重曹の激落ちくん 泡スプレー 400ml (重曹 + アルカリ電解水)

すぐに車のシートが汚れてしまったり、嫌な臭いがして困っていないでしょうか。

もし効果的な掃除方法をお探しなら、重曹を使った掃除がおすすめです。汚れを落とす効果はもちろんですが、消臭効果まであり、さらにたった200円程度で用意できるので、非常にコストパフォーマンスが高いからです。もちろん自宅にある重曹を使っていただいても構いません。

今回は、その重曹を使った効果的な掃除術について詳しくご紹介していきます。また、最近は重曹よりも便利な道具も登場していますので、こちらも一緒にお伝えしていきます。

今回の掃除術はどれもスーパーや薬局、ホームセンター、100円ショップなどの身近な場所で用意できるものを使っていますので、今すぐにでも愛車を綺麗にすることができるでしょう。

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1. 車のシート汚れに効果的な重曹とは

重曹とは炭酸水素ナトリウムもしくは重炭酸ソーダとも言われる白い粉のことです。以前からベーキングパウダーや炭酸飲料の食品添加物として使われたり、医薬品、入浴剤としても使われてきましたが、最近は万能な掃除道具として人気があります。

食品添加物と聞くと体に悪いイメージがしますが、基本的には体に無害な物質ですので、家庭内の掃除に重宝されています。1kgあたり300円程度で購入できる安さや、スーパーや薬局、100円ショップでも簡単に購入できることが人気の理由でもあります。

この重曹を使えば、車のシート汚れも費用をかけずに簡単に綺麗にすることができる優れものなのです。

2. 重曹を使って落とせる愛車のシート汚れの種類

重曹は弱アルカリ性なので、油汚れを分解したり、たんぱく質を溶かす働きがあります。そのため、次のような汚れに効果を発揮します。

  • 食べこぼしなどによる油シミ
  • 手垢、汗、血液汚れ
  • タバコのヤニ汚れ、黄ばみ
  • 車内の消臭

何がシート汚れの原因になっているのかわからないという方もいらっしゃると思いますが、日常的なシートの掃除道具として考えていただければ、どなたでも使っていただけるものです。

また、先ほどもお伝えした通り、重曹は非常に安く、車のシート以外にも家庭の掃除道具として活躍しますので、せっかく用意したけど無駄になってしまったと後悔することもないでしょう。

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3. 重曹が苦手なシート汚れとは

とても便利な重曹ですが苦手な汚れもあります。それは、時間が経ってこびりついている汚れやシートに染み込んでいる汚れです。このような重曹を使っても取り除けないような汚れや臭いの場合には、スチームクリーナーなどを使った強力な洗浄が必要になる場合があります。

まずはこれからお伝えする重曹を使った掃除方法を試していただき、どうしても取れない汚れには、スチームクリーナーなどを使った洗浄を考えてみましょう。その際は、「車のシート汚れをスチームクリーナーで根こそぎ洗浄する方法」が参考になりますので、こちらもチェックしてみてください。

それでは、具体的に重曹を使ったシートの掃除術をお伝えしていきます。とても簡単な方法ですし、わかりやすく手順をご紹介していきますので、初めての方でも安心して取り組んでいただけるようになっています。

ステップ1:道具の準備

まずは道具の準備からです。200円から用意することができます。

  • 重曹水
  • タオルや布
  • 手袋

まず、重曹水とは重曹を水に溶かしたものです。スプレータイプの市販品を利用してもいいですし、ご自分で作っていただいても構いません。自分で作る場合には、粉の重曹とスプレーボトルを用意しましょう。どちらも100円ショップでも購入できるものです。

水100mlに対して5g(小さじ1杯)の重曹を入れてよく振ってください。これだけで重曹水の完成です。

面倒だという場合には市販品も購入できますので、ホームセンターや薬局で探してみましょう。ただし、後からご紹介する消臭方法には、粉の重曹が役立ちますので、汚れだけではなく臭いが気になるという方の場合には、粉の重曹を用意した方がいいでしょう。

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タオルや布は拭き取るために使うものですので、自宅にあるもので構いません。古くなったTシャツなどを使ってもいいでしょう。また、肌の弱い方は掃除用の手袋を着用しましょう。手の油まで落ちてしまうので、手荒れの原因になってしいます。

ステップ2:窓やドアを開けて換気

車内で掃除をする時には、窓やドアを開けて十分に換気しながら作業を進めましょう。マスクを着用してもいいでしょう。

ステップ3:掃除機で掃除

いきなり重曹水を使う前に、まずはシートのホコリや砂などの汚れを掃除しましょう。ガソリンスタンドにある掃除機を使ってみるのもいいでしょう。

ステップ4:重曹水で拭く

重曹水をタオルや布にスプレーして含ませたら、シートを拭いていきましょう。ゴシゴシこするとシートを傷めてしまいますので、優しく拭き上げてください。

シミなどの汚れが気になる部分は、軽く叩きながら汚れを浮かび上がらせるようにしていきましょう。

シート全体の汚れが気になる場合には、シートにスプレーを吹きかけてから拭いてもいいでしょう。ただし、重曹水がシートの奥まで染み込まないように素早く作業することがポイントです。

ステップ5:換気・乾燥

掃除が終わったら、車内の換気と乾燥を十分に行なってください。シートが湿ったままだと臭いの原因にもなってしまいます。

5. 部分的なシート汚れを取り除く場合の便利な方法

シートの部分的な汚れをとるだけなら、重曹水を作らなくても粉のまま利用できる便利な掃除方法もご紹介します。

ステップ1:汚れを拭き取る

食べこぼしや飲みこぼしなど、汚れの原因となったものは綺麗に拭き取りましょう。

ステップ2:重曹をふりかける

掃除したい部分に重曹を粉のままふりかけましょう。

ステップ3:歯ブラシなどでこする

歯ブラシを使って、歯磨きをするように汚れを優しくこすっていきます。

ステップ4:重曹の処理

汚れが浮き上がってきたら、掃除機などを利用して重曹を吸い取りましょう。重曹には研磨作用もあるため、拭き取ると傷の原因になる場合がありますので注意してください。

ステップ5:拭き上げ

最後に、水に濡らして硬く絞ったタオルや雑巾などで拭き上げて仕上げます。

6. 重曹を使って車のシートを消臭する効果的な方法

車の臭いが気になるという場合には、これからご紹介する消臭方法も試してみましょう。

ステップ1:道具の準備

消臭目的で重曹を使う場合には、次の道具を用意しましょう。

  • 粉の重曹
  • 掃除機

掃除機に関しては、電源が確保できれば自宅で使っているものでも構いませんが、難しい場合はハンディタイプの掃除機を用意してください。

ステップ2:重曹をシートにふりかける

臭いの気になるシートに重曹をふりかけてください。座面全体を覆うようにしましょう。

ステップ3:一晩待機

シートに重曹をふりかけたら、そのまま一晩待機してください。その間に重曹が消臭してくれます。一晩待機しなくてはならないので、気になるシートは同時に掃除していきましょう。トランク内の消臭もできます。

ステップ4:掃除機で吸い取る

一晩明けたら掃除機で重曹を吸い取ってください。重曹は基本的には無害なものですが、しっかりと取り除いておきましょう。

7. 重曹を使ったシート掃除のデメリット

ここまでお伝えしてきた通り、重曹は安くて便利な掃除道具です。汚れを落とすだけでなく消臭効果もあるため、車のシート掃除にはぴったりです。

しかし、デメリットもあります。それは、白い粉が残ってしまうことです。重曹は水に溶けにくい性質があるため、乾燥すると白い粉になってしまうことがあります。

シート掃除をした後に白くなっている場合には、掃除機で吸い取ったり拭き取る作業が必要になることがあります。普段自分が座らないシートの掃除を行なった場合には、気をつけてチェックしてください。

8. セスキ炭酸ソーダもおすすめ

セスキ炭酸ソーダとは、重曹よりもアルカリ性の強い物質のことです。その洗浄効果は重曹と似ていますが、重曹では落とせなかった油ジミに効果的であったり、白い粉が残らないという特徴があります。

重曹の方が優れているのは、鍋の焦げ付きや、ゴシゴシ磨く必要がある汚れ落としです。そのほかの汚れ落としや消臭効果はどちらも似ていますので、車のシート汚れ落としだけで考えると、白い粉が残らないセスキ炭酸ソーダの方が便利でしょう。

その掃除方法は重曹の場合とほとんど同じです。重曹をセスキ炭酸ソーダに置き換えていただければ構いません。ただし、セスキ炭酸ソーダ水の作り方だけは異なるので注意してください。水500mlに対してセスキ炭酸ソーダ5g(小さじ1杯)を混ぜてください。
(重曹水は水100mlに対して重曹5gです。)

こちらもスーパーやホームセンター、薬局や100円ショップでも手に入りますので、一度探してみてはいかがでしょうか。

9. まとめ

重曹は価格も安く手軽に購入できる上に、洗浄力や消臭効果も高く、車のシート汚れの掃除にはおすすめです。

汚れ落としは重曹水を吹きかけて拭き取るだけですし、消臭なら粉のままふりかけるだけです。

また、最近は重曹と似ているセスキ炭酸ソーダも人気があります。シートの掃除だけであれば、こちらを利用するのがおすすめです。掃除をした後に白い粉が残る心配もないからです。

今回は、具体的な掃除方法もご紹介してきましたので、日常的な車内掃除に役立てていただき、気持ちのいい車内空間を維持していきましょう。

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