ボルボのディーラー車検費用が高い!安い民間車検を賢く利用する方法まとめ

VOLVOに乗っている人、VOLVOを購入しようかと検討している人の中では、車検などの維持費の高さを心配している人も多いでしょう。

時折「VOLVOの車検が40万かかった」という人もいますが、本当にそんなに車検代がかかるのなら、かなり大きな出費となってしまいます。

安心してVOLVOに乗り続けるために、できる限り車検費用を安く抑える方法、また車検にかかる具体的な価格を調査しました。

1. ディーラーの車検費用の相場は?

VOLVOをディーラーで車検に出した場合、実際に車検費用はどの程度かかるのでしょうか。

1-1. 初回車検の費用相場

車検は、ディーラー車検・民間車検に関わらず、自賠責保険料、重量税、印紙代などの法定費用は必ず必要です。車検の際には、2年分の自賠責保険料として25,830円を払い、印紙代、重量税も納付します。その他にも車検費用として法定24ヶ月点検料、保安確認検査料、車検代行手数料が別途必要です。

VOLVOの初回車検の費用の相場は、ディーラー車検の場合15〜18万円と思っておくと良いでしょう。

VOLVOのV40の車検の内訳を見てみましょう。

法定費用

重量税 0円(エコカーなので最初は免除)
自賠責保険料 25,830円
印紙代 1,800円
車検代行手数料 15,000円
小計 42,630円

車検整備費用

VSP車検一式 25,000円
検査機器による測定検査料 15,000円
メンテナンスなど 9,500円
廃棄物処理料など 27,000円
小計 76,500円

法定費用と車検整備費用を合計すると税込128,660円となります。

上記の計算例は一例であり、同じVOLVOのV40に乗っていても、個人差があります。ですが、最低でも10万円以上はかかると思っておきましょう。VOLVOの新車購入時に加入できるメンテナンスパックに入っている場合、初回車検でのオイル交換と基本の作業代金は無料になります。

1-2. 2回目(5年目)以降の費用相場

VOLVOの2回目以降の車検費用は、初回車検より若干費用が高く傾向にあります。

法定費用

重量税 24,600円
自賠責保険料 25,830円
印紙代 1,800円
車検代行手数料 15,000円
小計 67,230円

車検整備費用

車検整備 42,870円
検査機器による測定検査料 15,000円
下回り洗浄&アンダーコート 9,500円
ワイパーブレード 8,180円
BRAKE FLUID(VO 314000204) 2,550円
小計 78,100円

法定費用と車検整備費用を合計すると税込152,778円となります。

上記のように、VOLVOの2回目以降の車検になると、同じ条件の車でもディーラー車検の場合には15万円以上の費用がかかります。特に不具合がなく5年間乗っていた場合でも、増額するものと思っておくのがよいでしょう。

車の乗り方によって状態が大きく変わるため、メンテナンスの箇所が増えることもあります。その場合には手数料が増額するため車検代金は上記より数万円以上増額することもあるでしょう。

また、新車購入から5年前後で交換が必要となるパーツも出てきます。その際ディーラーに交換を依頼すると、全て高額な純正パーツに交換されるため、車検の費用が高くなりやすいでしょう。

2. VOLVO(ボルボ)のディーラー車検は高い?!オートバックス(民間車検)と費用を比較

ここで、一般的に高いと言われているディーラー車検とオートバックスによる民間車検の金額を比較してみましょう。

車種 VOLVOディーラー オートバックス(民間車検)
V40 152,778円 69,480円
V60 159,800円 78,370円
XC60 159,900円 78,370円
S60 159,723円 78,370円

上記の価格は一例であり、同じ車種でも年式や走行状態によって価格は変わってきます。また正規ディーラー・民間車検ともに、対応する店舗によって金額が異なる場合があります。

上記の表とおり、民間車検とディーラー車検では大きな金額の差が生まれます。条件によっては倍以上の差になることもあるため、車検を行う場所は検討の必要があるでしょう。

3. VOLVO(ボルボ)の車検費用が2回目(5年目)以降に高くなる理由

VOLVOの車検費用は、初回車検でも10万を超えることが多く、さらに2回目・3回目と回数を重ねるごとに高くなる傾向にあります。

エンジンオイル、オイルフィルター、オイルエレメント、エアコンフィルター、エンジンオイル強化剤などは消耗品のため、交換はほぼ必須です。また経過年数によってはオーディオ類のようなオプション品も交換対象になる場合があります。

バッテリーも交換対象となる場合がありますが、新車購入3年目まではメンテナンスパックによる保証があるため、無償での交換ができますので、有効活用しましょう。

車検前に大金の請求が来ると慌ててしまいますので、車検の2カ月前にはどのパーツの交換が必要なのか、いくらかかるのかなどの詳細の金額を一旦ディーラーから見積もりを取るとよいでしょう。

3-1. 車検費用の内訳

車検費用は、以下の3つに分類されます。

  • 法定費用
  • 車検整備費用
  • その他のメンテナンス費用

それぞれの内容について、詳しく説明します。

・法定費用

自陪責保険料・重量税・印紙代といった、車の維持のために法的に定められた費用が法定費用です。法定費用は車検を受ける店舗に関わらず、決められた額を納めるよう定められています。

法定費用の金額は、車のタイプや車の車両重量によって必要な額が定められています。VOLVOの車では、V90やXC90などに大型車のカテゴリに入る車種は高い重量税が課せられます。

・車検整備費用

車検整備費用は、24ヶ月点検整備・検査代・代行手数料といった、車検の検査・点検に係る費用が含まれます。

VOLVO車の使用環境によって、車がどのように劣化していくかが変わり、車検費用にも影響がでます。またVOLVOを含む輸入車は、国産車に比べ個体差があるといわれており、車体によっては購入当初から不具合や故障が続くこともあります。そのような場合には他の同型車に比べて、追加の整備が必要になることもあるようです。

また、車に乗っていれば必ず消耗するパーツの検査・交換の費用も車検整備費用の一部です。エンジンオイル・フィルターなどは交換の対象とされることが多いため、あらかじめ発生する出費分として考えておきましょう。特にタイヤは車検時以外に交換する機会が少ないため、費用がかかるものと思っておくのがよいでしょう。

・その他のメンテナンス費用

車検には、クリアしなければならないチェック基準が定められており、すべてを通過して初めて引き続き乗車することが許されます。VOLVO車は、年数経過とともにチェックに引っかかりメンテナンスを求められる箇所が増加してきます。エンジンオイル、ワイパーブレード、エアコンフィルターなどといった消耗品ももちろんチェック対象となり、多くの場合車検のタイミングで交換します。

エンジンオイルは、5,000kmごとの交換が目安とされるため、消耗品の中でも頻繁に交換する必要があります。車検の直前に交換したのでなければ、一緒に交換してしまったほうがよいでしょう。

なお、VOLVOはエンジンオイルの交換時期にセンターの液晶部分にお知らせを表示します。キースイッチをONにするたびに表示されますが、即座に車が動かなくなるわけではないため、つい交換を後回しにしてしまいがちです。

エンジンオイルを交換しないままにしておくと、燃費が悪くなるだけでなく、エンジン部品が不必要に摩耗してしまうため、最終的には大きな故障につながってしまいます。エンジンの故障は修理に大変な費用が掛かるため、車検ごとといわず定期的にオイルの交換は済ませるようにしましょう。

3-2. 5年目、7年目を迎えるVOLVO(ボルボ)は部品の交換時期

5年目、7年目の車検時には、消耗品以外のパーツの劣化も激しくなってくるため、車検時に交換が必要になるパーツが増加します。また新車では気にならないような部品でも、中古車では交換の必要出てくるものもあるため、高額の車検費用は覚悟が必要でしょう。

車を構成するパーツは、直接挙動に関係するような部品ほど耐久力が高く、1~3年ではほとんど交換の必要がありません。しかしそれらの劣化が見られるのがちょうど5~7年目にあたることが多いため、3年目に比べて車検費用が跳ね上がることも少なくないようです。

3-3. VOLVO(ボルボ)は部品交換や修理費用、工賃が高い

多くの外国車はディーラーで車検費用が非常に高額になるます。同じ車検の対応をするのに、なぜ民間車検に比べると費用がが高くなるのでしょうか。

・交換パーツに純正品を使う

VOLVOディーラーで部品交換をすると、ほぼ必ず対象車の純正品パーツを使用します。純正品パーツはどうしても非純正品である社外パーツよりも高額に設定されているため、車検費用が大きくなる傾向にあります。

・予防点検事項も多い

VOLVOディーラーに車検を出すと、修理・交換が必要ない状態にもかかわらず、不要な整備をされてしまうことが多々あります。

これは予防点検と呼ばれており、次の車検まで安全に乗るにための整備とされています。それにより整備項目が増加し、整備のための日数が増えるだけでなく、交換パーツも増加するため費用にも影響があります。

・人件費が高い

世界最高水準の安全性能を誇るVOLVOディーラーでは、整備士の人件費も高額です。その整備士の人件費を支払っても利益を出せるような価格設定にしているため、民間車検よりも高い単価になります。

3-4. 実はディーラー車検は外注マージンがかかる

ディーラー車検は外注を利用するケースがあります。ディーラーは全ての店舗に整備工場を併設しているわけではなく、整備環境がない店舗は系列の整備工場へ外注する必要があります。

VOLVOだけでなく、多くのディーラーは同様に他店舗の整備工場を使うことが多くあります。他の整備工場を使う場合には、その分の費用が加算されることになるため、車検費用は高額になりやすいのです。

4. VOLVO(ボルボ)のディーラー車検と民間車検の違い

VOLVOの車をVOLVOディーラーに車検に出す場合と、民間車検に出す場合の違いを具体的にご説明します。

4-1. 車検費用の違い

車検費用は、VOLVOのディーラー車検と、民間車検では、大きな差が出ます。車の車種やメンテナンスが必要な度合いによっては、10万円以上の差が出るケースもあります。

「車検費用はどうしても節約したい!」と思う場合は、ディーラーではなく民間車検工場を利用するほうが費用を節約できるでしょう。

4-2. 車検内容(点検・整備内容)の違い

合があります。ディーラーはその点はもちろん理解していますが、民間車検工場では、車種によって対応できない場合もあるようです。

4-3. 信頼性の違い

輸入車の整備は日本車と比べて特殊な内容になることがあり、VOLVOならではの対応が必要になります。ディーラーはもちろんその特殊性は理解していますし、点検などで何度も見てもらっていて、車について理解してくれているという安心感があります。

民間車検工場でも輸入車に対応できるところはあり、中にはディーラーをしのぐ技術を持つ工場もありますが、非常にまれといってよいでしょう。ディーラーに払う高い車検費用は、安心料も含んでいると考えると、その金額にも価値を感じます。

5. VOLVO(ボルボ)車の車検を民間車検で受けるメリット・デメリット

車検と民間車検には差があることをお伝えしましたが、民間には民間の魅力があります。VOLVOの車検を民間で受ける場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

5-1. メリット

VOLVOの車検を民間車検で行うことの最大のメリットは、何と言っても車検費用が安く抑えられることでしょう。

VOLVOのディーラー車検は、初回時から13万円を超えることも多いため、民間車検で受けると3〜7万円ほど節約することができます。

5-2. デメリット

VOLVO車を民間車検に出すデメリットは、受けてくれる工場を探すのが難しい点です。

VOLVOの車を民間車検に出そうとしても、VOLVOは輸入車のため、民間の工場では対応できず、車検を断られることがあります。輸入車はオイル交換の方法が日本車と異なることや、作業に特殊な工具が必要なこともあるため、オイル交換すら対応できない店舗も多いようです。

また、引き受けてくれる民間車検工場があっても、場所によっては割増料金を要求され、結果的にディーラーと大きく変わらないことがあります。VOLVOの車を民間車検に出す場合は、いくらで引き受けてくれるのかまできちんと確認しておくことが大切です。

6. VOLVO(ボルボ)ディーラーの車検費用が高い!困った時の民間車検の選び方

一口に民間車検とはいっても、さまざまな種類があり、それぞれ特徴を持っています。民間車検にはどんな種類があるのか、費用の傾向はどのようになるのかご紹介します。

6-1. 民間車検の種類

1995年に車検に関する規制が緩和されたことによって、専門の整備工場だけでなくガソリンスタンドやカー用品店などさまざまな店舗で車検が受けられるようになりました。

・オートバックスなどのカー用品店

オートバックスなどのカー用品店では、店舗によっては車検対応するサービスを行っています。カー用品店での車検は、比較的安価に設定されており、交換が必要なパーツも多くの種類から選べるというメリットがあります。

しかし複雑な車検対応は難しいところも多く、イエローハットでは輸入車の車検は対象外と明示している店舗もあります。交換も引き受けてもらえない所が多いです。カー用品店での車検を検討しているならば、あらかじめVOLVO車の対応が可能かどうか確認しておきましょう。

・ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでも車検を行える店舗があります。価格はフランチャイズ店と同程度で、店舗数が多く近所で対応できる可能性が高いことが魅力でしょう。ただしカー用品店以上に輸入車の車検対応は難しいようです。

・民間整備工場

技術面で最も信頼がおけるのが整備工場です。輸入車を扱える技術がある整備工場の中には、「輸入車専門店」とうたっている工場もあります。豊富な経験からきめ細やかな検査と整備が期待できる上、、車検価格はディーラー車検よりも抑えることができるでしょう。

・フランチャイズ店

ホリデー車検やアップル車検などのフランチャイズ車検専門店は全国に店舗があり、全店舗統一された価格が明示されているため、知らないうちに費用が高くなっているというような不安がないことが大きなメリットです。VOLVOのような輸入車の対応もでき、

価格面でも手ごろなため、安心して利用できるでしょう。

6-1. 民間車検を選ぶ時のポイント

VOLVO車の車検を、民間車検で受ける場合にチェックしておくポイントは以下のとおりです。

  • VOLVO車に詳しい整備士がいるか
  • 店舗のWebサイトなどに「輸入車歓迎」「VOLVO車対応」と書かれている
  • VOLVO車のオーナーが経営している

これらの条件をいくつか満たす民間車検のサービスを利用できれば、VOLVO車の車検は一安心です。少しでも安く確実に車検をクリアするため、多くの民間車検を比較してみましょう。

7. VOLVO(ボルボ)の車検費用を抑えるなら民間車検業者の選び方がポイント!

VOLVO車のディーラー車検・民間車検について解説しました。VOLVO車の車検は、民間車検のほうがディーラー車検より5万円以上安く済ませられる傾向にあります。

VOLVO車の車検を受け付けてくれる民間車検工場を探し、複数の見積もりを取ることが最安値で車検を行う秘訣です。