アストンマーチンは英国のスポーツカーブランドです。映画『007』シリーズでは、主役のジェームズ・ボンドのアイコンとして長年アストンマーチンが起用されてきました。
アストンマーチンのエレガントで高級感のあるテイストが織り込まれた家具が、イタリアの有名家具メーカー『フォルミタリア』からリリースされています。
アストンマーチンの洗練された世界観が細部にわたり表現されているだけでなく、その品質の高さも注目を浴びています。
自宅やオフィス、あるいは別荘地など特別な場所にほしくなる優美な雰囲気。アストンマーチンの美しい家具の数々をご覧ください。
1. イタリア高級家具ブランド『Formiatalia(フォルミタリア)』とは
フォルミタリアは日本ではほとんど知られていないかもしれませんが、実はかなりのブランド力をもった家具メーカーです。アストンマーチンだけでなく、メルセデスベンツやランボルギーニの家具を手がけるメーカーで世界最大の家具エキスポ『Salone del Mobile.Milan(ミラノ・サローネ)』では注目を浴びるほどのトップブランドの一つです。
1968年、グラジアーノ・オベッリがフィレンツェに会社を設立して以来、着々と家具業界でその地位を高めていきました。
1980年代に入り、パオロ・グッチにインスパイアされ最高級の革、ファブリックを起用したラグジュアリーでファッショナブルな家具へと洗練されていきました。
その後アートとのコラボレーション作品、従来のテイストと異なるデザインブランドの立ち上げ、オフィス、ホーム、キッチンなど幅広い作品を経て、2011年、ついにアストンマーチンのコレクションを発表しました。
伝統的な家具作りからはじまり、ファッション、アート、そしてオート業界のもちあわせる洗練された作品を排出する、イタリアを代表する注目のハイブランドへと成長しました。
2. アストンマーチン家具のデザイン&配置レイアウト例
まずは、アストンマーチン家具の世界観がどんなものなのか、具体的にイメージするために動画をご覧ください。オフィス、別荘、また自宅でのレイアウトの参考になるようなレイアウトが組まれています。
2-1. ミラノサローネ国際家具見本市での展示ギャラリー
ソファーやコーヒーテーブルはもちろん、ホームファッションとしてのベッドや照明まで部屋全体をアストンマーチン家具でアレンジされています。
上質な家具としてのオーラや佇まいのバランスが絶妙に設計されているため、大げさな主張をせずして、エレガントにアストンマーチンのコンセプトが漂うデザインに仕上がっています。
2-3. ソファ:Aston Martin Furniture at Living Room
レザーのマガジンラックが一緒になったソファデザインです。シャンパンゴールドのフレームに至高のファブリック素材が静かに存在感を解き放ちます。
クッションの隅に身をひそめるようにアストンマーチンのロゴが施されています。
2-4. チェア:Aston Martin Furniture at Office Room
4本の足が一本のらいから地面に向かって伸びるような設計になっています。無駄のない美しい線が描かれることで、軽さも表現されているよう感じさせられます。
2-5. テーブル:Aston Martin Furniture Design for Table
骨組みを見せたデザインは、クルマの工学的な要素が織り込まれ、スピードをも感じさせます。軽量化された佇まいでありながら、ずっしりと安定感のあるテーブルに仕上がっています。
2-6. テレビキャビネット:Aston Martin TV Cabinet
正面からは、まるでウッドパネルを思わせる表情です。脚の部分が特徴的で設置面はウッドの二辺のみです。宙に浮いたようなフォルムがエアリーで重さを感じさせません。
2-7. ドレッサー:Aston Martin Furniture Dresser
その他、キャビネットなどと同様に、トップ部分が共通の形状で統一感があります。アストンマーチンの世界観は、それぞれの家具が配置され調和することで演出されます。部屋のレイアウト考える上で必要なものはアストンマーチンの家具で合わせることで空間のテーマにブレがなくなります。
2-8. コーヒーテーブル:Aston Martin Coffee Table
全体的に、線で描かれている作品と言えるでしょう。このコーヒーテーブルもその一つです。表面積はあるものの、体積が少なく空間が生まれるデザインになっています。ランプ台として使用することもできます。
2-9. ベッド:Aston Martin Furniture for Bed Room
アストンマーチンのグリルを彷彿とさせるベッドです。ローポジションで広々とし、睡眠環境を妨げないシンプルなベッドです。
3. アストンマーチン家具をオーダーするには?
それぞれ家具は、受注ベースで制作されます。ミラノサローネなど見本市で担当者と知り合いになれば直に相談することもできます。
日本国内では、『フォルミタリア・ラグジュアリー・グループFORMITALIA LUXURY GROUP』の日本代理店が総合窓口として家具の相談に応じています。
4. オフィス / 社長室 / コンテナハウスのトータル・ルームデザインの依頼も可能
フォルミタリアの家具を日本で注文することができるのはもちろん、家具のカスタマイズや社長室や役員室、別荘ガレージなどルームデザイン製作の相談もできます。
上質な空間を生み出すには、バランスの良いサイズ感、物と物、物と人との絶妙な距離感、そして配色の感性など高いセンスが要求されます。
オーナーの要望をヒアリングし理想のお部屋に仕上げるため細部に渡り作り込みを行なっていきます。
4-1. アストンマーチン家具のお問い合わせ窓口
- フォルミタリア・ラグジュアリー・グループ日本支社
- チーフデザイナー:YO MORISHITA
- 電話:090-8930-5146
- Email: yo@formitalia.it
さらにアストンマーチン家具について知りたい場合は上記の窓口でご相談ください。アストンマーチン専用のガレージに家具を配置したい、オフィスをイタリア家具で彩りたい際には寸法や予算などの相談も可能です。
アストンマーチンの世界観をライフスタイルに
エレガントな紳士であることは、特別なことでもあります。誰でもジェームス・ボンドになれるわけではありません。
ボンドカーがボンドに与えられるように、アストンマーチンも選ばれるクルマであると同時に、ドライバーも風格に見合う人物でなければ受け付けてはくれないでしょう。
フォルミタリアは1960年代に伝統的な家具を製作する一会社でした。家具デザイナーの志の高さがついにはアストンマーチン、ランボルギーニなど世界的スーパーカーのコンセプト家具を手がける注目のトップファニチャーカンパニーへと成長を遂げました。
世界の一流と呼ばれる人たちの厳しい評価の目を数々クリアし、期待以上の作品を生み出せる唯一無二の家具デザインは、クルマのブランド価値を差し引いたとしても、人を魅了し虜にする力があります。
ラグジュアリーとは、生活の豊かさそのものです。ライフスタイルを極限まで高めるために取れる手段と知恵を結集して生み出されたものが、傑作と呼ばれる作品となり後世にまで語り継がれていきます。