はじめてソニー損保の継続手続きをする際は、勝手が分からず不安になることもあるでしょう。
しかし、ソニー損保の継続手続きの方法はとても分かりやすいので、不安にならなくても大丈夫ですよ。
また、継続手続きは補償内容を見直す良いチャンスですので、この際に補償内容の見直しも行いましょう。
1. ソニー損保の継続手続きとは?はじめての更新もこれで安心!
最初にソニー損保で自動車保険を契約した際に、インターネットから契約申し込みを行った方が多いでしょう。
更新時に継続手続きを行う際も、基本的にはインターネットを利用して継続手続きを行います。それでは、詳細な継続手続き方法を紹介していきます。
1-1. 継続手続きはいつからできる?
ソニー損保の継続手続きは、保険が満期となる日の60日前から行うことが可能です。
満期日の60日前の日よりも前にインターネットで継続手続きを行うとしても、エラーが表示されて継続手続きを行うことはできません。
そして、満期日の60日前になると、ソニー損保からメールで満期の案内が送られてきます。
また、メールで案内が送られてくるのよりも先に、満期日から約65日前程になると郵送で自宅に満期の案内が送られてきます。
二重で満期の案内が送られてくるので、忘れる心配もありません。
万が一満期日を過ぎてしまっても、1ヵ月以内であれば継続手続きは可能です。しかし、満期日を過ぎてしまうと「基本プラン」しか申し込みができなくなります。
そして、満期日から20日を超えてしまうと電話でしか継続手続きができないため、継続時のインターネット割引が適用されなくなるので十分に注意が必要です。
1-2. 継続手続きの方法
まずは、ソニー損保から送られてくる満期の案内書を確認します。
契約者の名義や契約車両、記載被保険者の名義と住所などが記載されているので、内容に変更がないかを確認します。もし変更箇所がある場合は、変更の手続きを行いましょう。
そして、継続手続きの際に必要なものを準備します。まず、契約車両のオドメーターの数値をメモしておきましょう。
次に、記名被保険者の運転免許証を準備します。最後に、連絡が可能なEメールアドレスを確認しておきましょう。
継続手続きの準備が完了したら、ソニー損保のホームページのマイページにログインします。
継続というボタンをクリックして継続手続き画面を表示させます。その後は、新規契約時と同じように画面の指示に従って情報入力を行っていきます。
継続手続きの際は、走行距離を入力する作業も追加されています。継続時に必要な情報の入力が完了すると、継続契約を行った際の見積もり額が画面に表示されます。
この時、現在の契約内容と同条件で継続契約したケースと、現在の契約内容よりも補償を更に手厚くした契約の見積額が表示されます。
自分にとって最良な補償内容を選択し、保険料の支払い方法を選択すると継続手続きが完了します。
保険の継続手続きを完了させると、継続手続き完了のお知らせメールが送られてきます。このメールが送られてきた時点で、継続手続きが間違いなく完了したことになります。
2. ソニー損保を継続する?はじめての更新時に見直したい4つのポイント
ソニー損保の満期日が近づいてきたら、更新を行う前に保険の見直しを行いましょう。
契約当初と現在では、車を使用する環境が変化しているかもしれません。更新時に見直すべきポイントを紹介してきます。
2-1. 走行距離区分を見直す
ソニー損保は、走行距離に応じて保険料が変化します。契約当初に設定した1年間の予定走行距離数と、実際に1年間で走行した距離を比べてみましょう。
他社から乗り換えて1年目の場合は、1年間の実際の走行距離が当初の予定走行距離を上回ってしまった場合、差額保険料を支払う必要があります。
継続契約の際には、1年間の実際の走行距離が収まる距離区分で契約を行いましょう。
そうすれば、契約2年目の際は、更新時にもしも予定走行距離を上回ってしまっても差額保険料の支払いが不要になります。
これは「こえても安心サービス」というサービスで、前年の契約がソニー損保であり、継続前後の車の使用目的が家庭用であること、継続前の契約期間中に実際に走行した距離が収まる距離区分で継続手続きをすることが条件となっています。
もし、予定走行距離よりも実際の走行距離が少なかった場合は、その差が1,000km以上であれば「くりこし割引」が適用されます。
その差額保険料相当額が、翌年の継続契約の際に保険料から割り引かれるので安心です。
また、実際の走行距離があまりにも多かった場合は距離区分が格段に上がる可能性があるため、「走る分だけ」という料金体系のメリットを活かせなくなる可能性があります。
その場合は、他社の自動車保険も確認すると良いでしょう。
2-2. 補償対象の運転者を見直す
今現在車を運転している人と、契約当初の補償対象の運転者を見直しましょう。これにより、保険料が下がる可能性があります。
契約当初は、配偶者や家族なども運転するつもりで補償対象にしていたが、実際は自分一人しか運転しなかったというケースも多いのではないでしょうか。
その場合、補償対象の運転者を限定することで、保険料が割安になります。
2-3. 保険証券は必要か見直す
送付されてくる保険証書は本当に必要か見直しましょう。もし必要が無い場合、保険料を安くすることができます。
ソニー損保には、「証券ペーパーレス割引」という割引があります。これは、保険証券の送付がないことを希望すると、基本補償の保険料から3%を割り引くというものです。
しかし、最大で500円までの割引となっていますので注意しましょう。
2-4. 車両保険を見直す
契約当初に車両保険を付けていた方は、本当に必要かどうか見直しましょう。特に年式の古い車に乗っていたり、価格の安い中古車に乗っていたりする方は不必要な可能性があります。
車両保険は車の時価をベースとして決められてしまうので、年式が古いと補償額もかなり安いものとなってしまいます。
また、価格の安い中古車の場合、修理で20万円や30万円となると、買い替えた方が良い場合もあります。
車両保険を付けるとかなり割高になるので、時価が安く補償額も少ない車のために高額な保険料を支払うのは得策であるとは言えません。
3. ソニー損保を継続しない場合におすすめの保険会社はココ!
見直しの結果、ソニー損保を継続しないという決断をする方もいるでしょう。ソニー損保を継続しない場合におすすめな保険会社を紹介していきます。
3-1. チューリッヒ
テレビコマーシャルが頻繁に流れているため、知っている方も多いことでしょう。ソニー損保と並ぶ大手ダイレクト型自動車保険会社です。
チューリッヒには「早期契約割引」があります。これは、保険契約開始日から45日以上前に契約の申し込みを行うことで、年間保険料が500円割引となるサービスです。
早い時期から保険契約を決定している方にはとてもお得なサービスと言えます。
チューリッヒ独自のロードサービスも強みと言えます。トラブルで当日帰宅が困難な場合、1泊分のペットホテル費用とペットホテルまでの交通費が支払われます。
また、目的地へ向かう途中に車のトラブルや事故が原因でホテルや航空機、旅行予約がキャンセルとなった場合に、5万円までの補償があります。
ソニー損保と並んで大手のダイレクト型自動車保険会社という安心感や、料金の安さやロードサービスの強さが際立ちます。
3-2. セゾン
セゾンは「おとなの自動車保険」を展開している、損保ジャパン日本興亜グループの会社です。特に40代と50代の方に対して力をいれています。
事故率は40代から50代にかけて最も低くなることから、セゾンは40代と50代の保険料を割安にしています。
そして、損保ジャパン日本興亜グループであることも強みとなります。ロードサービスの拠点が全国で約1万3千箇所もあり、他の保険会社と比較してもかなり充実しています。
また、24時間365日受付を行っています。
セゾンのロードサービスは特約扱いとなっており、JAFや他のロードサービスに加入しているので必要ないという方は、特約をセットしないことで保険料を抑えることが可能です。
若年層の方よりは、特に40代、50代の方におすすめの保険です。
3-3. イーデザイン損保
イーデザイン損保は、東京海上グループの会社です。テレビコマーシャルで頻繁に流れているので知っている方も多いでしょう。
新規契約時にインターネットで申し込みを行うことで1万円割引はよく見かけますが、翌年の契約更新時にインターネット申し込みを行っても5千円の割引となってしまう会社が多いです。
しかし、イーデザイン損保の場合は、翌年の契約更新時にもインターネット申し込みを行うことで、新規契約時と変わらず1万円の割引を受けることが可能です。
そして、イーデザイン損保独自の強みとして「無事故割引」が挙げられます。これは、契約期間中に無事故であれば、翌年の保険料が割引されるサービスです。
また、全ての保険に「セコム事故現場急行サービス」が付いているのが強みです。
事故の際に依頼があると24時間365日セコムの緊急対処員が現場に駆け付け、警察への連絡や救急車の手配、レッカーやタクシーの手配なども行います。
相手方から事故状況をヒアリングしたり、事故現場や事故車両の撮影などを行ったりして、保険契約者を全面的にサポートします。
イーデザイン損保は、料金は割安でありながら、事故の際には心強い事故対応能力を持った会社と言えます。
4. まとめ
「ソニー損保の継続方法や見直すべきポイント」を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ソニー損保は安くてロードサービスも充実していますが、現在の環境と保険の内容が合致しているかどうか見直す必要があります。
現在の環境を考え、最良な保険の契約を行うようにしましょう。