シトロエンのディーラー車検費用が高い!安い民間車検を賢く利用する方法まとめ

スマートなフランスの車、シトロエンはおしゃれな人から長く愛されている輸入車です。そんなシトロエンに乗り始めたのは良いけれど「輸入車は車検費用などの維持費が凄くかかる…」なんて話も聞きます。

そんなシトロエンの車検費用について詳しくみていきましょう。

1. シトロエンディーラーの車検費用の相場はいくら?

シトロエンをディーラー車検に出すと、一体どれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。

ドイツやイギリスの車とも全く違うフランス車、ディーラー車検はどんな感じなのでしょうか。

1-1. 初回車検の費用相場

シトロエンの車検はいくらになるのか、シトロエンC3の例を見てみましょう。

車検の法定費用などの諸費用

重量税 32,800円
自賠責保険料 25,830円
印紙代 1,200円
車検代行費用 18,000円
小計 77,830円

車検整備費用

整備点検 45,000円
車検総合検査料 7,000円
整備 18,800円
小計 70,800円

法定費用と車検整備費用を合計すると税込160,520円となります。シトロエンディーラーでの初回車検は、16万円前後だと考えておくとよいでしょう。

1-2. 2回目(5年目)以降の費用相場

シトロエンの2回目(5年目)以降の車検の費用はいくらになるのか、初回車検と同様にシトロエンC3の例を見てみましょう。

車検の法定費用などの諸費用

重量税 32,800円
自賠責保険料 25,830円
印紙代 1,200円
車検代行費用 18,000円
小計 77,830円

車検整備費用

整備点検 45,000円
車検総合検査料 7,000円
エンジンオイル交換 14,000円
オイルエレメント交換 1,600円
冷却水交換 9,000円
バッテリー交換 53,900円
花粉フィルター交換 4,800円
ドライブベルト交換 4,800円
パーツクリーナー 1,200円
ショートパーツ 500円
ブレーキフルード 7,800円
車体下回り清掃 2,000円
小計 151,600円

法定費用と車検整備費用を合計すると税込247,784円となります。シトロエンディーラーでの2回目以降の車検は、25万円前後だと考えておくとよいでしょう。

また、シトロエンの2回目(5年目)、3回目(7年目)の車検の場合、走行距離によってはタイヤ交換が必要になる場合もあります。

シトロエンのタイヤは4本セットで10万円〜なので、車検の前にタイヤがすり減っていて車検に通らないなんてことになると、急遽タイヤ代金も追加されてしまうのです。

2. シトロエンのディーラー車検は高い?!オートバックス(民間車検)と費用を比較

「シトロエンのディーラー車検は高い」と言われますが、実際にオートバックスなどの民間車検との価格差はどれくらいあるのでしょうか。

車種ごとに比較してみましょう。

車種 シトロエンディーラー オートバックス(民間車検)
シトロエンC3 160,520円 60,300円
シトロエンC4 170,330円 10,8320円
シトロエンC5 180,320円 118,640円
シトロエンDS3 141,756円 99,830円

上記の価格はあくまで一例ですので、該当車であっても全ての車に当てはまるものではありません。同じシトロエンディーラーでも、地域や販売店によって金額の差が生じます。

また民間整備工場でも、場所や店舗によって価格差が出ます。

同車種のシトロエンでも3年目、5年目、7年目では車検費用も全く違いますし、走行距離や状態は人それぞれ違うため、車の状態によって車検費用は大きく上下します。車検を受ける際は、きちんと自車の見積もりを取ってもらうようにしましょう。

しかし、この表で価格だけを見てみても、民間車検と比べるとシトロエンディーラーは、およそ7〜10万ほど高いことがわかります。

国産車でもディーラーと民間車検では差がありますが、輸入車の場合はさらに大きな差が出ることがわかります。

3. シトロエンの車検費用が2回目(5年目)以降に高くなる理由

シトロエンのような輸入車は故障が多い、維持費が多いなどのイメージを持つ人が多いでしょうが、シトロエンは新車で購入しても5年を過ぎた頃から修理、交換する必要があるパーツが多く出てきます。

そのため、5年目以降からの車検代金は、一気に高くなってしまうのです。

3-1. 車検費用の内訳

シトロエンの車検費用は、大きく分けると以下の3つになります。

  • 法定費用
  • 車検整備費用
  • その他のメンテナンス費用

それぞれの項目について詳しく説明します。

・法定費用

車検時にかかってくる法定費用は、どこのお店で受けても必要です。

一般的に法定費用とは、自陪責保険料・重量税・印紙代のことです。

法定費用は、ディーラーで車検を受けても店舗で受けても値段は変わりません。また、法定費用は値引きされることはありません。

車検がクレジット決済可能であっても、法定費用に関しては現金払いでという店舗も多々あります。

法定費用の金額は、車のタイプや車の車両重量によって違ってきますので、車検証を見ながら店舗に確認してみましょう。

・車検整備費用

車検時には、シトロエンディーラーや民間車検、どこで受けても整備費用が必要です。整備費用は、24ヶ月点検整備・検査代・代行手数料などが含まれています。

これらを全て合算したものが車検代金となります。

・その他のメンテナンス費用

シトロエンに乗りつづけていると、メンテナンス費用もかかってきます。年数経過とともにパーツ交換が必要なものも出てくる上に、交換・修理の対象品目が増えてくるのです。

3-2. 5年目、7年目を迎えるシトロエンは部品の交換時期

シトロエンに乗りつづけて5年目(2回目)や7年目(3回目)の車検を迎える時は、車検時に交換が必要になる部品がたくさん出てきます。特に長くシトロエンに乗っている場合や走行距離が多い場合などは、3年目、5年目の車検では交換対象じゃなかったものも、交換しなければならないこともあります。

参考までに、シトロエンディーラーでのパーツ価格例をご紹介します。

ブレーキオイル交換(エア抜き作業含む) 3,000円
ブレーキオイル(J4 DOT4)*1L 1,800円
ワイパーブレード(00006423J4) 2,900円
ワイパーブレード(00006423J5) 2,200円
ワイパーブレード(1607383080) 1,500円
エンジンオイル(QUALTZ INEO 200L)*4.5L 9,675(@2,150)円
プラグガスケット(0000031338) 100円
オイルフィルター(00001109CK) 1,600円
バルブ(12V21/5W V91191421) 180円

また、シトロエンはメンテナンスプランがAプラン、Bプラン、Expressプランと3つあります。

CITROËN MAINTENANCE Aプラン

法定点検+シトロエン独自の点検整備 +推奨交換部品1~2アイテムの交換工賃をセット

CITROËN MAINTENANCE Bプラン

法定点検+シトロエン独自の点検整備 +推奨交換部品4~5アイテムの交換工賃をセット

CITROËN MAINTENANCE Expressプラン

Expressプランについてはシトロエン独自の「26項目の安全点検」が行われます。

専用故障診断機によるチェック

 

エンジンシステム

トランスミッションシステム

エアコンシステム

エアバッグシステム

ABSシステム

エンジン関連チェック エンジンオイル量

エンジンのかかり具合、異音

冷却水の量

ドライブベルトの磨耗・損傷

エアフィルターの汚れ

ブレーキ関連チェック ブレーキペダル踏みしろ

ブレーキフルード量、汚れ

パーキングブレーキの作動

ブレーキパッドの磨耗

タイヤ空気圧

タイヤの亀裂、損傷、異常、磨耗

ホイールの損傷

ハイドロサスペンションフルード量の点検

その他

 

バッテリー液量
バッテリー電圧

灯火装置、方向指示器の点灯、 点滅、汚れ、損傷

ウィンドウウォッシャータンク液量

ウィンドウウォッシャーの噴霧状態

ワイパーの拭き取り状態

花粉フィルターの汚れ

燃料ホース(エンジンルーム)

これらのメンテナンスをしてくれるのですが、パーツ代金が無料になるわけではありません。エンジンオイル代もしっかりかかりますので、その分車検代金に上乗せされます。

3-3. シトロエンは部品交換や修理費用、工賃が高い

シトロエンディーラーで車検を受けると、どうしても民間車検などと比べると工賃が高くなってしまいます。その主な理由は以下です。

・純正パーツを使う

シトロエンディーラーで部品交換をすると、必ず純正品を使って整備・修理します。

純正パーツはどうしても非純正パーツより費用が割高になってしまうので、車検代も高くなってしまうのです。

・すぐに交換が必要でないパーツも交換する

輸入車は全般不安定さが否めませんので、事前にパーツの交換をするように促されます。

シトロエンディーラーでも同様に、「次の車検まで安全に乗れるように」と予防を含めた整備を行うため、整備項目が多くなり、その分いますぐ交換する必要がないパーツでも交換対象にされてしまいます。

3-4. 実はディーラー車検は外注マージンがかかる

実は、シトロエンディーラーでの車検は、外注マージンがかかることがあります。

シトロエンディーラーによっては、車検のタイミングが数台重なったり、繁忙期の時期に重なったりすると、外部の整備工場に外注をしていることもあるのです。

輸入車ディーラーでは、きちんと外注専門の工場があり提携しているので発注することも多く、ユーザーにはその都度マージンがかかってしまうことになるのです。

4. シトロエンのディーラー車検と民間車検の違い

シトロエンの車をディーラー車検に出す場合と、民間車検に出す場合の違いを具体的にご説明します。

4-1. 車検費用の違い

車検をシトロエンディーラーに出すと、民間車検よりどうしても割高になってしまいます。車の状態によっては、10〜15万円もの差が出ることもあります。

「どうしても車検費用を節約したい」と思う場合は、シトロエンの正規ディーラーではなく、民間車検に出した方が節約出来るでしょう。

4-2. 車検内容(点検・整備内容)の違い

シトロエンだから、民間車検を利用が利用できないということもありませんし、車検は民間車検に出すという輸入車ユーザーも多くいます。

シトロエンディーラーで購入後、ディーラーの長期保証がある場合でも、費用面では民間車検の方が安いです。
ディーラーだから車検内容が丁寧、民間車検だから対応が雑ということもありませんし、感心できない対応をしてしまう整備士はディーラーの中にもいます。

まずは車検前は事前に見積もりを取って、どのパーツを交換するのかということも把握しておきましょう。

4-3. 信頼性の違い

シトロエンを購入するときは、営業との綿密な会話とともに、個人的信頼関係が出来ていることも重要です。

しかし、車の整備や車検に出すこと自体の信頼性でいえば、どこに出すかというよりも、配慮ある丁寧な整備士にめぐり合う事が重要になります。

口コミやレビューを参考にしながら「どの民間車検が好評価なのか」などを探して見ることもおすすめです。

5. シトロエンの車検を民間車検で受けるメリット・デメリット

「シトロエンの車検をディーラーで受けるとかなり高額になってしまうのがどうしても嫌だ」という人もいます。

そこで、シトロエンの車検を民間車検に通すメリット・デメリットをご紹介します。

5-1. メリット

・車検費用が安い

シトロエンの車検を民間車検で受ける一番のメリットは、「車検費用が安くなる」ということでしょう。

シトロエン中でもC5などになると、民間車検の場合、車検費用を半額ほどに抑えられる場合もあります。

・車検で不要なパーツ交換をされずに済む

車検時は「先々の安心のために」という名目で、緊急ではないパーツ交換をされてしまうことも多々あります。

その分余計な出費になります。

しかし民間車検に出せば、緊急ではない不要なパーツ交換をされることはまずありません。

5-2. デメリット

・代車の手配がないことがある

シトロエンを民間車検に出した場合、車検が重なると代車の用意が出来ないこともあります。どうしても車が必要な人は、前もって代車の準備が出来るかどうか確認しておきましょう。

・輸入車は割増料金のことがある

民間車検では、輸入車の車検を引き受けるけれども、割増料金になってしまう店舗も多いです。

店舗によって価格も対応も違いますので、事前に確認しておきましょう。

6. シトロエンディーラーの車検費用が高い!困った時の民間車検の選び方

シトロエンディーラーでの車検費用の見積もりが高かった時「車検にそんなに高いお金を出したくない!」と思いますよね。

そこで、民間車検にはどんな種類があるのか、また民間車検でシトロエンの車検を受けるとどのくらいの金額になるのかをご紹介します。

6-1. 民間車検の種類

1995年以降は、車検に関する制度が変わったため、車検を受けられる店舗が増えてきました。

いわゆる民間車検と呼ばれる店舗は、どんな種類があるのかをご紹介します。

・オートバックスなどのカー用品店

シトロエンなどの輸入車も、オートバックスなどカー用品専門店で車検を受けることが出来ます。カー用品店での車検は、比較的安価で受けることが出来ますが、イエローハットは、店舗によっては、輸入車の車検は対象外のこともあります。事前に確認しておきましょう。

・ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでも、車検を受けることが出来る店舗が増えてきました。車検費用も比較的安価で受けることが出来ます。

ただし、輸入車は割増料金のことがありますので、事前に見積もりを取っておきましょう。

・民間整備工場

民間整備工場でも、シトロエンの車検を受けることが出来ます。民間整備工場の中でも「輸入車の車検歓迎」と掲げている店舗であれば、輸入車の車検実績も豊富です。

シトロエンの車検を多く取り扱っている民間整備工場があれば、手厚いケアを受けることが出来るでしょう。

・フランチャイズ店

アップル車検やホリデー車検などの全国にある車検のフランチャイズ店舗は、価格もサービスも統一されているので安心です。

ガソリンスタンドでの車検と同等価格であることが多いです。

6-1. 民間車検を選ぶ時のポイント

シトロエンを民間車検に出す場合、まず希望する店舗でシトロエンの車検を受け付けてくれるかどうかも確認しましょう。

  • シトロエンの車検の実績が多い
  • 輸入車、欧州車の実績が多い
  • 整備士でシトロエンに詳しい人がいる
  • シトロエンオーナーが経営している民間整備工場を選ぶ

これらのことを考慮しながら、民間車検を選ぶと良いでしょう。

7. シトロエンの車検費用を抑えるなら民間車検業者の選び方がポイント!

シトロエンをディーラー車検に出すか、民間車検に出すかについての色々な視点からの比較についてご紹介してきました。

憧れのシトロエンに乗りたいけれど、車検費用や維持費が高いということで敬遠している人も多いでしょう。

また、シトロエンユーザーになったけれど「車検費用は少しでも安く抑えたい」と思う人もいます。そんな人は、シトロエンの車検を民間車検に出すことも選択肢の1つです。ディーラーよりも上質な整備をしてくれる民間整備業者の整備士もいますので、まずはシトロエンの整備が可能な民間整備業者を探してみましょう。