- カーフィルム貼りに必要な道具は主に4つ!手軽に挑戦できる!
- カーフィルム貼りは5ステップでOK!比較的容易に施工できる!
- ヘラ使いなど、一手間かけて上手に貼ろう!
紫外線カットや断熱効果など、ユーザーの求める性能によって様々な種類から選ベる「カーフィルム」。車内環境の向上に一役買ってくれる、優秀なカーアイテムです。そのため、これから貼りたい!もしくは、もう貼っている!という方も多いのではないでしょうか。しかし、いざ自分で貼って見ると、気泡が入ってしまった、貼る位置がずれてしまったなどの失敗談もよく耳にします。
そこで今回は、カーフィルムの貼り方に焦点を当て、素人でも上手に貼るためのポイントなどについてお伝えします。以下を参考にして、ご自身でのカーフィルム貼りに挑戦してみて頂ければと思います。
1. カーフィルムの上手な貼り方とは?
カーフィルムの施工は、専門業者に依頼するとガラス全面の施工で、平均5万円前後かかるということもあり、最近では、カー用品専門店で気に入ったカーフィルムを購入し、家のガレージなどを使って、ご自分で貼られるという方も多くいらっしゃいます。
そこで気になるのが、どうすれば上手に貼れるのか、ということだと思います。そのため、ここからは、まず基本的なカーフィルムの貼り方についてご紹介し、その後で上手に貼るためのポイントについてまとめます。
カーフィルムを貼るには?
まずは、基本的なカーフィルムの貼り方についてです。今回は、カット済みのカーフィルムの貼り方について、ご紹介していきたいと思います。
なぜかというと、すでに窓の形に合わせてカーフィルムをカットしてくれているため、素人でも失敗の可能性が低い、カットの手間が省ける、というメリットが挙げられるからです。
今回、初めてカーフィルムを貼るという方は、まずはカット済みの製品を購入され、挑戦してみることをおすすめします。
しかし、カット済みのカーフィルムは、カットされていないカーフィルムよりも、購入価格が高くなってしまうというデメリットもあります。しかし最初は焦らず、何度かカーフィルム貼りを経験してコツを掴み、自信がついた後にカットされていないカーフィルムに挑戦してみるのでも遅くはないでしょう。
用意すべきモノ
それでは、まず用意すべきモノについてですが、主に以下の4つが必要です。
- カーフィルム
- 接着スプレー
- 綺麗な布(雑巾)
- ヘラ
道具が4つで良いというのは、手軽で嬉しいポイントですね。
2. カーフィルムの貼り方
続いて、本題のカーフィルムの貼り方についてですが、基本的には以下の5ステップで行います。
- 窓を綺麗に拭き上げる
- フィルムを貼り付けるガラスに、スプレーを吹き付ける
- フィルムに付いている透明シートを剥がし、糊面にスプレーを吹き付ける
- フィルムを気泡が入らないように注意し、そっと窓に貼り付ける
- 位置を決めたら、ヘラを使って丁寧に水や空気を抜いて貼り付けていく
いかがでしょうか。手先が不器用で自信がないという方でも、比較的容易に行える作業だと言えるでしょう。
3. 上手に貼るためのポイントは?
それでは、上手に貼るためのポイントについてみていきましょう。少しの手間でも仕上がりは大きく変わってきますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
①暑い日の作業は避けよう!
暑い夏の時期は、紫外線が気になりだし、多くの人がカーフィルムを貼ろうと考える時期ですよね。しかし、実は施工面から言うと失敗の可能性が高まってしまうため、注意が必要な季節なのです。
その理由は、夏のカラッとした気候に、スプレーがすぐに乾いてしまうことが挙げられます。スプレーが乾いてしまうと、フィルムの位置を微調整する前に乾いて張り付いてしまうため、カーフィルムがズレてしまったり、気泡が入ってしまったりしてしまいます。夏の時期は暑い昼間の時間帯を避けるなど、施工の時間帯に気をつけると良いでしょう。
②風の強い日は避けよう!
風の強い日も要注意です。なぜなら、せっかく磨き上げた窓に、風によって運ばれてきた粉塵や汚れが付着してしまう可能性が高いからです。カーフィルムと窓の間にゴミがあると、カーフィルムが剥がれやすくなってしまいます。また、施工面でもカーフィルムが折れ曲がったり、位置が決めづらかったりするので、風の強い日は避けるのが無難だと言えるでしょう。
③服装にも注意!
セーターなど、毛足の長い服だと、その毛がカーフィルムに付いてしまう可能性があります。Tシャツを着るなどすると良いでしょう。
④フィルムを必要以上に触らない!
フィルムを触りすぎると、指紋がつくなどしてフィルムの粘着力が低下し、貼り付けづらくなってしまいます。また、ゴミの付着にも繋がってしまいますので、注意しましょう。フィルムの端を持つように意識すると良いでしょう。
⑤気泡抜きは中央から外側へ!
気泡や水、入ってしまったゴミを取り除くためにヘラを使いますが、中央から外側に流し出すようにしましょう。ヘラを窓ガラスに対して垂直に当てるのもポイントです。シワにならないようにするためにも、シワの方向によって、縦方向に延びているシワは左右から、横方向に延びているシワは上下から、丁寧に力を加えすぎないように滑らせて気泡抜きを行いましょう。
4. カーフィルムの貼り替え時期は?
カーフィルムの貼り方もわかって、あとは買いに行って貼るのみ!ですが、ここで、カーフィルムの貼り替え時期についても触れておきたいと思います。
果たしていつまでもつのだろう、カーフィルムの効果はいつまで続くのだろう、と思われた方もいらっしゃると思います。貼り替え時期については、製品によって違ってくるので一概には言えないのですが、一般的には5年が一つの目安であると言われています。
張り替えには、再度お金も手間もかかってしまいますが、この一手間をするのとしないのとでは、乗り心地などに差が出てきます。定期的な張り替えで効果を維持するようにしましょう。
5. カーフィルムを長持ちさせるには?
上記の張り替え時期と合わせて知りたいのが、カーフィルムを長持ちさせる方法だと思います。ですが、こちらに付いては一概に、こうすれば長持ちすると言う、わかりやすい対策はありません。ただ、注意していただきたいのが、巷に出回っている安すぎるカーフィルムの購入・施工です。
通常は5年ほどもつカーフィルムですが、安すぎるカーフィルムは1年ほどでシワがよったり、気泡が入ったり、剥がれてきたりする場合があります。
1年に1回、安いカーフィルムを買い替え、張り替えるコストと手間に対して、5年に1回の買い替え、張り替えで済むカーフィルムとを比較すると、前者の方がコストも手間も余計にかかってしまうという場合もあるようです。
安いという値段だけで決めてしまわず、品質的に問題のない商品なのかなど、一度確認してから購入するようにしましょう。
6. カーフィルムを貼った後の、お手入れで注意することとは?
最後に、カーフィルムを貼った後のお手入れについてご紹介して終わりたいと思います。カーフィルムの寿命と効果をより長く保つために、以下について気をつけると良いでしょう。
- 濡れた柔らかなタオルで、こまめに汚れを拭き取るように心がける
- 頑固な汚れは、なるべく早く専用クリーナーを使って拭きとるように心がける(中性洗剤を薄めたものもクリーナーとして効果的です)
- フィルムに傷がつかないように、剛毛のブラシや研磨機能のあるスポンジなどは使わないように心がける
- フィルム表面にシールを貼り付けたり、固いものでこすったりしないように心がける
- ストーブやドライヤーなどの高温の器具を近づけないように心がける
まとめ
いかがでしたか?今回は「カーフィルム」の貼り方についてご紹介しました。私にもできそう!と思っていただけたでしょうか。
施工に伴って準備するモノも少なく、施工方法も比較的容易なので、素人の方でも挑戦しやすいと言えるでしょう。施工をする際にはぜひ、ご紹介した一手間を加えて、上手にカーフィルムを貼ってみてくださいね。