはずす。そしてテンパータイヤを装着する。

⑦ホイールナットを、仮締め(軽く締める)して、車体を降ろす。(ナットを締める時は一か所締めたら、その対角線上のナットを次にしめる・・・というのが基本ですよ!)

⑧車体を降ろし、ジャッキをはずしてナットを本締め

これでタイヤ交換が完了です!やったことのない方からすると、何やら難しそうな気もするかもしれませんが、まずは冬タイヤ等の交換で予め練習しておくと良いと思います。万が一に備えて、出来るようになっておいた方がベターですよ!

3. 一定距離を走行! ランフラットタイヤとは

「パンクって怖いな・・・万が一に備えて安全性の高いタイヤが欲しい」と考えるあなたにピッタリなのがランフラットタイヤです。具体的にどのようなタイヤなのかというと、仮にパンクしてしまい、空気圧が0になってしまった場合でも、100km程の距離であれば継続走行出来てしまう優れものです。

テンパータイヤなしでも、ランフラットタイヤであれば、パンク後安全な場所まで走行できるので、事故等のリスクを大幅に低減することが出来ます。メリットは安全性だけでなく、テンパータイヤを積まないことによる車重軽減(燃費が良くなります)やトランク内の省スペースといったメリットがあります。

もちろん価格が通常のタイヤよりも割高なことや、乗り心地が悪いというわずかなデメリットはありますが、安全性を重視するのであれば、ランフラットタイヤに勝るものはないと言えるでしょう。万が一に備えたいという方にはランフラットタイヤを履くことをオススメします!

4. まとめ

タイヤは車のパーツの中でも、唯一地面に接する重要なパーツです。軽視していると、事故などの大きなトラブルに遭遇してしまう可能性もありますし、「今までパンクなんかしたことないし、大丈夫だろう」と思っていると実際にトラブルに遭遇した際、パニックになってしまう可能性もあります。

しっかりとパンクしたらどうすればよいのか、テンパータイヤにどうやって履き替えたりすれば良いのかを知っておけば、万が一の場合でも冷静に対処することが出来ます。あなたの安全や周りのドライバーへの安全のためにも、しっかりとタイヤがパンクした際の対応方法と交換方法を覚えておくようにしましょう!!