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ドライブレコーダーがあれば交通事故やあおり運転などの証拠を残す事ができます。ただ、ドライブレコーダー本体だけでも20,000円前後かかりますし、取り付け工賃も15,000円前後ですのでトータルで30,000万円以上の費用がかかる高価なものです。

はたして、これだけの費用に見合った効果を期待することができるのでしょうか?万が一の事故やあおり運転被害にあった場合、本当に役に立つのでしょうか?このような疑問をもたれている方も多いと思います。

そこで今回は、ドライブレコーダーのメリット、デメリットを詳しくご紹介しながら、その必要性について考えてみたいと思います。ドライブレコーダーを購入しようと思っているけど費用が高くて躊躇してしまう方はぜひ参考にしてください。

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ドライブレコーダーの必要性とは?

交通事故やあおり運転などのトラブル時に重要となるのは、証拠として使用できる録画映像です。証拠が無い場合、交通事故の際に相手と揉めてしまい、大きな損失を受ける可能性もありますし、あおり運転などのトラブル時にも相手を特定できず、泣き寝入りとなってしまう事もあります。

例えばスマートフォンなどで撮影した映像も証拠として使用する事はできますが、事故の瞬間を撮影する事は難しいですし、あおり運転などの交通トラブル時には、撮影する事自体が難しくなります。

しかし、ドライブレコーダーを使用していれば、その様な状況でもしっかりと撮影可能なので証拠を残すことができます。証拠があれば交通事故で揉めることもありません。また、危険なあおり運転による被害がよく報道されていますが、被害者となってしまう前に万全の対策をとり、自らの身を守るようにしましょう。

ドライブレコーダーは「不測の事態」に備えるものです。交通事故やあおり運転被害は他人事ではありません。ただし、いつ起こるかわからないものですので、事前の対策が重要になります。こうして考えれば、ドライブレコーダーの必要性は高いと言えるのではないでしょうか。

冒頭でお伝えしたように、ドライブレコーダーは取り付け工賃まで含めると30,000円程かかる高価なものです。しかし、万が一交通事故やあおり運転の被害にあってから納得のいかない高額負担を強いられるのか、それとも「保険」として事前に30,000円払ってご自身の身を守るのか、両者を比べてその必要性をしっかり考えてみましょう。

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まだ迷われている方は、ドライブレコーダーを取り付けるメリット・デメリットを次項でご紹介していきますので、こちらもチェックしてから購入を検討してみてください。

ドライブレコーダーを取り付けるメリット

交通事故の際に証拠となる

ドライブレコーダーがあれば交通事故の際に絶対的な証拠として使用する事ができます。例えば、信号のある交差点での事故では相手が状況とは違う証言をすると、周辺にカメラなどが無い限りはほぼ確実に揉めてしまい、最悪の場合、泣き寝入りをする事になってしまいます。その様な場合にもドライブレコーダーがあれば証拠を残せるため、揉めることもありませんし泣き寝入りもせずに済みます。

あおり運転の対策、証拠となる

後方撮影ができるドライブレコーダーを取り付ければ、事故以外にもあおり運転被害の証拠としても使用する事ができます。証拠が無ければ相手を罰することもできず泣き寝入りする事になってしまいますが、証拠があれば相手の免許を停止させる事ができる可能性もあります。また、ドライブレコーダーを取り付けていることがわかれば、あおり運転を未然に防ぐ抑止効果にもなります。

駐車中の監視ができる

使用するドライブレコーダーに駐車監視機能が付いている場合、駐車中の当て逃げやいたずら、車上荒らしにも対応できます。ただし、駐車監視機能についてはバッテリー上がりの心配もあるため、正しく取り付ける必要があるので注意しましょう。詳しくは、「ドライブ レコーダーの駐車監視機能とは?バッテリー上がりには要注意?!」こちらが参考になります。運転中だけでなく、駐車中にも愛車を守りたい方はチェックしてみましょう。

自動車保険料が安くなる事がある

自動車保険のドライブレコーダー特約をご存知でしょうか。これは、保険会社からドライブレコーダーをレンタルできるサービスです。今まではドライブレコーダー特約を利用すると保険料が高くなっていましたが、2020年1月からあいおいニッセイ同和損害保険株式会社より、安全運転をする事で保険料が割引されるサービスが開始されました。

具体的な内容としては、速度超過、急アクセル、急ブレーキの回数により割引料が変わり、最大で8%の割引を受ける事ができます。まだまだ始まったばかりのサービスのため、1社のみしか取り扱っていないなど制限も多くなっていますが、安全運転をする事で自動車保険料が安くなるため、優良ドライバーにとっては嬉しいサービスとなっています。

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ドライブレコーダーのデメリット

事故などの証拠として有効に使用できるドライブレコーダーですが、デメリットについても確認しておきましょう。とはいっても、万が一の時に自分の身を守ることができることと、これからご紹介するデメリットを天秤にかければ、それほど気になるものではないでしょう。

お金が掛かる

ドライブレコーダーの購入費用と取り付け工賃を合わせると、約30,000円の費用が必要になります。また、駐車監視機能などの追加機能を使用する場合は、それらの配線やセンサーを購入する必要もありますし工賃も追加で掛かります。

安いものではありませんが、万が一の交通事故やあおり運転などの被害に備えた「保険」と考えてみると、決して手が出せない程の価格ではないのではないでしょうか。

プライバシーの問題

ドライブレコーダーは基本的にイベント録画だけではなく常時録画も行っていますので、それまでに行った場所を見られてしまう可能性もあります。また、GPS機能が付いている製品では、より正確に分かってしまうため気になる方もいるかもしれません。(ドライブレコーダーの録画方法についてはこちらから

運転中の音声も録音される

ドライブレコーダーは映像のみではなく、音声も録音できる製品が多くあります。その様な製品を使用している場合、映像を確認する際に音声を聞かれてしまう事もあります。車は移動手段でもありますが、車内はプライベートな空間でもありますので人に聞かれたく無い話や音も出てしまいます。気になる方は音声録音機能をオフにしておくなどの対策が必要です。ただし、「ドライブレコーダーの音声が恥ずかしいならOFF設定も可能!ただし証拠としての必要もある!」こちらでも紹介されている通り、万が一の交通事故などの時には音声も重要な証拠になりますので注意が必要です。

ドライブレコーダーは万が一の事故・トラブルから身を守る役割がある

ドライブレコーダーは交通事故やあおり運転などのトラブルの際に非常に有効な証拠となります。繰り返しになりますが、トラブルの際には証拠がなければ泣き寝入りとなってしまう事もありますので、ドライブレコーダーは身を守るために必要性の高いものと言えます。

もちろん費用がかかりますが、一度買ってしまえば壊れ無い限り使い続ける事ができます。もし車を乗り換えても移設すれば使い続けることもできます。仮に30,000円のドライブレコーダーを3年間使用すれば、年間あたり10,000円の負担となり、毎月1,000円以下でご自身の身を守ることになります。

ドライブレコーダーを購入する際には高いと感じてしまいますが、こうして考えてみると費用負担も少ないことがわかるのではないでしょうか。

ドライブレコーダーを取り付けるなら前後カメラタイプがおすすめ

ここまでドライブレコーダーの必要性をご紹介してきましたが、これから購入を考えている方には前後撮影が可能なタイプがおすすめです。前方撮影のみのドライブレコーダーでも前方からの事故の際には十分に使用する事ができますが、後方からぶつけられてしまい相手に逃げられてしまった場合や、あおり運転などには対応する事ができません。前後カメラタイプでしたら、その様な状況にも対応することができます。

また、駐車監視機能を使用した場合、前方撮影のみの機種ですと、後方を当て逃げ、いたずらされた際は証拠を残す事ができませんが、前後の撮影ができれば証拠を残すことができます。

 

リアカメラの後付けも可能

既に前方撮影タイプのドライブレコーダーを使用している場合には、リア(後方)用ドライブレコーダーの後付けが可能です。リア用ドライブレコーダーは後方のみを撮影するドライブレコーダーで、電源も独立しているため、今まで使用していたドライブレコーダーと併用する事ができます。

ただし、リア用ドライブレコーダーは、通常のカー用品店などでは取り扱っていない事もあります。そのため、事前に購入予定の店舗に在庫の有無を確認しておくか、以下のようなものをネットショップで購入するのがおすすめです。

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結論:ドライブレコーダーは必要!

一昔前と比べ、現在は街中にもカメラが多くあるため事故などのトラブル時にも証拠が無く、泣き寝入りをしなければならない事や、揉めてしまうことも少なくなりました。

しかし、それでも事故やあおり運転は絶えず、トラブルになってしまう事が多くあります。その様な場合に、ドライブレコーダーは有効な証拠として使用する事ができますし、トラブルを未然に防ぐこともあります。ご自身や家族の身を守るという意味では、その必要性は高いと言えるでしょう。

まだドライブレコーダーを取り付けていない方は、この機会にぜひ導入しておきましょう。

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