自宅で洗車したいけど、どのように洗えばいいの?という方も多いはず。この記事では、自宅で洗車をするために必要な流れと注意点をまとめてご紹介します。
これを読めばあなたも自宅洗車マスターになれますよ!
1. 自宅で洗車をする場合のおすすめ手順とは
では、自宅で洗車をするときにどのような順番で洗っていけばいいのでしょうか。おすすめの流れをご紹介していきます。
- タイヤ・ホイールを洗う
- ボディーにまんべんなく水をかける
- ボディーを洗う
- ボディーに残った水分を拭きとる
- ホイールに残った水分を拭きとる
上記の流れが効率よく洗えます。
自宅での手洗い洗車で失敗しがちなこと
自宅で手洗い洗車をする際にありがちなのが「思いのほか時間がかかってしまいボディにウォータースポットなどの落としにくいシミがついてしまう」ことです。
コンパクトカーならまだ楽ですが、ミニバンのような大きな車に乗っていると手洗い洗車もかなりの重労働になり、一日がかりの大作業になってしまいます。
シミを作らないようにするためにはパネル一つを洗ったらその都度吹き上げるように工夫しましょう。
自宅で洗車するメリットとデメリット
メリット
自宅で車を洗う最大のメリットは「自分の納得いく仕上がりまで拘って洗える」ということです。ガソリンスタンドやカーショップで洗ってもらうのは非常に楽ですが、人によっては仕上がりがまちまちで、不満が残ってしまう場合があります。その都度注文することもできますが、そこには限界がありますよね。
設備が整ったコイン洗車場で洗うこともできますが、混んでいると気を使ってしまったりしてしまいがちです。そうなると納得できる仕上がりまでできないかもしれません。
そういったことにならない自宅での洗車は良いものですね。
デメリット
次にデメリットは「洗車用品や道具を買い揃えるのが面倒」ということです。大きい車だと屋根に手が届くように脚立や長いホースを買ったり、洗うための道具一式を買うことになります。
こういったことが手間にもなりますし、保管する場所の確保も必要になります。こういったところがクリアできれば自宅での洗車も快適になると思います。
自宅で洗車する場合は順番が重要!
①カーシャンプーを用意する
まずはカーシャンプーでモコモコの泡を作って準備しましょう。
モコモコ泡のつくり方ですが、まずはバケツにカーシャンプーの原液を入れます。カーシャンプ溶かす感覚でバケツ横から水を注ぎ、シャンプーと水をなじませていきます。その後、最大の水圧でシャワーします。同じ所ばかりではなく、バケツ全体をシャワーノズルを回しながら泡立てます。これで完成です。
洗車する場合は、スポンジに大量に泡を含ませてボディに垂らして洗います。コレだけ泡立つと、ボディの上を軽い力でスポンジを滑らすこと出来ます。つまり、ボディにキズを付けにくくなります。
②タイヤ・ホイールを洗う
まずはじめにタイヤとホイールを洗いましょう。ボディを先に洗ってしまうと、ホイールやタイヤの汚れが飛んでしまい、二度手間になってしまうからです。
③ボディーにまんべんなく水をかける
タイヤ、ホイールの次にボディの洗車になりますが、まずはたっぷりの水をかけましょう。
これには2つの理由があります。まず、ボディーが熱い状態だと水が蒸発しやすく、ウォータースポット(水垢)になってしまうため、ボディーを冷やす目的があります。
2つ目に、ボディーには砂や虫が付いていたりするため、そのまま洗車をするとボディーに傷をつける原因になります。そのため、こうした汚れを先に洗い流すことが洗車のコツです。
④ボディーを洗う
ボディーを洗う時に必ず守りたいのが「上から洗う」ということです。オススメの洗い方は、屋根→側面→背面→側面→前面です。屋根の次は厳密にはどこから洗い始めても構いません。基本的に「時計回り」か「反時計回り」に洗えば効率的に洗えます。
⑤ボディーに残った水分を拭きとる
ボディの洗車が一通り終わったら水分を拭きとりましょう。
拭きとる順番ですが、これも洗うときと同じで「ボディの上から」水分を拭きとることが重要です。水を上から下に落とせば効率的に拭けますね。その際は、屋根・ボンネット・ドアといったように「1つのパネルごとに拭く」とキレイに仕上がります。
さらに水分を拭きとる方向にも気をつけると仕上がりが良くなります。なぜなら、どんなに気をつけていてもタオルなどの磨き傷(スクラッチ)ができてしまうからです。この小傷を目立たなくするためには一定方向に拭くことを心掛けましょう。そうすれば小傷は目立ちにくくなります。
この時に決してやってはいけないことは「丸を描くように拭く」ことです。円形になった傷の群れが出来上がり小傷が目立ってしまい、ボディーの光沢が失われてしまいますので注意してください。
水分を拭き上げる時にあると便利な洗車グッズは「ブロワー」です。エアーで水分を飛ばせば拭く量が減るので傷がさらにつきにくくなります。
⑥ホイールに残った水分を拭きとる
ボディを拭き終わってこれで終わり!としたいところですが、ホイールに残った水を拭きとることを忘れないようにしましょう。
せっかくボディがきれいでもホイールに拭き残しや水の跡があったりしたらきれいなボディが映えなくなります。まさに「おしゃれは足元から」なのでホイールまで丁寧に仕上げましょう。
まとめ
以上が自宅で洗車をする流れになります。洗車って意外と大変!って思った人も多いでしょう。手間がかかるぶん、きれいになった愛車を見ることができる楽しみができます。愛車に対する愛着も高まります。
ぜひ一度、愛車と触れ合って洗車を楽しんでみてください!