「初めてのハーレーで乗りやすい車種はどれなんだろう」 「初心者には新車と中古車どっちがいいんだろう」 「中古車の価格は魅力だけど故障やトラブルが心配」 「やっぱりハーレーを買うなら正規ディラーが安心なんだろうか」 こうした様々な不安や疑問があると思います。 例えば、ハーレーといえば高額なイメージがある通り、新車価格では250〜300万円のバイクが当たり前に並んでいます。また、表示価格と乗り出し価格が異なる場合も多く、予想外の出費になることもあります。どの車種にしようか、どこのショップで購入しようか迷ってしまいますよね。 また、費用を抑えて中古バイクでハーレーデビューを検討される方は、購入後の故障が心配だったり、結局、整備や修理費用で新車並みの費用がかかってしまう場合もあるため、車両選びが難しくて困っていると思います。 では、ハーレーの購入で失敗しないためには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか? 重要なポイントは、

  1. 車両の選び方(車種、新車or中古車)
  2. 中古車の場合は車両チェックの方法
  3. 信頼できるバイクショップ選び
  4. 契約時の注意点
この4つになります。 今回はハーレー初心者の方でもわかるように、こうした購入前の不安を解消する方法を詳しくご紹介していきますので、ぜひ最後まで目をとしていただき理想のハーレーライフをスタートさせましょう!
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1. 初心者必見!後悔しないハーレーの選び方

1-1. ハーレの車種選び

ハーレーは毎年NEWモデルがリリースされているため、年式やモデルを選ぶにはコツがあります。まずは車種選びのポイントについて紹介していきます。

① まずはハーレーディーラーに足を運んでみる

全国各地にハーレーのディーラーショップがあります。ディーラーに行けば最新モデルはもちろん、中古車両もそろっていますので、車種選びには最適です。 下見だけでも大丈夫ですので気軽に足を運んでみましょう。ショップスタッフとの会話も車種選びの参考になりますし、なにより実際に車両を目にすれば購入後のハーレーライフがイメージしやすくなるでしょう。

② ネットや雑誌で情報収集

ディーラーでいくつか気に入ったモデルを見つけたら、購入前に情報収拾をしましょう。 また、いきなりディーラーに行くことをためらう場合には、まずはネットや雑誌などから情報収拾してみるといいでしょう。

③ ディーラー以外のハーレーショップも見学

中古のハーレーであればディーラー以外でも取り扱いがあります。大型バイクショップやハーレーカスタム専門のショップなどでも多くのモデルに触れることができます。 特にカスタムされたハーレーに興味がある場合には、カスタムショップがおすすめです。ディーラーでもカスタムの相談は可能ですが、正規ディーラーでは法定外のマフラーやパーツの取り付けを行うことはできないからです。 例えば、スポーツマフラーなどサーキット走行に適したマフラーを取り付ける場合には、カスタムショップが頼りになるケースが多くあります。

④ 新車・中古車の両方からほしいバイクを探す

新車を選ぶとしたらコレ、中古を買うとしたらコレ、という具合に選択肢を徐々に絞って行きます。新車と中古車の両方を確認して、価格、保証、維持費などを比較がしましょう。

1-2. ハーレーに試乗・レンタル

ハーレーディーラーでは『試乗車』が用意されています。ヘルメットやグローブ、ジャケットの用意がなくてもお店が貸してくれますので、大型免許さえあれば何台でも試乗することができます。 その他、ハーレーは全国で『試乗会』も展開しています。こちらは、まだ免許がない人でもハーレー体験をすることができますので、教習所に通いながらハーレー探しも同時に進めていきましょう。 また、試乗車や試乗会で触れることのできる時間は短時間ですので、1日レンタルしてじっくり確かめることもできます。

ハーレー1日レンタル費用(ハーレーダビッドソン認定レンタルバイク)

貸出区分 4時間 8時間 24時間 以降24時間毎 延長1時間毎
P-4クラス ¥11,200 ¥12,400 ¥15,500 ¥10,800 ¥1,600
P-5クラス ¥13,400 ¥14,900 ¥18,600 ¥13,000 ¥2,100
P-6クラス ¥15,600 ¥17,300 ¥21,600 ¥15,200 ¥2,100
P-7クラス ¥18,600 ¥20,600 ¥25,800 ¥18,000 ¥2,600
P-8クラス ¥21,500 ¥23,900 ¥29,900 ¥20,900 ¥3,100
引用:Harley-Davidson
P-4クラス ストリート(ストリート750、ストリート ロッド)
P-5クラス スポーツスター(アイアン883、スーパーローXL883L、フォーティーエイト
P-6クラス スポーツスター(ロードスター) ソフテイル(ストリート ボブ)
P7クラス ダイナ(ローライダー) ソフテイル(スポーツグライド、ソフテイルスリム、ファットボーイ、ブレイクアウト、ヘリテイジクラシック、ローライダー)
P8クラス ツーリング(ウルトラリミテッド、ストリートグライド、ウトリートグライドスペシャル、ロードキング、ロードキングスペシャル)
バイク車両以外にもヘルメットやグローブのレンタルや車両保険への加入も可能となっていますので、気軽に相談してみましょう。 また、ハーレディーラー以外にも全国のバイクショップでレンタルを行なっています。ハーレー選びの際にはレンタル実施の有無も確認してみるといいでしょう。

1-3. ハーレーを購入するバイクショップの選び方

いろいろなお店を見て行く中で、相性のいいショップがきっと見つかるはずです。あるいは、ほしいバイクを取り扱いお店にたどり着くでしょう。 バイク選びもさることながら、ショップ選びもとても重要なポイントです。なぜなら、今後のメンテナンスやカスタムでもお付き合いが続くからです。また、ショップ主催のツーリングやイベントなども開催されていますので、ハーレーライフの楽しみ方の幅が広がります。

2. ハーレー購入価格の注意点

ハーレー選びの際には、「車両価格」と「乗り出し価格」の違いに注意しましょう。 乗り出し価格とは、本体価格とは別に発生する金額を合算した価格です。新車の場合と中古車の場合の乗り出し価格について解説します。

2-1. 新車の乗り出し価格

新車購入の場合は、販売手数料、法定手数料などの諸費用が本体価格に加算されます。新車として、メーカーからショップに届くバイクは、バッテリー取り付け、各部品の締め付け、そのほか作動確認など整備作業もあります。また公道を走らせるためにはナンバーが必要で、それにかかる登録手続きなども必要になります。自動車重量税、自賠責保険、など最低限の諸経費はかかるものと認識しておきましょう。 ただし、車検の必要がないためその分の費用はかかりません。乗り出しから3年間は車検なしで乗れる安心感はあります。

2-2. 中古車の乗り出し価格

一方、中古車の乗り出し価格は、本体価格に思っていた以上に費用が上乗せになることがあります。その大きな理由の一つに車検の有無があります。 車検に通すために、場合によっては多くの交換パーツも必要になることもあります。

2-3.  ハーレーの乗り出し価格の目安:車両価格+1割

例えば、150万円のスポーツスターを購入するとしたら、おおよそ次のような予算イメージになります。
  • 車両価格:150万円
  • 納車整備料:2〜3万円
  • 登録代行手数料:2〜3万円
  • 自動車重量税:5,700円
  • 自賠責保険料:18,020円(36ヶ月)
諸費用合計は約7万円〜となります。車検に必要なパーツ代や整備費はここからさらに加算されることになります。

2-4. バイク購入時に必要な契約書類は?

購入するハーレーが決まったら次の必要書類を準備しましょう。
  • 住民票1通
  • 印鑑
  • 口座番号が確認できるもの
[su_note note_color="#f3fcfe" text_color="#212121" radius="11"]また、バイク購入後にかかる税金については、「ハーレーを手に入れた時にかかる税金|納税額と支払いのタイミングまとめ」で詳しくご紹介していますので、こちらもご確認ください。[/su_note]
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3. 中古ハーレーを購入する際の注意点について

中古車を購入するときには、前オーナーの使用状況や経年劣化に注意する必要があります。特に、経年劣化はどの車両にも見られるため、修理や交換が必要になりますので注意しましょう。 中古車を購入するときには、次の10個のポイントを確認しましょう。

3-1. キズ

キズは中古車にはつきものですが、どのような部分にキズがついているのか?直せそうなキズなのか?許せる範囲のキズであるのか確認しましょう。 タンク、フェンダー、車体の底側、立ちごけキズなどなど、多くのキズが中古車にはあります。

3-2. ブレーキ周り

ブレーキは消耗品ですので、いつかは交換しなければなりません。ディスクローター、プレーキパッドなど交換パーツの費用や工賃も発生します。

3-3. フロントフォーク

よくあるのはシール部からのオイル漏れです。事故車であれば歪んでいることもあります。また左右の硬さが違うとなれば、毎回のコーナーで違和感も感じるでしょう。乗り心地や走りを大きく左右するパーツのため、シールやフォークオイルの交換は視野にいれておきましょう。

3-4. スイングアーム

スイングアームに大きな傷やダメージがある場合、交換費用や工賃というのはどうしても高額になってしまいます。修理してまで乗りたい車両かどうかも見極めが必要です。

3-5. タンク外側のキズ・内側のサビ

純正ペイントでない場合など、派手に転倒したときに凹んだ傷をパテなどで修正した可能性があります。純正ペイントであっても、気になるキズがある場合には修正ペイントの費用も検討しなくてはなりません。 また、タンク内側にも注意が必要です。特に、タンク内にサビがある場合には修理、または交換をおすすめします。

3-6. 灯火類

例えば、ヘッドライト、テールランプ、ウィンカー全てが点灯していたとしても、ナンバー灯が点灯していなければ整備不良の対象です。 また車検に適合しているかどうかも重要なポイントです。車検と通すには、適合パーツの取り付けが必要となります。

3-7. ドライブベルト

ハーレーのドライブベルトは非常に頑丈にできているとは言え、消耗品でもあります。欠け、ひび割れ、穴などがある場合には交換が必要です。 ハーレーのベルト交換となる基準は設けられていません。10万キロ走っても切れないこともあれば、砂利を挟んだことで突然切れてしまうケースもありますので、車両の状況に合わせた整備が必要です。

3-8. タイヤ

タイヤも消耗パーツの一つです。ブレイクアウトなどに見られるワイドタイヤなど、種類によっては交換も安くはありません。タイヤの減り具合をみて交換の必要性を判断しましょう。

3-9. エンジン

エンジンはとても重要な部分です。オイル漏れや異音がある場合はバイクが走行できなくなってしまったり、場合によってはオーバーホール、つまりエンジンをバラして内部にこべりついたカーボンを取り除いたりするエンジン内大掃除など大掛かりな修理となれば費用も上乗せとなってしまいます。

3-10. カスタムパーツ

中古車両におけるカスタムパーツは、車検非対応の場合もあります。車検に通す際には適合パーツを取り付ける必要があるため、その分パーツ代と交換工賃も発生することになります。 車検に適合しているか否か、ショップの方にしっかりと事前確認をとっておきましょう。

初めてのバイクにハーレーを選ぶ方法まとめ

初めてのバイクがハーレーとなれば、車両選びは慎重になると思います。後悔しないためには、今回お伝えしてきたポイントに注意するようにしましょう。 まずは乗りたい車種を選ぶこと、そして信頼できるショップを見つけることです。ショップの良し悪しはネット上の評判だけではなく、実際に足を運んでショップ店員との相性だったり、対応だったりを直接見極めることがポイントです。 また、中古車を購入する際には価格だけではなく、乗り出した後のトラブルを避けるためにもお伝えしてきたような10個の確認ポイントに注意しましょう。 理想のハーレーライフを始めるためにも、まずはお近くのハーレーショップを探してみましょう。]]>

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