タイヤワックスは水性がいい!メリットは?おすすめランキングは? 選び方のコツは?

タイヤを長持ちさせるなら、こまめに洗うだけよりも断然タイヤワックスを使った方が良いです。特に「水性タイヤワックス」を使うのがおすすめです。

でもタイヤワックスを使ったことがないなら、「所詮タイヤワックスなんてピカピカにするだけでしょ?」って思っていますよね?その考えのままでは、確実に損をします。タイヤワックスには油性ワックスと水性ワックスがあるのですが、タイヤを長持ちさせている賢いユーザーは水性ワックスを使ってメンテナンスをしているのです。

そこで今回はタイヤワックスの中でも「水性ワックス」に注目し、おすすめランキングから選び方のポイント、実際にどうやって使えばタイヤが長持ちするかなどを細かく解説していきます。

1. おすすめのタイヤワックスランキング【水性編】

タイヤワックスには「油性タイプ」と「水性タイプ」の2種類があります。まずは「タイヤの劣化を防ぐ効果が高い」と評判の水性タイヤワックスのおすすめランキングから紹介していきます。

1位:古河薬品工業「プロタイプ タイヤワックス」

価格:2,889円~

プロタイプ タイヤワックスの特徴

古河薬品工業は、車用のケミカル製品を専門に製造・販売している総合メーカーです。プロのメカニックもメンテナンスに利用するほど「信頼度が高いメーカー」というのが古河薬品工業の特徴です。

そんな古河薬品工業の「プロタイプ タイヤワックス」は4ℓの業務用タイヤワックスです。水性タイヤワックスの場合は液だれが気になるのですが、プロタイプ タイヤワックスは「ワックスの伸びが良い」というのが最大の魅力です。そのため少量でもしっかりとタイヤに塗り広げることが出来ます。

業務用なのですが、小分けして使うことが出来るようにスプレー容器がついています。水性タイヤワックスが落ちやすいため、どうしてもこまめな手入れが必要になります。でも業務用なのに少量で十分に塗り広げられるのがプロタイプ タイヤワックスなので、費用を気にせずしっかりと使えるところが魅力です。

プロタイプ タイヤワックスは、「高品質な水性タイヤワックスを経済的に使いたい人」におすすめです。

2位:古河薬品工業「タイヤワックス トリガー500」

価格:559円~

タイヤワックス トリガー500の特徴

タイヤワックス トリガー500は、プロタイプ タイヤワックスと同じ古河薬品工業の水性タイヤワックスです。スプレー容器で販売されているため、「まずはおすすめ第1位を使う前に性能や効果を試してみたい」という人におすすめです。

性能としてはプロタイプ タイヤワックスとほぼ同じなのですが、あえてタイヤワックス トリガー500の特徴を上げるとすれば「自然なツヤが出る」という点でしょう。特に油性ワックスのようなピカピカとしたツヤに違和感がある人なら、タイヤワックス トリガー500の自然で深みのあるツヤ感に満足するはずです。

3位:オカモト産業「タイヤのつや出しワックス」

価格:579円~

タイヤのつや出しワックスの特徴

オカモト産業の「タイヤのつや出しワックス」は、初めてタイヤワックスを使う人におすすめの水性タイヤワックスです。とにかく作業が簡単なのが魅力で、タイヤに直接スプレーを吹き付けるだけで簡単に仕上がります。

しかもスプレータイプによくある石油系溶剤(タイヤの劣化の原因を作る成分)を一切使っていません。簡単にできるスプレータイプなのに石油系溶剤を使用していない水性タイヤワックスを探している人には、ぜひおすすめしたい商品です。

4位:プロスタッフ「ミスターブラック」

価格:692円~

ミスターブラックの特徴

タイヤワックスの場合、水性でも油性でも必ず「タイヤの洗浄」と「ワックス後の拭き取り」が必要になります。でも「この作業が面倒でタイヤワックスを使わない」という人も多いはずです。

そんな人におすすめなのが、「水洗い・拭き取り不要」の水性タイヤワックス「ミスターブラック」です。とにかく作業が簡単なのが魅力のミスターブラックは、タイヤに直接スプレーを吹き付けるだけですべての作業が終了します。

スプレーした瞬間にミクロの泡がタイヤの表面を覆います。そして20~30秒すると泡が自然に流れ落ちていきます。この時にタイヤについていた汚れが一緒に流れ落ちます。泡が流れ落ちたら、なんとタイヤワックスの塗布も完成!この手軽さがミスターブラックの人気の秘密です。

5位:シュアラスター「タイヤワックス」

価格:880円~

タイヤワックスの特徴

シュアラスターの「タイヤワックス」は、数あるタイヤワックスの中でも珍しい乳液状の水性タイヤワックスです。そのためスプレータイプだと気になるホイールやボディーへの飛び散りがありません。さらに液ダレもしにくいというのが、初心者にもおすすめしたいところです。

しかもシュアラスターのタイヤワックスには、専用スポンジがセットになっています。一般的なスポンジと違い取っ手付きのスポンジなので、わざわざ手袋をつけなくても手が汚れません。さらに手のひらに収まる程のコンパクトサイズなスポンジなので、細かな部分までしっかりとワックスを塗りこむことが出来ます。

2. タイヤワックスには水性を選ぶべきだと言われる理由

タイヤワックスには、油性タイヤワックスと水性タイヤワックスの2種類があります。実はこの2つは大きな違いがあります。そのためタイヤワックスを塗ったことによる効果やメリット・デメリットにも違いがあります。

2-1. 水性タイヤワックスのメリット・デメリット

・水性タイヤワックスのメリットその①

水性タイヤワックスの最大のメリットは、「タイヤを長持ちさせる効果がある」という点です。

どんなに高性能・高品質なタイヤでも、使い続ければ少しずつ性能が劣化していきます。これは「タイヤの主原料がゴムである」ということが関係しています。もちろんタイヤメーカーもその点をカバーするために、劣化防止剤などのタイヤ保護成分を配合しながらタイヤを作っています。

でもタイヤ保護成分は、使い続けると少しずつタイヤの表面から流れ出ていきます。これがタイヤの劣化につながります。つまり「不足してしまったタイヤ保護成分を補えばタイヤは長持ちする」ということです。

その働きをしてくれるのが水性タイヤワックスです。水性タイヤワックスにはタイヤにストレスを与えるような成分は含んでいない上に、劣化防止剤や紫外線防止剤などのタイヤ保護成分が配合されています。

そのため水性タイヤワックスをタイヤの表面に塗ってあげることによって、タイヤの保護成分がゆっくりとタイヤの内部に浸透していきます。これこそが水性タイヤワックスの最大のメリットといえます。

・水性タイヤワックスのメリットその②

水性タイヤワックスのメリットの2つ目は、「自然なタイヤの色が復活する」ということです。

油性タイヤワックスを使うと、タイヤの表面がビックリするほどピカピカになります。でも視線をタイヤからちょっと離して車全体に移してみると、ボディーとタイヤの見た目のバランスが不自然に見えることがあります。これではいくらタイヤがキレイになったとしても、車全体の見た目のバランスが悪くなってしまいます。

これに対して水性ワックスは、自然なツヤが出ます。油性ワックスのようにピカピカ感はありませんが、逆に不自然なツヤがないことによって車全体の見た目のバランスが非常に良くなります。だからこそ水性ワックスは「車全体の見た目のバランスを重視したいユーザー」に人気があるのです。

・水性ワックスのデメリットその①

水性ワックスは、シリコンを水に溶かして作ったタイヤワックスです。そのため「水に弱く持ちが悪い」というのが一番のデメリットです。

タイヤワックスは、油性であっても水性であっても時間が経てば少しずつ落ちていきます。でも油性タイヤワックスの場合は油脂成分が強いため、水に強く長持ちします。ところが水性ワックスはタイヤにストレスをかけないために石油系溶剤をほとんど使っていません。そのためどうやったとしても油性ワックスと比べると持ちが悪くなります。

車のメンテナンスをこまめにするのが苦にならない人には特に気にならないデメリットなのですが、「時間がない人」「車の手入れが面倒な人」にとっては、「水に弱く持ちが悪い」という水性ワックスの性質は最大のデメリットと感じるはずです。

・水性ワックスのデメリットその②

水性ワックスの2つ目のデメリットは、「選ぶ時に成分をチェックしなければいけない」ということです。水性ワックスといっても、直接タイヤに吹き付けて使うスプレータイプの場合は油性ワックスと同じ石油系溶剤が使われています。そのため使い続けると、油性ワックスを使うよりも早くタイヤが劣化してしまうことがあります。

つまり「水性ワックスだから安心」と思ってワックス選びをしてしまうと、結果的にタイヤの劣化を速める商品を選んでしまうことです。こうならないためには、面倒でも水性ワックスの成分内容をチェックしなければいけません。この手間も水性ワックスのデメリットといえます。

2-2. 水性タイヤワックスと油性タイヤワックスの違い

タイヤワックスのタイプは、油性タイプと水性タイプに分かれます。水性タイヤワックスと油性タイヤワックスの違いは、「シリコンを何で溶かしているか」ということに尽きます。

油性タイプのワックスは、シリコンを溶かすときに「石油系溶剤」を使っています。これに対して水性タイプのワックスは、シリコンを「水」に溶かしています。この違いによって水性タイヤワックスと油性タイヤワックスには、性能や効果が持続する期間に違いが出ます。

・長持ちするのは油性タイヤワックス

油性タイヤワックスは、シリコンを石油系溶剤に溶かして作っています。そのためタイヤに塗った時に液ダレする心配がありません。しかもタイヤの表面に油膜を作るので、雨やぬれた路面を走行してもワックスが流れ落ちてしまうことがありません。

タイヤワックスを塗る作業はかなり手間がかかります。ですから「出来ればタイヤワックスにかかる手間を省きたい」と思うのが本音ですよね?そんな人におすすめなのが、タイヤワックスの効果が長持ちする油性タイヤワックスなのです。

・タイヤを長持ちさせるのは水性タイヤワックス

タイヤワックスを使うということは、少なからずタイヤにストレスをかけるということです。でもストレスにも強弱があります。強いストレスはタイヤの劣化の原因となりますが、小さなストレス程度であればタイヤの劣化には関係ありません。

そこでもう一度思い出してほしいのが、油性タイヤワックスと水性タイヤワックスの1番の違いです。油性タイヤワックスに使われている石油系溶剤は、タイヤの内部にまで浸透してしまうためタイヤの劣化の原因となります。でも水性タイヤワックスはタイヤの表面に付着するだけなので、タイヤの内部に浸透する前に落ちてしまいます。

つまり水性タイヤワックスは持ちが悪い分、タイヤへのストレスを最小限に抑えることが出来るということです。そのため「タイヤを長持ちさせたい人」にとってはおすすめのタイヤワックスといえます。

3. 水性タイヤワックスを綺麗に仕上げるための使い方とコツ

水性タイヤワックスは、使い方次第でメリットだけでなくデメリットも出てきます。そのため水性タイヤワックスを使ってタイヤをキレイに仕上げるためには、タイヤワックスの使い方にコツがあります。

3-1. 塗る前に必ずタイヤを水洗いする

水性タイヤワックスでキレイに仕上げるためには、「塗る前に必ずタイヤを水洗いする」が最も重要なポイントです。タイヤの汚れが付いた状態では、いくら水性タイヤワックスを使ったとしても汚れの表面にワックスが付着するだけなのでタイヤ本体にはその効果が発揮されません。

また水性タイヤワックスは、水に弱いという性質を持っています。ですからキレイに仕上げるためには、ワックスを塗る前に「タイヤをしっかりと乾かす」ということもポイントになります。

そのため水性タイヤワックスでキレイな仕上がりを目指すなら、「タイヤの汚れを落とす」と「タイヤをしっかりと乾かす」の2つを徹底するということがポイントになります。

3-2. 塗り終わった後できちんと拭き取る

水性タイヤワックスの場合も、油性タイヤワックスと同じように「塗り終わった後できちんと拭き取る」ということが大切です。

油性タイヤワックスと比べると水性タイヤワックスは塗りムラが出来にくいのですが、「塗り込むワックスの量が多ければその分効果が高くなる」ということではありません。それどころか余分なワックスがタイヤについた状態で車を走らせてしまうと、タイヤワックスが走行中に飛び散ってしまいます。

しかも飛び散ったタイヤワックスがボディーについてしまうと、その部分にシミが出来てしまいます。しかもタイヤワックスのせいでできてしまったシミは、かなり頑固です。そのためついてしまった直後に拭き取れば問題はありませんが、時間が経ってからだとなかなか取れません。

こうならないためにも、「水性タイヤワックスを塗り終わった後は必ず乾拭きする」ということを覚えておいてください。手間に思うかもしれませんが、この手間が水性タイヤワックスを使ってキレイに仕上げるコツなのです。

4. 失敗しない水性タイヤワックスの選び方まとめ

タイヤを長持ちさせるためにタイヤワックスを使うのであれば、こまめな手入れが必要ではありますが水性タイヤワックスを使うのが絶対におすすめです。ただし「水性だからいい」というだけでは、せっかく水性タイヤワックスを選んでも逆効果になります。

水性タイヤワックスは「正しく選ぶコツ」と「正しく使うコツ」をきちんと理解していれば、タイヤワックスを使わずに使い続けるよりも格段にタイヤが長持ちします。快適なカーライフを手に入れるためにも、ストレスフリーな水性タイヤワックスを選んでくださいね。