ドライブレコーダーが事故の証拠を録画する仕組みとは?

トラブル時に役に立つドライブレコーダーですが、ただ撮影しているだけでは無く、事故の際は映像を上書き禁止フォルダに保存するなど、様々な機能があります。
今回は、ドライブレコーダーはトラブル時に、どの様な仕組みで録画を行っているかをご紹介します。

仕組みを知っておく事でトラブルの際にも役に立ちますし、自分の身を守る事にもなりますので、ドライブレコーダーを現在使用中の方も、これから設置予定の方も、是非参考にして下さい。

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ドライブレコーダーの録画の仕組み

録画方法は主に3種類あり、それぞれに特徴やメリット、デメリットがあります。

常時録画タイプ

常時録画タイプは電源が入っている間は、常に録画を行います。常に録画をする為、撮り漏らしが無い事がメリットとなりますが、データの消費が激しいと言うデメリットもあります。その為、トラブルに遭遇した際はデータの上書きを防ぐ為に、SDカードを取り外すか、早めにデータを取り出す等をし、データの保護をする必要があります。

現在、販売している多くのドライブレコーダーは、下でご説明するイベント録画と併用されている為、証拠映像が消えてしまう事はありませんが、常時録画タイプのみのドライブレコーダーを使用する際には、証拠映像も上書きされますので、注意が必要です。

イベント録画タイプ

イベント録画はセンサーが反応した際に、反応した時点から前後の数秒~数十秒の映像を上書き禁止フォルダに保存する機能です。この機能がある事で、トラブル時の映像を残す事が出来る為、非常に重要な機能となります。

しかし、安い機種やスマートフォンアプリには、イベント録画しか出来ないものもあります。その様なものは、センサーが反応しなかった時には全く撮影が出来ない他、トラブルの瞬間は撮影出来ない事もあり、トラブル時にあまり役に立ちません。その為、イベント録画のみの機種は、実際に使用する前に、センサーの感度やイベント録画時の録画範囲を、事前に良く確認しましょう。

では、実際にイベント録画ではどの様なセンサーを使用するかをご説明します。

衝撃検知機能(Gセンサー)

衝撃検知機能は、Gセンサーが衝撃を検知した時にイベント録画を行う機能です。衝撃検知機能がある事で、事故の瞬間を撮影し、映像データを残す事が出来ます。また、駐車監視機能を利用する事で、駐車中の当て逃げにも対応出来ます。

しかし、衝撃を検知しての録画の為、小さな事故やいたずら等には対応出来ない事もありますので、基本的には常時録画機能と併用するのが良いでしょう。

動体検知機能(モーションセンサー)

動体検知機能は、モーションセンサーが動く物を検知した時にイベント録画を行う機能です。動体を検知しての撮影となるので、事故等の際にはあまり役に立ちませんが、駐車監視機能を利用してのいたずら、車上荒らし対策をしたい場合に有効となります。

この様に、動体検知機能は駐車中のトラブルにも万全に備えておきたい方におすすめの機能です。

しかし、衝撃検知機能と違い、モーションセンサーも後付けで取り付けなければならない他、センサー自体の値段が高くなります。また、衝撃検知機能と比べ、頻繁に録画を行う事から、電力を多く消費します。その為、車のバッテリーから電源を取った場合には、バッテリーの電圧低下で録画が出来なくなる事や、バッテリー上がりを起こす可能性もありますので、動体を多く検知する場所での使用が多い場合には、定期的なバッテリーの点検等が必要となります。

手動録画

手動録画はドライブレコーダー本体のボタンを押し、手動での録画を行うものとなっています。手動での録画を行う為、撮影時間をコントロールする事が出来るメリットがありますが、使用開始時に毎回録画ボタンを押す必要がある等のデメリットもあり、あまり実用的ではありません。

また、現在、主流となっているのは通常時は常時録画を行い、手動録画ボタンを押すことで、イベント録画が開始されるタイプの手動録画となっています。常時録画機能があるか無いかで、使い勝手が大きく変わりますので、手動録画機能があるドライブレコーダーを購入する場合には、手動録画以外の録画方法についてもしっかりと調べた上で購入しましょう。

ドライブレコーダーで録画した動画・音声を保存する仕組み

ここまで、ドライブレコーダーの録画方法についてご紹介しましたが、録画方法だけで無く、録画した動画、音声を保存する仕組みも種類があります。下でご説明致しますので、ご覧下さい。

ループ録画(上書き録画)

ループ録画は、SDカードの容量が上限に達した際に、自動的に古いデータに上書きして映像を保存する録画方法です。ループ録画がないと、古いデータを手動で削除しなければならず手間となってしまいますが、この録画方法では自動的に古いデータに上書きしてくれる為、手間が掛かりません。

ただし、イベント録画機能が無く、常時録画をループ録画で行っている場合は、重要な映像も自動的に消去されてしまう為、トラブル時には早急にデータを保護する必要があります。

また、駐車監視機能を常時録画で使用する場合には、自動的にループ録画となってしまいますので、長時間使用する場合には、容量の大きいSDカードを使用する必要があります。

事故記録は自動保存される

イベント録画機能があるドライブレコーダーの場合、センサーが反応すると自動的に上書き禁止フォルダに保存されるようになっています。その為、事故はもちろん、駐車監視機能を使用している場合には、当て逃げやいたずら等の証拠映像も上書き禁止フォルダへ自動で保存される様になっています。

また、イベント録画は衝撃等を検知した前後数秒から、数十秒間行われるため、確実に証拠を残す事が出来ます。しかし、上でもご説明した通り、駐車監視機能の電源を車のバッテリーから取った場合、バッテリーの電圧が低下してしまうと、イベント録画が行われず、自動での保存が出来ない場合もありますので、駐車監視機能を使用する場合には、バッテリーの点検等をしっかり行いましょう。

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万が一、事故やトラブルにあったら録画映像をバックアップしよう!

以上がドライブレコーダーの録画の仕組みとなります。現在は常時録画とイベント録画を併用している機種が多くなっていますので、事故などの際にも確実に証拠を残すことが出来ますし、上書きされてしまい映像が消えてしまう事もほとんどありません。

それでも何かしらの手違いやデータの破損などが無いとは言い切れません。特にドライブレコーダーは、書き込みと消去を繰り返すことから、SDカードの負担が大きい為、データが読み取れなくなってしまう可能性も十分にあります。その為、事故などに遭遇してしまった場合にはイベント録画をされていても早めのバックアップをしておくようにしましょう。

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