愛車が汚れてしまった! 自分の車を持つと、少しの汚れでも気になったりしますよね。すぐにでも洗ってあげたくなりますが、自分で全て洗車をしようとすると、色々な道具を購入しなければならないし、時間や技術も必要になります。その結果、汚いまま車に乗っている人が、多く存在します。
そこでおすすめしたいのは、今話した内容を全て自動で行ってくれる洗車機です。洗車機ならば、お金を投入すれば、水洗いから洗車液の噴射、コーティングや吹き上げまでが自動化されています。最後の水を払うくらいしか、人間がやることはありません。
これだけ便利な洗車機ですが、初めて使う人は怖くてなかなか使えない人が多いのです。今回この記事では、初心者でも簡単に洗車機を使えるよう、使い方をわかりやすく解説します。この記事をご覧になった後、必ずや臆することなく洗車機を使えること間違いありません。
1. 洗車機の使い方を知ろう!
洗車機を使うのに二の足を踏んでいる方は、単純に使い方を知らないため、使うのをためらっている人がほとんどです。実は使い方自体は非常に簡単なのですが、次に上げる注意点や、メリット・デメリットを理解していないと車体を傷つけることになりかねません。
この項目では、洗車機を使う前に覚えておかなければいけない、注意点とメリット・デメリットを解説します。
1-1. 洗車機を使うときの注意点
洗車機を使う時の注意点は、大きく分けて4点存在します。まずは下記の4点をご覧ください。
- 車の窓やドアを開けっ放しにしない
- エンジンは切っておく
- アンテナは収納しておく
- ワイパーを立てたままにしない
以上の4点が注意点になります。
まず1点目の「車の窓やドアを開けっ放しにしない」は、車内に水を侵入させないためです。車の中の機械には、水を被ると壊れてしまうものも多くあります。多少の水だなら良いのですが、洗車機から大量に流される水を受け止めてしまうと、確実に故障の原因と繋がります。
また、多少なら良いと思って窓を開けておいてしまうと、洗車機の水はかなり高圧なため、僅かな窓の隙間からでも勢いよく水が侵入してきます。そのため、洗車をする前は必ず窓やドアは閉めましょう。
2点目の「エンジンは切っておく」なのですが、これは誤操作防止のためです。夏場や冬場はエアコン等をつけておきたくなりますよね。しかし、エンジンを掛けておくことにより、誤って発進してしまうリスクがあるのです。
洗車機が動いている時は、大型のブラシ等の機械が常に動いております。誤って車を動かしてしまうと、車に傷がつくのは当然として、洗車機を壊す可能性もあります。そうなると、かなりの額を修理費として求められる可能性もあります。
3点目の「アンテナは収納しておく」なのですが、アンテナが壊れる可能性があるからです。脱着式のアンテナであれば、洗車の前にアンテナを外しておき、ボタン一つでアンテナを収納できるのであれば、忘れずに洗車前収納をしておきましょう。
アンテナは車の部品の中でも壊れやすい部類に入ります。洗車機の中ではかなりの力が加わるので、下手したらアンテナが真っ二つになる可能性もあります。ついうっかり忘れがちな部分になりますが、しっかりとアンテナはしまっておきましょう。
そして最後の4点目ですが、「ワイパーを立てたままにしない」しないことです。何故駄目なのか、もう言わなくても解ると思いますが、ワイパーが壊れてしまうからです。洗車の時、ワイパーを立てて洗車をする方がほとんどですが、洗車機ではそのようなことをしてしまうと、壊れる原因となります。
洗車機に入れる時は、ワイパーは下ろした状態で洗車機を使いましょう。
1-2. 洗車機を使うメリットとデメリット
洗車機にはメリットしかなさそうに見えますが、実は知られざるデメリットが存在するのです。デメリットを語る前に、まずはメリットについて解説をします。洗車機のメリットは何と言っても、殆どの工程が自動化できる点になります。
それは時短であったり、煩わしさの解決であったり、恩恵は人それぞれ違ってきます。
デメリットとしては「わずかに傷がつく可能性がある」ことです。傷の原因は様々ですが、殆どが車のボディーに残ったホコリや石が、十分に落とされずそのままブラシで行われるためです。
手洗いの場合は、しっかりと水で流してから洗車をしますが、洗車機の場合はそこが十分行われず、傷がつくケースが多く報告されております。
2. 洗車機の使い方
さて、ここからは本題の洗車機の使い方について解説をします。今回は、どの様な場所で行うかのケースごとに解説をします。
2-1. ガソリンスタンドのスタッフに頼む
これは一番簡単な方法になるのですが、ガソリンスタンドの店員に頼んでしますことです。ほとんどのガソリンスタンドで、洗車機が設置されており、セルフのスタンドでなければ、頼めばスタッフが自動洗車してくれます。
こちらが行うことと言えば、どの洗車コースにするのか選ぶだけでいいので、非常に楽ちんです。その代わり、人件費がかかっているのでその分洗車費用が高くなっていることが多いので、その点は気をつけておきましょう。
2-2. 一般的な自動洗車機
一般的な自動洗車機の場合は、洗車機本体化もしくは別の箇所に操作パネルが備え付けられております。基本的には、その操作パネルで全ての操作が完了できます。行うこと言えば、どの洗車コースにするのか、そして選んだ洗車コースの料金を払うだけです。
その後、車を所定の位置に移動させ、後は自動洗車機が全て工程終了するまで車内で待機するだけです。洗車が終わったら、後は車を移動して終了となります。
3. 洗車機の種類
洗車の仕方がわかったところで、洗車機にはどのような種類があるのか解説をします。それほど数は多くないので、洗車機それぞれの特徴を把握して、初めてでも焦ること無く洗車ができるようになりましょう。
3-1. 全自動洗車機
このタイプの洗車機は、備え付けの操作パネルで洗車コースを指定して、機械が水荒い、シャンプー、吹上まで自動に行ってくれるタイプの洗車機になります。終わったら車を移動して、残った水分を拭き取るだけで済むので、非常に簡単です。
全国のガソリンスタンド等に設置されているので、ガソリンを入れに行くついでに、一緒に洗ってしまうのも良いでしょう。
3-2. ドライブスルー洗車
先程の全自動洗車機と、操作方法はほぼ同じなのですが、このタイプの洗車機は、洗車が終わったらそのまま車で通り抜けすることができます。そのため、洗車が終わってバックしてはいけません。そのまま前進をして、吹上スペースで残った水分を取るようにしましょう。
3-3. 高圧洗車機
このタイプの洗車機は、専用の洗車場で広く設置されているものになります。今までのものとは違い、全自動ではなく、お金を投入してノズルから出てくる水を使って自分で洗車するタイプになります。
洗車のコースによっては、シャンプーやコーティングと言ったものができます。基本的には全部、人力でおこなうことになるので、全自動とは違い多少金額は安いのですが、手間が発生します。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか? 以上が今回の記事である「簡単にできる洗車機の使い方」になります。それでは、今回話した内容のおさらいをしましょう。
洗車機は特に、時間と手間を省きたい人におすすめな洗車方法になります。しかし、デメリットとしては、多少ボディーに傷がつく可能性があるということです。
そして洗車の方法は、本日話した4つの注意点を守り、操作パネルの支持に乗っ取り行えば、まず間違えることはありません。今回の記事を参考に、是非楽な洗車機を活用できるようになりましょう。