愛車を綺麗にキープするためにはコーティングが欠かせません。ただ、コーティングに詳しくないとどこで施工すれば良いのか、どんな種類のコーティングを選べば良いのかわかりませんよね。
そんな時に気になるのがキーパーコーティングではないでしょうか。
全国展開されているため近所にもお店があると思いますし、ガソリンスタンドに併設されているところなら敷居も低くなりますよね。
また、ディーラーでは10万円以上もするコーティングを勧められたのに対して、キーパーコーティングなら1万円以下でも施工できるので安さも魅力だと思います。
ただ、キーパーコーティングの評判や口コミを調べてみると、両極端な意見が多くなっています。
- ディーラーでやるよりも絶対おすすめ!
- 安いけど効果が続かないから無駄
これでは安心して利用することができませんよね。どちらの意見が正しいのでしょうか?
そこで今回の記事では、あなたに代わってキーパーコーティングの評判や口コミを調べ、その分析結果をわかりやすくご紹介していきます。
特に気になっている、
- 価格
- 効果
- 店舗による違い
こちらの3つの視点からお伝えしていきますので、コーティングに詳しくない方や初めての方でも安心して読み進めていただけるようになっています。
大切な愛車のためにも、そしてコーティング選びで失敗しないためにも是非最後までご覧ください。あなたにとって最適でコストパフォーマンスの高いコーティングが見つかるはずです。
キーパーコーティングとは?
「キーパーコーティング」は直営とフランチャイズがあり、エネオスなどのガソリンスタンドでもよく見かけるので、存在を知っている方は多いと思います。
キーパーコーティングとは、KeePer技研株式会社が提供しているカーコーティングの総称で、現在は大きく分けて4つのカーコーティングを提供しています。4つのうちの1つが樹脂系コーティングで、3つがガラス系コーティングと言われるカーコーティングです。これは、使われるコーティング剤の成分の違いによって分けられています。
キーパーコーティングは、ガラスコーティングではない?!
すでにキーパーコーティングについて知識のある方でしたら、ここで、あれ?と思われたかもしれません。それは、KeePer技研株式会社では、4つのうちの1つが樹脂系コーティングで、3つが「ガラスコーティング」だと謳っています。
KeePer技研株式会社は、上記のガラス系コーティングのことを「ガラスコーティング」だと言っているのですが、実は成分的に見ると「ガラス系コーティング」なのです。そのため、ガラスコーティングだと思って施工を検討されている方は、注意が必要です。また、他のカーコーティングと比較検討されている方も、よく成分を見比べるなどして、後悔のない選択をすると良いと言えるでしょう。
キーパーのコーティング方法を分析
一般的なコーティング専門店が行うコーティングの手順は、ボディにコーティング剤を塗布する前に「磨き」と言われる下地処理を行います。しかし、キーパーコーティングは下地処理の作業は簡単なものしか行わず、専門家からすれば下地処理を行なったうちに入らない程度です。
下地処理の重要さを理解していただくために、簡単に下地処理について解説すると、「磨き」を行うことでコーティング前に表面の傷や鉄粉を取ってしまい、輝きを作ることができます。職人技ですので、磨きの作業だけでコーティングを施工したかのような輝きを作り出すことができます。
この磨きを行なってからコーティング剤を塗布することで、液剤の効果を100%引き出すことができ、より上質な仕上がりと耐久力になります。
逆にいえば、下地処理がない状態ではいくら高品質のコーティング剤を使ったところでその効果を発揮させることはできず、仕上がりも耐久性も期待とは程遠い結果になってしまいます。
一般の方のDIYコーティングと職人のコーティングの決定的な違いは、この「磨き」による下地処理の技術の差にあり、DIYでしっかりとした仕上がりにするのは、ほぼ不可能と言えるでしょう。
キーパーが磨きを行わない理由
コーティングには欠かせない「磨き」ですが、なぜキーパーは行わないのでしょうか。キーパーの書籍にその理由が記載されていましたが、
「磨きを行うことでボディに傷が入ってしまったり、痛んだりしてしまうことがある」
とのことでした。
確かに書籍に記載されている通りで、磨きは間違えればボディに傷が入ってしまうことがあります。しかし、傷を入れないように丁寧に磨きを行うのがプロの技であり、職人の技術力です。
「磨きを行うことでボディに傷が入ってしまったり、痛んだりしてしまうことがある」
と公言しているキーパーは、ある意味、自社の技術力の無さを公にしているようなものです。
そこでキーパーは、磨きをやらない代わりに厚い膜厚のガラス系コーティングで表面を埋めてしまい、まるで磨きを行なった後のような表面を演出しています。
「膜厚が厚くて、表面がきれいになるのであれば、それでいいじゃないか」
と思われる方もいらっしゃると思いますが、残念ながら本当の磨きを行なっていない上に液剤を塗布しているのでやっていることは応急処置レベルと言わざるを得ません。
ただ、キーパーは全国展開しており、どの施工店でもある程度一律のサービスを提供しなければならない状況で、すべての店に磨きの職人を常住させることは非常に困難なことです。そこで、磨き作業をやらなくても良いように上記の施工方法を採用していると考えると、致し方ないかもしれません。
キーパーが扱っているコーティング剤を分析
次に、キーパーが扱っているコーティング剤を分析します。
扱っている液剤は、
- アルコキシオリゴマーのガラス被膜
- 有機質のレジン
と公表されています。アルコキシオリゴマーは難しい単語ですが、簡単に言えばガラス系コーティングに区分されるコーティング剤です。
施工順は①のガラス系コーティングを施工して、その上に、②レジン被膜を塗布しています。ちなみに、レジンは樹脂なので、キーパーコーティング が扱っているコーティング剤は「ガラス系コーティング 」と「樹脂コーティング 」になります。
気になるのは、2層目にレジン被膜を塗布していることです。レジンは有機質なので、紫外線や車の排気ガスに含まれる有毒ガスにより劣化してしまいます。また、1層目のガラス系コーティングも完全無機質ではないので、二酸化ケイ素以外の部分は外部要因により劣化してしまいます。
「すぐに剥がれて効果がない」という口コミも多くありますが、コーティングの施工方法と扱っている液剤を紐解くと、その理由は明らかでしょう。
キーパーコーティングの評判・口コミの分析結果
キーパーコーティングの体験者の評判や口コミを調べたところ、残念ながら全ての方におすすめできるわけではないことがわかりました。
キーパーコーティングは手軽に施工できる価格で全国展開されているため、気軽に利用できると評判があるので利用者数は多くなっています。
しかし、こうした方々からの評判や口コミを見ると良い評判だけではなくて後悔や怒りを感じている方が多く、その理由は次の3つにまとめられます。
- 施工費用は安いけど、長期的には出費が多くコスパが悪い
- 施工技術の差が激しく、コーティングがすぐに剥がれて効果が持続しない
- コーティングの施工に必要な設備が整っていない
キーパーコーティングはコーティング専門店と言われていますが、「プロ」と呼べる満足なものではないことがわかりました。
このような結果から、コーティングで満足のいく効果を期待している方は、キーパーコーティングではなくプロと呼べるレベルの専門業者に依頼することをおすすめします。
具体的には、
- 完全無機質のガラスコーティングを扱っている
- 設備や技術力を備えたプロの業者に
- 下地処理から丁寧に施工してもらう
この3つのポイントを抑えることで、結果的にはコストパフォーマンスの高いコーティングを施工してもらうことができます。
詳細については、「おすすめはこれ!ガラスコーティングの選ぶ際の4つのポイントとは?」でご紹介していますので、ぜひこちらを確認していただきたいと思います。
また、今回の分析結果に至った詳細については、次章より詳しくお伝えしていますので、気になる方はチェックしていただくといいでしょう。
キーパーコーティングの種類
キーパーコーティングには4種類のコーティングメニューがあります。評判や口コミを理解しやすくするためにも、まずはそれぞれの特徴と料金を確認しておきましょう。公式ホームページよりポイントとなる部分を抜き出してご紹介します。
ピュアキーパー
ピュアキーパーは「ポリマーコーティング」と言われるタイプになります。主に塗装の保護とツヤ出し効果があります。
効果の持続期間は3ヶ月とされ、3ヶ月ごとの施工が必要になります。
クリスタルキーパー
クリスタルキーパーは「ガラス系コーティング」と言われるタイプになり、公式ホームページでは1番人気とされています。
ピュアキーパーと比べて塗装の保護力や汚れ落ち効果が高くなります。
効果の持続期間はノーメンテナンスで1年の耐久性があるとされます。また、1年毎にリフレッシュ(再コーティング)が必要になります。
ダイヤモンドキーパー
ダイヤモンドキーパーはガラスコーティングと言われていますが、成分を見るとこちらも「ガラス系コーティング」に区分されるコーティングです。クリスタルキーパーよりもコーティング皮膜が厚くなり、効果も高くなります。
効果の持続期間はノーメンテナンスの場合には3年間、1年に1回のメンテナンスを行えば5年耐久とされています。
Wダイヤモンドキーパー
Wダイヤモンドキーパーは、ダイヤモンドキーパーのコーティング皮膜をさらに厚くしたタイプです。ダイヤモンドキーパーよりも効果が高くなりますが、効果の持続期間は同等とされています。わかりやすい違いは、膜厚が厚くなる分、ツヤ感が増す点でしょう。
キーパーコーティングの価格一覧
価格については、コーティングの種類と車体サイズによって異なります。わかりやすく一覧表にまとめましたのでチェックしておきましょう。
コーティングの種類 | SSサイズ | Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ | LLサイズ |
ピュアキーパー | 6,600円 | 7,000円 | 7,900円 | 8,600円 | 9,700円 |
クリスタルキーパー | 16,300円 | 18,300円 | 20,400円 | 22,400円 | 26,500円 |
ダイヤモンドキーパー | 46,600円 | 51,500円 | 56,500円 | 60,200円 | 66,300円 |
Wダイヤモンドキーパー | 67,500円 | 74,700円 | 81,900円 | 87,200円 | 96,200円 |
・車体サイズの目安
- SSサイズ:軽自動車
- Sサイズ:コンパクトカー
- Mサイズ:小型セダン、ハッチバック
- Lサイズ:大型セダン、SUV、コンパクトミニバン
- LLサイズ:ワンボックス、ミニバン、大型SUV
キーパーコーティングの評判・口コミ【価格編】
それではキーパーコーティングの特徴を踏まえて、体験者の評判や口コミをチェックしていきます。まずは、価格についての調査結果です。
良い評価の口コミ
・ディーラーよりも安く、キャンペーンを利用すればさらにお得
ディーラーでは10万円以上もするコーティングを勧められたけど、キーパーコーティングなら1万円以下で施工できたというように、安くコーティングできると評判です。
さらに、キャンペーンを利用すれば10%〜20%オフになるので、費用を抑えることができて満足という意見がよくあります。
また、キャンペーンをしていて安くなっていたから利用したという意見も多くあります。
・ディーラーよりもキーパーコーティングの方が安くて綺麗
キーパーコーティングを検討されている方は、ディーラーコーティングとの比較も気になっていると思います。ディーラーで勧められた10万円以上もするようなコーティングが本当に必要なのかと疑問に感じている方もいらっしゃるでしょう。
実際に、ディーラーに施工してもらったことを後悔している方が多く、おすすめしないという意見があります。その理由は、高いだけで効果が持続しないからです。
それなら、安いキーパーコーティングを繰り返し利用する方が満足な結果が得られると言われています。ただし、注意点としては「繰り返し」施工してもらう必要があるところです。
詳細については、キーパーコーティングの効果についての評判や口コミをチェックしていただけるとわかります。
悪い評価の口コミ
・コストパフォーマンスが悪い
キーパーコーティングなら費用を抑えられるという口コミがある一方で、長期的にみるとコストパフォーマンスが悪いという口コミも見られます。
例えば、ピュアキーパーは6,600円から施工できますが、効果の持続期間が3ヶ月となっています。公式ホームページにも3ヶ月に一度の施工が必要と説明されていますので、1年間に換算すると軽自動車サイズでも26,400円となります。Lサイズの車なら34,400円です。
つまり、1度の支払額は安くなりますが、長期的なコストを考えると予想外に高額となることがわかります。
・メンテナンス費用や追加費用が高い
コーティングを選ぶときには施工費用に目が行きますが、それ以外にもメンテナンス費用などの追加費用がかかることがあります。
例えば、ダイヤモンドコーティングの場合にはメンテナンスを行なった場合には5年間の耐久性があるとしていますが、メンテナンス費用として1万円ほど必要になります。
つまり、施工費用だけ見れば安くなりますが、追加費用も必要になることを考えるとトータル費用がかさむことがわかります。
また、保証期間よりも早く効果が無くなったという口コミも多いのですが、補修や再コーティングのために別料金を請求されたというトラブルが発生しています。詳細については、次章で詳しくお伝えしていますのでチェックしておきましょう。
キーパーコーティングの評判・口コミ【効果編】
良い評価の口コミ
・ピカピカの艶や光沢が出て新車のようになる
キーパーコーティングの口コミには施工直後の評価が多いのですが、ピカピカになったとか、艶や光沢が出たという意見がよく見られます。
また、購入してから数年経った車に施工した場合には、新車時のように綺麗なボディになったという口コミもよく見られます。
・撥水性があり雨を弾く
外観以外の効果としては、撥水性能が高くなるという意見があります。つまり、雨が降っても水滴を弾いてくれるということです。
車を濡れたままにしておくとドアノブ周囲に黒いスジができたり、ボンネットや天井に雨じみができてしまいますが、これらの予防になると言われています。
・DIYよりも綺麗になる
カー用品店やホームセンター、インターネット通販では数多くのコーティング剤が販売されています。最近は、スプレーして拭き取るだけの簡単なものもあるため、DIYで施行される方も増えました。
ただ、やはり素人でもできるように開発されたものですので、効果や耐久性には劣るため、キーパーコーティングで施工してもらう方が満足度は高いという意見があります。
悪い評価の口コミ
・ノーメンテナンスのはずが車が汚れる
キーパーコーティング施工直後は綺麗になったという口コミが多い一方で、数ヶ月後の口コミでは汚いという評価があります。
例えば、公式ホームページには「ノーメンテナンス」という表現があり、クリスタルキーパーならノーメンテナンスで1年の耐久性があるとされます。
ノーメンテナンスと聞くと、コーティングをすれば何もしなくても愛車が綺麗なまま維持できると受け取れますが、実際には雨が降った後には雨シミができたり、黒いスジや斑点汚れがたくさんできていたという口コミが多くあります。
そのことを施工したお店に相談したところ、綺麗にするには別費用が必要だと言われ、トラブルになったこともあるようです。
・結局こまめな洗車が必要
上でご紹介したようなトラブルが起きる原因は、「ノーメンテナンス」という言葉に問題があるようです。
公式ホームページをよく確認すると、例えばダイヤモンドキーパーの場合、
3年間ノーメンテナンス、洗車だけ。
引用:KeePer
このように表記されています。どうしても「ノーメンテナンス」に目が行くので、「洗車だけ」の部分を見逃してしまいます。しかし、別の表現にすれば、
- 洗車をしていればノーメンテナンスでも3年耐久
- 洗車をしなければコーティング効果は失われる
と言い換えることができます。
また、メンテナンスとは「店舗で行うメンテナンス」のことを表しており、1万円の費用が必要になります。
つまり、この1万円のメンテナンス費用を払わなくても、洗車をしていれば3年の耐久性があると言っているのです。
このように、洗車をしなくてもいい、何もしなくてもいいと勘違いさせるような表現のせいでトラブルになるケースが多くあります。
・保証期間よりも早く剥がれる
コーティングをしたのに車が汚れるのも納得できませんが、保証期間よりも早くコーティングが剥がれる、もしくは効果がなくなるという怒りの声があります。
例えば、3年耐久のはずが数ヶ月のうちに効果がなくなったという口コミが多くあります。
キーパーコーティングの場合には、価格が高くなるほど耐久性も長くなるとされていますが、高ければ良いとは一概に言えないことがわかります。
・傷やシミ、汚れが残っている
コーティング前にできていた小さな傷や雨ジミなどの汚れが綺麗に除去されていないことが頻繁に起きているようです。
遠くから見ればピカピカになっているけど、近づいてよくみると汚れやコーティングのムラも見られるという意見がよくあります。
これは、施工技術の問題です。正しいコーティングには下地処理と言われる磨き作業が必須となり、傷や汚れも取り除いた質の高いコーティングが施工できます。
しかし、キーパーコーティングでは下地処理が正しく行われていないことがあり、傷や汚れが残ったままとなっています。
キーパーコーティングの評判・口コミ【店舗編】
良い評価の口コミ
・近所のガソリンスタンドでも気軽に施工できる
近所でコーティングができるお店を探したけど、
- 近くても車で1時間以上かかる場所にしかない
- 車に詳しくないから専門的なお店は敷居が高い
- 女性でも気軽に利用できるところがわからない
こうした悩みがある方にとっては、キーパーコーティングは気軽に利用できると言われています。その理由は、ガソリンスタンドに併設されている店舗が多くあるからです。
近所のガソリスンスタンドなら、コーティングのために車を預けた後の帰り道を心配する必要もありませんし、女性でも気軽に利用できるといったメリットがあります。
・キャンペーンを利用して安く施工できる
キーパーコーティングをするなら何店舗か回った方が良いという意見が多くあります。その理由は、店舗によってはキャンペーンをやっているため、うまく利用すれば費用を安く抑えることができるからです。
キーパーなら全国展開されていますし、地域によっては近所に何店舗もありますので、キャンペーン中の店舗を探してお得に施工することができます。
悪い評価の口コミ
・担当者の説明や対応が不安
ディーラーやDIYでの施工と比べると、キーパーコーティングの方が綺麗だという口コミがある一方で、施工者に対する不安や不満の口コミも見られます。
例えば、対応したスタッフが10代や20代のアルバイトのような人で、説明や対応が不親切だったり手抜きに感じられたという意見があります。
キーパーコーティングはコーティング専門店とされていますが、本当に専門店なのかと疑問や不安に感じることがあるようです。
・キーパープロショップよりキーパーラボの方を利用した方が良い(店舗によってレベルの差が激しい)
キーパーコーティングを行なっている店舗を詳しく調べてみると、キーパープロショップとキーパーラボの2種類があります。
その違いを簡単にお伝えすると、キーパーラボが直営店でキーパープロショップが代理店となります。
そして、設備や技術力は直営店のキーパーラボの方が高いと言われてています。
ただし、店舗によって施工レベルには大きな差があり、当たり外れがあるという口コミが非常に多く見られます。
・設備が不十分
コーティングの施工は、屋内設備で行うことが基本です。屋外で作業をすれば風でホコリや砂が舞い、施工途中の車に付着したり傷を作ってしまうからです。
しかし、ガソリンスタンドに併設されているような店舗の場合、屋外もしくは風を遮ることができないような場所で施工しているところがあります。
そもそもコーティングの施工に必要となる基本的な設備が整っていないため、キーパーコーティングはおすすめしないという意見がよく見られます。
キーパーコーティングの評判・口コミまとめ
キーパーコーティングの魅力は、価格が安いことやガソリンスタンドなどで気軽に利用できることです。
しかし、コーティングの効果については不満の声が多くなっていました。例えば、コーティング施工直後は確かにピカピカで新車のように綺麗に見えるのですが、耐久性が低くすぐに剥がれてしまうなどです。
これは、コーティング剤の質や施工技術の低さに問題があります。
質の高いコーティングには、
- 完全無機質のガラスコーティング
- プロと呼ぶにふさわしい施工技術
- 下地処理から丁寧に時間をかける
この3つのポイントを外すことができないのですが、キーパーコーティングではその条件を満たしていないことがわかりました。
施工直後の一時的な効果だけではなく、愛車をいつまでも綺麗に維持するというコーティングの目的を果たすためには、キーパーコーティングの利用はおすすめできません。
一時的な支払い額が安いのは確かですが、すぐに剥がれてしまったり何度も施工を繰り返すようでは、長期的なコストパフォーマンスも悪くなります。
上の3つの条件を満たしたコスパの高いコーティング選びは、「おすすめはこれ!ガラスコーティングの選ぶ際の4つのポイントとは?」をチェックしていただくといいでしょう。
ぜひ、愛車のためにも最適なコーティングを選んでください。