車好きならエネオス(ENEOS)が販売する「SUSTINA」や「FINE」などのエンジンオイルの評判を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

独自に開発されたテクノロジーの数々と、最新の国際規格を取得したエンジンオイルは従来のオイルとは一線を画す省燃費性能とエンジン保護性能を実現することに成功しました。

ロングライフなエンジンオイルの性能の秘密をひとつひとつ詳しく見ていきましょう。

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エネオス(ENEOS)のエンジンオイルとは?

エネオスの歴史は古く、1919年に日本石油が日本初の給油所を誕生させたことにさかのぼります。2019年内には「ゼネラル」「エッソ」「モービル」の東燃ゼネラルグループと、日本石油を含む「JXHD」が合併しエネオス(ENEOS)に統合されることが決まっています。

エネオスといえばエネゴリ君のCMでお茶の間にも浸透している業界最大手の石油会社です。車とともに歩んできたガソリンスタンドメーカーが手掛けるエンジンオイルには100%化学合成油の「SUSTINA」と部分合成油の「FINE」があります。

また「パリ・ダカール・ラリー」「ホンダ・レーシング・F1チーム」「スーパーアグリF1チーム」「SUPER GT チームルマン」「LEXUS TEAM LeMans ENEOS 」など数々の足跡を残してきました。

最先端のテクノロジーが詰め込まれ、最新の国際規格を取得しているエネオスのエンジンオイルに付けられたキャッチフレーズ、「オイルでこんなに違うんだ!」の性能をひとつひとつ紹介していきましょう。

エネオスのエンジンオイルの特徴と性能

エネオスのエンジンオイルには5年の歳月をかけて開発した独自のテクノロジーが採用されています。そのひとつが「WBASE(ダブルベース)」です。

エンジンオイルの性質は、基本的に温度が低下するとドロドロとして粘度が高くなる特徴があります。粘度指数が示す数字は粘度が小さいほど水のようにサラサラとしている状態のことをいい、大きな数字になるほど粘り気が増すものです。

粘度指数が高いにもかかわらず、使用温度範囲が広いWBASE(ダブルベース)はエンジン内部の抵抗を大幅に抑えることに成功しました。これは世界最高水準を誇る超高粘度指数で、従来品より粘度指数が15%向上されています。

つまりベースオイルにWBASE(ダブルベース)を採用することで、スラッジからエンジンを守り高い省燃費性能を発揮することができるようになります。

そしてもう一つのテクノロジーが添加剤に採用された「ZP(ジンクピー)テクノロジー」です。通常の添加剤が水、熱、酸に分解されるときに硫黄化合物が発生し、最終的には添加剤を劣化させる成分の硫酸が発生しスラッジのもとになってしまいます。しかしZP(ジンクピー)は、もともと硫黄を含有しない成分で作られているため、硫酸を発生することはありません。

環境意識が高まり、車を長く乗るユーザーが増えてきた現代に対応する新技術を搭載しています。それが世界最高水準のベースオイルWBASEと世界でただ一つエネオスの添加剤処方技術ZP(ジンクピー)テクノロジーなのです。

エネオス(ENEOS)の評判

エネオスエンジンオイルを使用した人たちの声を集めてみました。

  • 都内のシビアコンディションな交通事情は、オイルにとって過酷な環境だといえます。そんな中でも耐久性が2倍という話は本当でした。7,000㎞の走行にもタレがなく、ロングライフで交換することができます。
  • 5,000回転からの微細振動が他とは一線を画しています。当たり感がマイルドでレブリミットまでの高回転がスムーズで、油膜の働きに満足です。
  • SUSTINAの今まで以上にロングライフ化されている点や低燃費化されている点は、コストパフォーマンスが上がります。ベースオイルの精製技術の高さが光るいいオイルです。
  • ガソリンスタンドのオイルなんて…と海外の有名メーカーに劣っているものだと思っていましたが、エネオスのエンジンオイルは違っていました。ハイスペック性能なベースオイルを使用しながら、コストパフォーマンスの良さも光るいいオイルでした。

などなど、思っていたより良い感触を持ったという人が多かったようです。ガソリンスタ

ンドのイメージを覆すオイルなのかもしれません。

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エネオス(ENEOS)と他社のエンジンオイルの違い

まず鉱物油、部分合成油、化学合成油とは何かを見ていきましょう。

鉱物油

原油からガソリン、灯油、軽油、重油をとりだした後に精製したもので、不純物が含まれている。安価で購入することが可能。

部分合成油

鉱物油と合成油を混ぜ合わせたもの。

化学合成油

原料の「ナフサ」を科学的に合成させ、分子構造を均一にしたもので、不純物をほとんど含まない。鉱物油や部分合成油よりも高価なもの。ナフサの特長を生かし清浄性、摩耗、流動性、防錆、などエンジン本来の性能を発揮することができる。

化学合成油のメリットは非常に高いものですが、それにWBASE(ダブルベース)やZPテクノロジー(ジンクピーテクノロジー)を合わせた結果、一般的な化学合成油よりも省燃費性能が高くスラッジの発生を抑えるロングライフ化が可能になりました。

ほかには2010年10月から運用が開始されたアメリカ石油協会が定めるエンジンオイルの国際規格である「API 規格」と、日米の自動車工業会「ILSAC」の規格にある最新グレード「GF-5」を取得しています。

これは省燃費性能の向上のほかリンの発生量やスラッジ生成防止など、従来以上にエコを追求した規格です。エネオスはエコ&クリーンにいち早く着目し、研究開発を進めた結果が各規格の取得につながったということができるでしょう。

エネオス(ENEOS)のエンジンオイルの種類と性能

エネオスのエンジンオイルの種類と性能をひとつひとつご紹介していきます。なお価格についてはサービスステーション各店舗によって異るため、確認が必要ですのでご注意ください。

SUSTINA 0W-50

性能

サーキット走行では加速時にすべてのギアをレッドゾーンまで引っ張るため、高回転になり大きな負荷がかかります。すると水温や油温が上昇することになり、エンジンへの負担も非常に大きくなるものです。そのような厳しい状況下でも潤滑作用を高め、確かなオイル性能を発揮することができます。

SUSTINA 0W-20

性能

低温、高温にかかわらず粘度を低く保つことができるため、内燃機関とモーターを併用するハイブリッド車や、アイドリングストップ車にも使用できるオイルです。エンジン始動時の負荷を抑え、効率の良い燃費を実現します。

SUSTINA 5W-30

性能

ターボエンジンは自然吸気エンジンよりも部品数が多くなるため軽自動車であっても、高回転になればなるほど潤滑性能の高さが重要になります。またオイル自体が高温になり、劣化が早まるリスクもあります。

ターボチャージャー搭載の軽自動車をはじめさまざまなエコカー、「スバル」の5W-30の推奨車などには、油温が上がっても性能が落ちにくいオイルがおすすめです。

SUSTINA 5W-20

性能

スラッジからエンジンを守り、省燃費性能を最大2%向上させることに成功しました。また清浄性能も最大2%向上します。

5W-20を推奨している2002年以降に発売された「トヨタ」「三菱」のエコカーにぴったりでしょう。

SUSTINA 5W-40

性能

ガソリン車やディーゼル車から排出されるガスの中には、3種類の有害成分が含まれています。それを浄化する三元触媒に配慮したオイルです。

1996年に発足したヨーロッパの自動車製造協会と石油会社、消費者などで立ち上げられたACEAは、自動車の使用環境や排気ガスの規制を管理しています。その中で排ガス対策装置装着車を数値でC1からC4までに分類しました。

C1

低摩擦、低粘度の低リン低灰型省燃費エンジン油

C2

低摩擦、低粘度の省燃費エンジン油

C3

通常粘度のグレードの省燃費エンジン

C4

通常の粘度グレードの低リン低灰型省燃費エンジン油

SUSTINA 5W-40はACEA C3規格に適合します。メルセデスやBMWなどの欧州車の性能にぴったりのオイルです。

FINE MOTOR OIL 0W-16

性能

更なる低燃費の実現に向けて、粘性抵抗を低減するための低粘度化が急務となっています。またハイブリッド車やターボ車の高度化が進み複雑になっていることから、エンジンの保護などを含んだ高い技術力が求められているのです。

FINE MOTOR OIL 0W-16は省燃費性能を最大限に引き出せる低粘度化を実現しました。また低粘度でありながらもさまざまな走行域で油膜の保持が可能になり、省燃費性に加えロングライフなオイルとなっています。

FINE MOTOR OIL 5W-30

性能

エンジンの高性能化に応えるために最新規格を取得しました。エコカーに幅広く対応します。性能添加剤をベースオイルに加え、化学的に最適なバランスを保つことができ、オイル添加剤を使用することなくベストパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

FINE MOTOR OIL 0W-20

性能

環境性能、省燃費性能に取り組む最近のエコカーは、0W-20のようにとても粘度の低いオイルを指定しています。FINE MOTOR OIL 0W-20はプリウスをはじめとするハイブリッド車に最適です。エンジンの吹け上りが軽く、燃費性能の良さを実感できるでしょう。

FINE MOTOR OIL  5W-40

性能

メルセデスやBMWの欧州車に最適です。輸入車は質の高いオイル指定があったり、オイル消費が早かったりする車種もあるため、FINE MOTOR OIL  5W-40をお勧めします。

FINE MOTOR OIL  5W-20

性能

5W-20推奨車両向けエンジンオイルです。省燃費性能を十分に発揮することができます。強靭な油膜で、摩擦や摩耗からエンジンを守り、ロングライフを実現しました。

FINE MOTOR OIL  10W-30

性能

エンジンの高性能化に応える最新規格を取得しています。ガソリン車全般に対応するほか、ターボ車のような高回転での油膜切れや摩耗、摩擦が起こりやすいエンジンには10W-30の高い粘度が最適です。

まとめ

ガソリンスタンドとして歩んできた長い歴史を持つエネオス(ENEOS)は、常に車とともに進化してきました。さまざまな研究を重ね開発した「WBASE(ダブルベース)」や「ZP(ジンクピー)などのテクノロジーは高い省燃費性能を長く発揮することを可能にしています。

特に化学合成油「サスティナ」の評判は非常に高く、多くのユーザーに好評を得ています。数あるメーカーからさまざまなオイルが発売されているため、どんなオイルが良いのか迷っているときは、一度試してみる価値があるかもしれません。

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