パールホワイトの車を購入したいけど、白い色なので汚れが目立つのではないか? 他の色の車と比べて、洗車の回数やお手入れ頻度は多いのだろうか? 汚れてしまったらどうやってきれいにすればいいのだろうか?など疑問があると思います。

またすでに、パールホワイトの車を購入している人で、ついた汚れをどうやってとったらいいのか? パールホワイトならではのメインテナンス方法があるのか?など気になることがあるでしょう。

ここではパールホワイトの車の汚れについて解説します。パールホワイトの車の購入を考えている人は何かしらヒントになるでしょう。すでにパールホワイトの車を持っている人はお手入れの参考にしてください。

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1. パールホワイトはどんな色?

パールホワイトはどんな色かというと、言うまでもなくご存知でしょうが、乳白色にパールの輝きが入って、淡いシルバーっぽい感触の色です。真珠のパールの色ですね。真珠を思い起こすせいか、パールホワイトには高級感を感じます。

ホワイトの車はなんとなく営業の車っぽかったり、平凡な感じを与えてしまいますが、パールホワイトになると高級感が出てきて、白の車とはまた一味違った雰囲気となります。白色のソリッドな平坦さに上品な柔らかさが加わった色です。

塗装の話で言えば、パールカラーは、白色の塗料に雲母(マイカ)などを混ぜて、真珠に似た光沢を持たせた塗装のことです。メタリック系のカラーより粒子が細かくなり、美しい発色の金属感となります。

1-1. パールホワイトは汚れが目立つか?

白やパールホワイトの車は誰でも乗れる一般的なボディーカラーの車で、人気のある色です。パールホワイトはシルバーっぽい輝きで高級感があります。

パールホワイトは白い色だから汚れが目立つように思いますが、実はあまり目立ちません。ホワイト系の車は汚れが目立ちにくいです。シルバーも目立ちにくいです。

白が一番目立ちにくいということは、一番汚れが目立つ車は、そう、です。

しかし、汚れには水アカなどの黒系のものと花粉や土ホコリなどの白系のものがあります。黒っぽい色の汚れは、黒などの濃い色のボディの方が目立たないし、ホコリなどは白系の色のボディでは目立ちません。

パールホワイトの車で困るのは水垢がついてしまうことです。

1-2. パールホワイトのボディの人気の理由は?

パールホワイトの良さは、パールホワイトの輝きときれいさを長く保てることが一番の理由です。ホコリや黄砂が被っても汚れが目立ちません。汚れや傷が目立たず、膨張色なのでボディが大きく見えることも人気の理由です。高級感が感じられるのもいいようです。大きく見え、夜も目立ちいますので事故にも遭いにくいという安心感もあります。

またパールホワイトは流行は関係なく、いつも誰でも使える上品な色です。夏は車内が黒より暑くなりにくいです。難をいえば、雪国では雪に同化してしまいますから、事故に遭いやすくなります。水垢も目立ちます。

パールホワイトより白色のボディの方が人気がありますが、上品さや高級感を求めるならパールホワイトがいいでしょう。ちなみに、白か黒で迷っているのなら、お手入れのことを考えると白い車の方が楽です。

2. 車の汚れにはどんなものがあるか?

では今度は、汚れにはどんなものがあるか見ていきましょう。

車は野外を走るといろんな汚れが付着します。

  • ブレーキの摩耗から出るブレーキダスト
  • 雨の水滴
  • 泥はね
  • 鳥のフン
  • 花粉
  • 黄砂
  • 虫の死がい
  • 樹液
  • 線路や鐵工所などから飛散する鉄粉
  • 排気ガスに含まれる成分

その他大気を汚染している様々な成分等があります。また、ホワイトの車は目立たないですが、雨ジミ(ウォータースポット)も大敵です。

これらの物質によっては、車に付着したまま放置されると、錆びの原因になったり、水垢になったり、シミになったりと様々な弊害をもたらします。それを放置しておくと、塗装面を劣化させ、洗車や磨きでは取れない汚れとなり、塗装面を修復しなくてはならなくなってしまいます。

定期的な洗車とお手入れをすることで、傷や汚れは早期発見で、小さい時に対処しておきましょう。早めに対処するほど手間がかかりません。放置すればするほど、手間も費用もかかります。

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3. パールホワイトの車の水垢への対処法

ホワイト系の色の車で目立つのは水垢です。

空気中や雨に含まれる油分がついたものなので、完全に防ぐことは難しいですが、正しい洗車をすることで、その影響を減らすことはできます。

3-1. なぜ水垢ができるのか?

水垢は、ライトカラーのボディで目立ちやすい汚れです。サイドミラーやドアノブの下、パーツの隙間から水が垂れて黒や灰色の跡がついたような汚れを見たことはないでしょうか? 雨によってできやすいので、この水垢はよく見かけます。

水垢は、雨が降った後や洗車後に、ドアミラーやハンドルの下にできる黒い筋の汚れです。排気ガスから出る煤や油分、アスファルトやタイヤが削られて粒状の汚れになったものが雨で流され、塗装面に付着して乾いて固着したものです。

水垢ができる原因は、汚れとキズ防止によいとされている泡だらけ洗車です。またワックスや安いコーティング剤に含まれる成分です。その中でも特にシャンプーの残留成分が汚れと混ざって、雨が降った後に、水がサイドミラーや窓から伝わり落ちてきます。。それが黒い縦筋になって残ります。

屋外に車を駐車している人は、屋内よりも雨汚れがついてしまいますので、その分、水垢がつくのが早くなります。

3-2. パールホワイトの車の洗車方法

水垢を発生させないためには、泡だらけにしない「水洗い洗車が必要」です。

高性能なガラスコーティングを使えば、洗剤泡などに頼らなくても水だけで楽に汚れが落ちます。

カーシャンプー使わないと汚れが落ちないんじゃないか?と不安になるかもしれませんが、カーシャンプーを使わずに正しい方法で水洗いをすれば、逆にボディの色がハッキリし色が濃くなります。

それだけカーシャンプーの残留で、ボディ色が知らず知らずのうちに白ぼけしてしまっているのです。

4. 水垢をつきにくくするには?

せっかくの美しいパールホワイトの車に水垢で黒い筋がついていたらガッカリですよね。

外に駐車しておくと、雨が降るごとに水垢が現れてきて、それをきれいにするのもいい加減いやになってきます。かと言って、お手入れを怠れば、ますます落としにくくなってしまいます。それを防ぐためには

  1. 高性能なコーティングをする
  2. キズを付けない洗車方法で水洗い洗車をする(泡だらけ洗車をしない)

コーティグをしておけば、水垢がついても簡単に水洗いで落とせます。コーティングは、自分でする方法と業者に頼む方法とがあります。

お店でしてもらうと施工代がかかります。自分でするともっと安くなります。多少手間がかかりますが、今ではいろんな市販のコーティング剤がありますから、自分で挑戦してみるのもいいでしょう。

5. 車のボディーカラー選びで気をつけることとは?

車汚れが目立つ目立たないもそうですが、車のカラーによって様々な効果があります。

例えば、ブラックは引き締まって見えるけど、ホワイトは車体が大きく見えるとか、ピカピカに洗車した時に、ブラックは、ブラック特有のボディに周りの風景が映り込むのがカッコいいと感じる、など。

またカラーによって買取時の査定額が違ってきます。

ホワイトやブラックなどは一般的な無難な色なので、他の色より高い査定額となります。あまり人が乗らない赤や黄色などの原色の車は、人によっては好まれないため、査定額は低くなります。走行するときに目立つ色がいいのか、目立たない色がいいかも好みが分かれるところです。

5-1. 世界のボディーカラーのランキングを見てみよう

2016年に人気のあったカラーは、

1位 ホワイト
2位 ブラック
3位 シルバー
4位 グレー
5位 レッド

でした。

やはりホワイトとブラックは人気がありますね。原色は一部の個性派が好むようです。赤といえば、赤いフェラーリが思い出されます。

また、事故を起こしやすいボディーカラーはブルー、起こしにくいカラーはシルバーだそうです。青色は後退色なので、実際より遠くにあるように感じてしまうのが事故の原因のようです。シルバーは光を反射しますから、夜間もわかりやすく、距離感が掴みやすいので事故が少ないのでしょう。

赤や黄色などの原色の車も目立つ色なので、事故率は低いと言われています。白系も同じような理由で、事故になりにくいようです。

6. まとめ

パールホワイトの車は見た目も上品で高級感があり、一般受けもよく、汚れも目立ちにくいので、好みにもよりますが、無難に選べるカラーでしょう。

ただ水垢だけでは目立ちます。まめに洗車にするか、それが面倒な場合はコーティングを施工するかすれば、日々のお手入れが楽になり、きれいな状態が保ちやすくなります。

汚れが目立ちにくいとはいえ、汚れは確実につきます。定期的な洗車やお手入れはするようにしましょう。こまめなお手入れを心がけることで、愛車がいつまでもきれいな状態で長持ちします。

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