キャンピングカーを洗車する際に美しさを保つためにかけるワックス。実はキャンピングカー洗車後のワックスが、バーコード汚れのなどの水垢汚れの原因の一つになることをご存知でしょうか。
この記事では、洗車後のワックスが、何故水垢の原因、デメリット、ワックスをかけずにキャンピングカーのツヤや光沢を維持する方法などをご紹介させて頂きます。
キャンピングカーをお持ちの方でバーコード汚れに悩んでいるという方は、是非最後までチェックしてみて下さいね。
1. キャンピングカー洗車後のワックスは危険?!実はバーコード(水垢)の原因になる!
キャンピングカーを持っている方であれば、誰もが悩みどころの一つであるバーコード(水垢)汚れ。気付いたらボディについている気になる汚れです。
このバーコード汚れは実は洗車後のワックスがけによるものだということをご存知ですか?
キャンピングカーに塗ったワックスは劣化すると、バーコード汚れの原因になる
ワックスは車に塗って一定期間が経過すると、劣化してしまいます。早い部分は塗って1週間程度で劣化が始まってしまいます。
実はそのワックスの劣化こそがバーコード汚れの原因の一つなのです。本来であれば車のツヤと輝きを保つために塗ったワックスは、油性の成分です。
劣化してしまうと、ワックスが水と共に流れ落ち、黒いバーコード汚れに変わってしまうという訳なのです。
油性の汚れというのは、マジックをイメージしてもらうと分かると思いますが、簡単に落とせるような汚れはないのです。そのため、バーコード汚れは厄介な汚れになってしまうという訳なのです。
2. キャンピングカー洗車後のワックス塗りは大変&危険
ワックスは先ほど紹介した通り、バーコード汚れに原因になってしまうことはご理解頂けたかと思います。しかし、ワックスがけをするのも決して簡単な作業ではありません。
キャンピングカーは当然ながら通常の車よりも遥かにサイズが大きく、カーシャンプーなどで洗車した後に、ワックス塗りを行うのにも一苦労と言えます。
脚立を上手く使ったりしなければ、上の方はほとんど洗車することは出来ないですからね。もちろん高所での作業になりますから、危険も伴います。
そんな苦労と危険を伴って作業したにも関わらず、結局ワックスがバーコード汚れになってしまうというのは、何とも悲しいものです。折角の苦労が水の泡とはまさにこのこと・・・。
3. そもそもキャンピングカーの洗車後にワックスを塗る理由とは?
そもそもキャンピングカーに限った話ではありませんが、何故車やキャンピングカーに当たり前のようにワックスを塗るのでしょうか。
キャンピングカーに洗車後ワックスをかける理由は主に2つです。
- ボディの艶や輝きを作る、保つ
- 塗装面を保護し、雨や紫外線などから守る役割を果たす
これがワックスを塗る理由です。確かに誰であっても大金を叩いて買ったキャンピングカーを美しい姿を保ち続けたいと考えるのは当然のことです。
ワックスを塗って車を美しく保ちたいという考えが、先述の通り、車の汚れを引き起こしてしまう原因になってしまっています。
「そうなのであれば、ワックスを使わずにキャンピングカーの美しさを保つためにはどうすれば良いのか?」と考える方も多いと思います。
次の項目では、キャンピングカーにワックスを塗らずに車の美しさを保つ方法を紹介していきましょう。
4. キャンピングカーのツヤ・光沢を綺麗に維持するためにおすすめの方法
先述の通り、ワックスでは、キャンピングカーの美しさや光沢を保つことは難しく、むしろその劣化が、バーコード汚れの原因になってしまうことがご理解頂けたのではないでしょうか。
ワックスをかけずにキャンピングカーのツヤや光沢を新車のように維持したい・・・そうするためにはどのようにすれば良いのでしょうか?その方法は、
- キャンピングカーにガラスコーティングを施工する
これが最も良い方法です。「ガラスコーティング」という言葉を何だか聞き慣れない言葉だと感じる方もいるかもしれませんので、簡単に説明していきましょう。
4-1. ガラスコーティングとは?
ガラスコーティングとは、100%ガラス成分の保護膜によるコーティングのことを指します。
通常の車に対するコーティングは、ポリマーコーティングが一般的ですが、フッ素成分のポリマーコーティングと比べると対紫外線や耐熱性、ボディを汚れや傷から保護する性能はポリマーコーティングより遥かに優れています。
稀にガラスコーティングと謳って、ガラス成分100パーセントではないコーティングのものもあるので注意が必要です。
4-2. ガラスコーティングのメリットとは?
- 効果は3〜5年ほど続く
- 硬度がより硬いタイプのものであれば、傷からボディを守る効果がより高くなる
- 基本的に水洗いの洗車のみで、ある程度の汚れを落とすことが出来る。つまり、メンテナンスが遥かに楽になる。
これらがガラスコーティングのメリットとなります。通常のポリマーコーティングであれば効果は早ければ数ヶ月程度で薄れてしまうケースがありますが、ガラスコーティングはその効果は3~5年ほど持続します(場合によっては1年に1度程度のメンテナンスが必要となる場合があります)。
より長い期間、車を保護したいという方にはピッタリな施工ですし、ポリマーコーティングのように短期間で効果が薄れてしまうのであれば、折角大金を払ってコーティングを施工しても、無意味なものになってしまいます。
ガラスコーティングであれば、定期的なメンテナンスを行ってさえいれば、3〜5年はコーティングの効果を十分に得ることが出来るでしょう。
また、ガラスコーティングの成分は100%ガラス成分です。そのため、ガラスコーティングの硬度をより硬いもので施工をすれば、ボディの傷もある程度であれば防ぐことが出来るということになります。
そしてキャンピングカーにとって最大のメリットとは、基本的なお手入れは水洗いの洗車のみで良いということです。
ガラスコーティングを施工すれば、ほとんどの汚れは水洗いの洗車のみで落とすことが出来るため、これまで苦労してきたカーシャンプーによる洗車やワックスがけ等が不要になります。
このようにガラスコーティングには3つのメリットがあり、特にガラスコーティングを行うことでお手入れが大幅に楽になるというキャンピングカーには大きなメリットがあるのです。
ガラスコーティングは基本的にはDIYで行うことは極めて困難なため、専門業者等に依頼することになります。そのため、金額的には効果な施工にはなってしまいますが、その分だけ高い効果が期待出来るコーティングとなります。
5. まとめ
以上、「キャンピングカー洗車後のワックスが汚れの原因?!ツヤと光沢にはコレがおすすめ!」をお送りさせて頂きましたが、如何でしたか?
ワックスも短期的な目で見れば、一時的にツヤと輝きを生み出すことの出来るアイテムですが、長期的な目で見るとバーコード汚れ等の原因になってしまったりと、デメリットの多いアイテムです。
また、キャンピングカーは非常に大きいためDIYでのワックスがけも非常に時間を要しますし、高所での作業も必要になるため危険が伴います。
専門業者に依頼した場合は費用はかかるかもしれませんが、長期的な目で考えれば、ガラスコーティングの方が期待出来る効果やメンテナンスの手軽さなど、大いにメリットがあります。
キャンピングカーの洗車等の負担を減らし、ツヤと光沢を保ちたいと考えている方は、是非ガラスコーティングを検討してみて下さいね。