紫外線という言葉をよく聞きますよね。紫外線というのは太陽からでる有害物質です。日光を浴びないと紫外線の影響を受けないので室内なら安全です。それは車内でも大丈夫だろう!紫外線は受けないだろう!と思っていませんか?
実は車内でも紫外線は影響を及ぼしているのです。では、今回は車内での紫外線について紹介していきます。
1. 車の紫外線カットでダメージ防ぐ
車の紫外線は防ぐことができるのです。しかし、「車内ではどのような紫外線が影響しているのか?」「 紫外線のダメージをどのくらい受けるのか? 」知っておきたいですよね。ここでは二本立てで説明していきましょう。
1-1. 車内で受ける紫外線って?
車内でも紫外線は受けているのです。紫外線には2つの種類があり、UV-A、UV-Bがあります。外ではこの2つの紫外線が肌や体に悪影響を及ぼしています。
車内ではというと、UV-Aのほうがガラスを貫通してしまうので肌に対してUV-Aによる影響があります。UV-Bはガラスを遮ってしまうので影響はあまりありません。UV-Aというのは紫外線で95%を占めているのできちんとした対策が必要になってきます。
また、車内にいれば大丈夫だろう、ある程度紫外線をカットしているだろう、と思っているかもしれませんがそれは違います。ガラスではほとんど予防できていないのです。
窓も近くにないし、光も当たっていないので大丈夫だろう! と思っていても実は10%もの紫外線が体に当たっているのです。しっかりとした対処が必要になってきます。
1-2. 紫外線ダメ―ジを受けるとどうなるの?
紫外線が車内でもダメージを与えてくるということを理解していただけたかと思います。では、紫外線のダメージを受けるとどうなるのでしょうか?
- シミ
- シワ
- たるみ
この3つが発生してしまいます。紫外線が肌に貫通してしまうことによって肌の細胞を破壊します。するとどうでしょう。細胞が破壊されるということは活動しなくなるので、シミやシワ、たるみなどが一気に増えていくのです。紫外線はとても深刻な問題なのです。
2. 車の紫外線対策法
そんな紫外線ですが、車内でも紫外線を防ぐ方法がいくつかあります。その方法について紹介していきます。
2-1. 日焼け止めを塗る
この方法が多くの人がやっている方法でしょう。日焼け止めを塗っておけば車内でも屋外でも紫外線によるダメージを防ぐことが出来ます。ですから、日焼け止めを常に持ち歩いて車内でも塗るようにしましょう。
日焼け止めにも種類があります。SPF50+とPA++++です。SPF50+はUV-Bをカットします。
PA++++はUV-Aをカットします。+の個数が多ければ多いほど紫外線に対しての効果が強いです。長時間車を運転する場合は2時間~3時間に一度は塗るようにしましょう。
2-2. UVカット用の液体塗料を塗る、スプレーする
UVカット用の液体塗料もあります。窓ガラスに塗るだけで紫外線をカットすることができます。30日ほど経つと効果が薄れてくるのでまた塗れば効果が復活します。
2-3. UVカットの衣料を使用する
UVカットの衣料というのも今は販売されています。また、肌を露出していることによって紫外線によるダメージを受けてしまうので薄い上着などを羽織っておくだけでも紫外線カットに繋がります。
2-4. サングラスを使用する
実は目にも紫外線がダメージを与えているというのを知っていますか?日差しがまぶしいからサングラスをするだけでなく、紫外線カットのためにもサングラスを使用しましょう。
2-5. 食生活に気を付ける
もちろん、車の中での対策も必要ですが、普段の食生活も必要になってきます。シミやシワ、たるみ予防になるビタミンなどを多く摂取しましょう。
2-6. サプリメント
食生活では完璧に補うことができない場合もあります。その場合はサプリメントを摂取しましょう。今は様々な種類のサプリメントがあるのでビタミンなどを補うことができます。
2-7. カーテンの取り付け
運転席や助手席へのカーテンの取り付けは禁止になりましたが、後部座席やトランク部分にならカーテンをつけることができます。
2-8. フィルムを貼る
紫外線をカットしてくれるフィルムというのもあります。フィルムであれば剥がすまで効果が持続します。このように紫外線をカットする方法がいくつかあります。もちろん、車内での予防も必要ですが、普段の食生活からの意識というのも大切です。
車内で予防出来ることはきちんとして、日常的にも気を付けるようにしましょう。
3. 車の紫外線カットフィルムを張るなら
車の紫外線カットフィルムについて紹介しましたがどのようにして貼るのか?を知らなくては紫外線を防ぐことが出来ません。紫外線カットフィルムを張る方法として3つあるので紹介していきます。
3-1. ディーラー
1つ目はディーラーで貼ってもらうという方法です。確かに、確実に貼ってもらうことができますし、失敗することもありません。しかし、料金が高くついてしまいます。確実性を求めるのであればディーラーで貼ってもらうことです。
また、新車を購入した際にオプションとして紫外線カットフィルムを購入して納車の際に貼ってもらうというほうがいいかもしれません。
3-2. 専門業者
紫外線カットフィルムを貼ってくれる専門業者というのもあります。業者であれば確実性も求めることができますし、料金もディーラーで貼ってもらうよりは安くやってもらうことができます。
しかし、車を持っていかなくてはなりませんし、どのみち工賃として品物以外にも料金が発生してしまいます。ディーラーに依頼するのは少しなぁ…。と思っている方は専門業者に依頼しましょう。
3-3. 自分で貼る
自分で貼るということも可能です。カー用品店でもネットでも紫外線カットフィルムを購入することが出来ます。少し、手間もかかりますし、失敗するかもというリスクはありますが自分で貼ったほうが工賃もかかりませんし、品物代だけなので安く済みます。
説明書を読みながら慎重にやれば自分でも貼ることができるのでぜひ、やってみましょう。紫外線カットフィルムを貼る方法はいくつかあります。自分に合った方法で紫外線カットフィルムを貼ってみましょう。
4. まとめ
車内での紫外線について紹介してきました。車内であれば紫外線が届かないし大丈夫だろう! と思っていても実際は80%もの紫外線が車内に入ってきます。紫外線のせいでシワやシミ、たるみの原因にもなってしまうのです。
それを防ぐためには様々な方法があります。また、日ごろの食生活にも気を配り、紫外線対策を徹底的にやるようにしましょう。車で対策するには一番いいのは紫外線カットフィルムの使用です。
もちろん、専門業者やディーラーに依頼できますが、お金がその分かかってしまいます。自分で貼ることもでき、簡単なので紫外線の予防のためにも使用してみましょう。ぜひ、参考にしてみてください。