エンジンオイルの正しい保管方法と使用期限

車のエンジンオイルを交換した際にオイルが余ってしまう事があります。オイルには保管方法や使用期限がある為、余ったオイルも正しく保管しておかなければ、性能が低下してしまう可能性があります。

そこで今回は、エンジンオイルの保管方法、使用期限についてご紹介します。オイルの保管方法について、困っている方には参考になる内容となっていますので、是非参考にして下さい。

スポンサーリンク

余ったエンジンオイルの正しい保管方法

エンジンオイル交換時に、4L缶でオイルを購入すると使い切れずに余ってしまう事があります。

しかし、エンジンオイルは一度でも開封してしまうと非常に劣化しやすくなります。その為、余ったオイルを次も使う場合には、正しく保管する必要があります。

では、具体的な保管方法を確認していきましょう。

保管場所・温度

エンジンオイルが劣化する原因は、

  • 水が混入する
  • 空気に触れる
  • 紫外線に当たる

この3つになります。そのため、余ったオイルは湿度、温度変化が低く、日光に当たらない場所で保管するのが良いです。また、乾燥剤と一緒に保管しておくのも効果的です。

その他、冬になると容器内が結露し、水が混入してしまうことがあります。オイルは水が入ってしまうと、非常に劣化しやすくなりますので、冬は特に保管場所の温度に注意しましょう。

保管容器

余ったエンジンオイルを保管する場合、紫外線を通さない小型の容器を使用するのが良いです。なぜなら、

  • 紫外線を通さない為、オイル劣化を防げる
  • 小型の容器を使用する事で、容器内の空気を減らすことが出来る

こうした理由がある為です。

その他、保管容器とキャップの間にビニールなどを挟み、気密性を高め、空気や水蒸気の出入りを無くすのも効果的です。

また、オイルは一度に多く買う事で1Lあたりの価格を抑えることが出来ます。その為、ペール缶で購入する方も多いです。しかし、ペール缶は容器が大きく、そのまま保管していると、結露時に多くの水が混入してしまいますし、多くの空気に触れてしまう為、非常に劣化しやすくなります。その為、ペール缶で購入した際は5~10L缶などの容器を使用し、分けて保管しましょう。

消防法

エンジンオイルは引火性液体の為、危険物に指定されています。しかし、保管するにあたり、工事や申請等が必要となるのは1200L以上となっていますので、基本的には消防法の心配はありません。

開封後のエンジンオイルの使用期限

開封後のエンジンオイルの使用期限は、保管方法によって大きく異なります。

先ほどご紹介した方法で、しっかりと保管していれば1~2年程度は問題なく使用する事が出来ます。反対に、悪い環境で保管していると、1ヶ月程度で性能が低下する可能性もあります。

この様に、エンジンオイルの使用期限は保管方法により変わります。

また、エンジンオイルは基本的に半年に1回は交換しなければなりません。その為、4L缶のオイルを購入し、余ってしまった場合は完全に劣化してしまう前に使い切れることがほとんどです。しかし、ペール缶で購入した場合には1年以上保管することもあり、正しく保管しておかなければオイルが劣化しきってしまい、エンジンに悪影響を及ぼすこともあります。ペール缶でオイルを購入した場合は、特に保管方法に注意しましょう。

未開封のエンジンオイルの場合

未開封のエンジンオイルは、基本的に数年は問題なく使用する事が出来ます。しかし、あまりにも高温多湿な場所へ保管し続けると劣化してしまう可能性もあります。その為、これまでにご紹介した様に、高温多湿と日光を避け保管しておくのが良いでしょう。

また、長期保管したオイルを新しい車に使用する場合は、オイル規格に注意が必要です。オイル規格とは、米国石油協会や自動車工業会が制定している規格です。この規格は不定期に新しくなり、新しくなると新車販売される車の指定オイルも新しい規格の物となります。

この様な理由から、新しい車は古い規格のオイルに対応していないこともあります。規格の違うオイルを使用すると不具合が発生することもありますので注意しましょう。反対に、古い車に新しい規格のオイルを使用するのはほぼ問題ありません。

スポンサーリンク

まとめ

以上が、エンジンオイルの正しい保管方法となります。月に1度はオイル交換を行う方でしたら、余ったオイルも劣化する前に使い切れる為、あまり神経質になる必要はありません。

一方で、走行距離が少なく、余ったオイルを半年以上保管する方は、今回ご紹介した保管方法をしっかりと守り、オイル劣化を防ぎましょう。

また、冬場は結露が起こりやすく、水が混入しやすくなります。水の混入は、紫外線や空気に触れるよりもオイルへの影響が大きくなりますので、冬は特に保管温度に注意しましょう。

おすすめの記事