カストロール エンジンオイル EDGE 5W-40 4L 4輪ガソリン/ディーゼル車両用全合成油 Castrol

エンジンオイルを選ぶ時は、自動車メーカーの指定粘度に適合するエンジンオイルを選びますが、エンジンオイルを販売しているメーカーは多数あり、どのメーカーにすればいいのか迷ってしまいますよね。

この記事では、現在流通している主要エンジンオイルメーカーの特徴をご紹介していますので、メーカー選定のひとつの目安としてご参考にして下さい。

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エネオス(ENEOS)

ガソリンスタンドとしても有名なエネオスですが、石油製品の販売以外にも潤滑油の精製まで自社で手掛けています。

エネオスが販売しているエンジンオイルブランドとして、化学合成油のSUSTINAと部分合成油のFINEの二種類があり、2サイクルや外車を含む殆どの乗り物に対応したラインナップが揃っています。

前身である日石時代からモータースポーツへ参戦して優勝経験もあるので、その性能はトップクラスと言えます。

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エルフ(Elf)

元々はフランス政府の国営企業であり、1994年に民間企業に移管後2000年にトタル社と合併しました。ル・マンやMOTO GPなど、最先端の技術で挑む主要レースへ参戦実績があり、世界的にも有名なメーカーです。

エルフのエンジンオイルブランドであるヴァン・ヴェールは、カワサキの純正オイルに指定及び、MPTO GPでカワサキをサポートするなど、国内でも指示されているメーカーです。

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カストロール(Castrol)

潤滑油にヒマシ油(Castor Oil)を一定量加える事で、性能が飛躍的に向上する事を発見したのをきっかけに誕生した製品名であるカストロールが、1960年にそのまま社名へと変更になり、潤滑油メーカーとしてカストロール社が誕生しました。

2000年にはBPアモコ(現BP)に吸収され、国内ではBPカストロール株式会社が販売しています。

カストロールの植物性エンジンオイル(R30)は排気ガスから漂う甘い香りが特徴的で、その香りには多くのファンもいましたが、現在では製造が終了してしまいました。

香りの特徴としては無くなってしまいましたが、モータースポーツで培った技術が盛り込まれたハイスペック向けエンジンオイルから、エコカー、ディーゼルエンジンなど、幅広くラインナップを取り揃えています。

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ガルフ(Gulf)

1903年にニューオーリンズで灯油の小売業からスタートしたガルフは、1913年には世界初のドライブイン型サービスステーションを開設しました。1953年には化学合成油PAOの製造をスタートさせるとともに、石油化学分野へと進出します。

現在では各種エンジンオイルの他にも、添加剤、ギヤオイル、ATF/CVTFなどのラインナップが揃っています。

ガルフのロゴマークに因んだブルーとオレンジのガルフカラーは印象的で、ル・マン24時間レースで2連覇を果たした事で更にこのカラーリングが知れ渡る事となりました。

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ケンドル(Kendall)

ケンドルは、1881年にペンシルベニア州ブラッドフォードにKendall Refining Companyという社名の製油所として設立されました。社名のケンドルとは、製油所の近くにある地域住民に親しまれている小川の名前(=郵政大臣の名前)に由来しています。

ケンドルは1928年に、当時ではクランクケースオイルの耐用期間である500~1000マイルを大きく上回った耐用期間2000マイルであるケンドルベンズベストを販売して、V字の2本指をロゴマークにしてアピールしました。

現在もロングライフ設計のエンジンオイルの開発に力を注いでおり、ロングライフエンジンオイルはケンドルの大きな特徴となっています。

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ザーレン(Zahren)

1963年にザーレンオイルを販売開始、パリ・ダカールラリーへの参戦やフォーミュラニッポンでF3のテクニカルサポートを行うなど、着々とその活躍の場と知名度を広げてきた日本の企業です。

エンジンオイルのブランドとしてザーレン・ガイアを展開しており、各種エンジンに対応したエンジンオイルをアルファ、イプシロン、ガンマ、ラムダ、ゼータ、ベータと、目的別に分類された5種類から選択できます。

また、優秀整備工場に限定したオイルキープシステムがあり、20Lのまとめ買いによる割引や工賃・点検工賃の無料などの販売制度で受けられる嬉しい特典があります。

シェル(Shell)

昭和シェル石油はエンジンオイルブランドとして、シェルヒリックスというブランドで各種エンジンに対応したエンジンオイルを販売しています。

シェル独自の化学合成油XHVIを使用する事で、粘度指数、せん断安定性、熱・酸化安定性といった重要な性能が優れている他にも、蒸発損失が少ないという特徴をもっています。

シェルの主な実績としては、フェラーリとのパートナーシップが挙げられます。F1で燃料やエンジンオイルのパートを担っており、公道向けとしてもフェラーリの純正指定オイルに採用された事から、フェラーリが認めたエンジンオイルと言ってもいいでしょう。

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スノコ(SUNOCO)

SUNOKO社は、米国で1886年に創業の1世紀を超える長い歴史を誇る老舗オイルメーカーです。

スーパーフォーミュラ、スーパーGT、D1グランプリ、ロードレースなど名立たる著名なレースへの参戦によって、培った高性能エンジンオイルの製造技術を製品への開発に役立てています。

モータースポーツ向けのBRILLから、リーズナブルなULTRAまで、ユーザーのニーズに合わせた目的別のオイルブランドを展開しているので、とても選択しやすくなっています。

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スピードマスター(SPEED MASTER)

スピードマスターは1998年に設立した東京都に本拠地を置く、スピードマスター株式会社のエンジンオイルブランドです。

歴史としては新しい会社ですが、FIM世界耐久ロードレース選手権(EWC)、全日本ロードレース選手権、全日本スーパーモトなど、バイクレースを数多く含むモータスポーツで実際に使用され、実績を上げている実力派メーカーです。

商品ラインナップは、メーカーのネーミング通りスポーツ走行を想定した高性能オイルが数多くラインナップされています。

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ゼロスポーツ(ZERO SP)

スポーツタイプであったり、エコカーであったりと車のタイプでエンジンオイルを選ぶ事はありますが、このゼロスポーツはスバルの車のためにつくられたスバル専用エンジンオイルです。

スバル車の多くに採用されている水平対向エンジンは、低重心というメリットがある反面、シリンダーライナー上部が油膜切れを起こしやすくなっています。

その問題に焦点を当ててスバル車専用に改善したエンジンオイルを開発したのが、ゼロスポーツのエンジンオイルです。

TAKUMIモーターオイル

2010年にロシアから販売をスタートしたTAKUMIモーターオイルは、その品質の高さから急速に世界で知名度を拡大させ、2013年に故郷である日本でも販売を開始しました。

MADE IN JAPAN品質を徹底的に追求し、耐久レースをはじめ多くのレースへと参戦する事で、フィードバックやレースの結果を元に製品の開発・研究をしています。

本物をリーズナブルに提供するというミッションを掲げて、宣伝費よりも開発費にコストをかけて良心的な価格を実現させています。

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トヨタ(TOYOTA)

トヨタが純正エンジンオイルとして、株式会社タクティのエンジンオイルブランドであるキャッスルが一般的に採用されています。

ラインナップも豊富にあり、キャッスルのエンジンオイルで殆どの車をカバーする事ができていましたが、本格的なスポーツ走行を目的とした製品はバラエティに乏しく、新たにGR(GAZOO Racing)モーターオイルが純正オイルとして追加されました。

クラウンの時にも使われたニュルブリンクのコースで仕上がったGRモーターオイルが加わった事で、すべてのニーズに純正品での対応が可能となりました。

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ニューテック(NUTEC)

知名度としては高い訳ではありませんが、ニューテックは知る人ぞと知るといったように、車好きやマニア間の口コミでその知名度を高めているメーカーです。

F1、WGP、WSBなどのレースへ燃料や潤滑油を供給して好成績を残すなど、老舗オイルメーカーに遜色のない実績を持っています。

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バーダル(BARDAHL)

創業者であるオレ・バーダルの最高の潤滑油を作るという精神を引き継ぎ、70年の歴史を誇る現在でも変わらず最高の潤滑油作りに迷いが無いオイルメーカーです。

バーダルの特徴は、最新型ポーラーアトラクション被膜によって通常のエンジンオイルでは入り込めない隙間に進入し、エンジンを保護します。

他にも、500℃においても変質しない保護や、電気的に吸着して保護性能をキープしたりなど、最高の名に相応しい特徴を持っています。

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バルボリン(Valvoline)

バルボリンは140年という歴史を持っており、世界で最古とも言われている米国のエンジンオイルメーカーです。

PWRC、ARA、GRCなど過酷なラリーで、バルボリンがサポートしている車が数多く出場して好成績を残している事からも、その性能の高さは立証されています。

BE-UP

BE-UPのエンジンオイルの特徴として、特筆すべき点は非ニュートン系であるという点です。

一般的なエンジンオイルはニュートン系が一般的で、重力によってエンジンオイルが下に垂れたり、回転部位であれば遠心力によってエンジンオイルが剥がれ落ちてしまいます。

しかし、非ニュートン系オイルは一度油膜をはるとからみつく作用があり、粘り強く油膜を保持します。さらに、BE-UP独自の特殊処理技術によって、米国をはじめとする諸外国で特許を取得しており、他に類を見ない性能のエンジンオイルに仕上がっています。

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BP

英国のエネルギー関連事業であるBP(ブリティッシュ・ペトロリアム)は、世界的にも知名度がある国際石油資本の企業です。

2000年にBPアモコが、パーマカストロール社の全株式を買収した事により統合しました。現在ではオイルブランドとしてカストロールブランド、BPブランドを展開しています。

BPブランドとしてエコカーに適しているBPバービスシリーズ、スポーツタイプにはBPバービスシリーズSPORT、軽自動車やコンパクトカーにはBPミニシリーズなどがあります。

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ペトロナス(PETRONAS)

ペトロナスはガソリン、ジェット燃料、軽油、灯油などを精製するプラントを保有するマレーシア国営企業である、株式会社ペトロプランのオイルブランドです。

潤滑油の研究・開発はイタリアで行っており、エンジンオイルのSYNTIUMシリーズをはじめ、ATF、添加剤など潤滑油全般を取り扱っています。

ポロ(POLO)

ポロは米国ロサンゼルスで、石油製品の生産を行うPOLO Lubricantsのオイルブランドです。

ピコリベラ工場、バーノン工場、アズーサ工場の三つの工場には、規格に伴う試験や品質チェックを各工場内で行う事によって、生産工程の効率化とコストダウンを実現しています。

また、NASAで使用される潤滑油の開発を行うなどその信頼度も高く、コストダウンを図っている為、コストパフォーマンスに優れた製品を販売しています。

ポロ(POLO)のエンジンオイルの評判

ホンダ(HONDA)

ホンダ車のエンジン性能を最大限に発揮させるという目的の為に、ホンダ車の為に作られたエンジンオイルウルトラが開発されました。

ウルトラシリーズのエンジンオイルの特徴は、汎用性の高いエンジンオイルを純正品として販売するのではなく、エンジニアとオイルメーカーが協力して、エンジンとエンジンオイルを同時に開発している点です。

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モービル1(Mobil 1)

モービル1は、米国に拠点をおく石油メジャーの一つであるエクソンモービルのエンジンオイルブランドです。

フォーミュラ・ワン、スーパーGTをはじめ、世界中のレースへ参戦して培われた技術が注ぎ込まれています。エンジンオイルにとって極限状態とも言えるサーキットから、シビアコンディションを含む街乗りまで、あらゆるニーズに対応するだけでなく、満足いく性能を発揮してくれます。

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モチュール(MOTUL)

1950年代からモータースポーツに参戦し続ける事で、最先端の技術を追い続ける姿勢を現在でも維持しているフランスのエンジンオイルメーカーです。

モーターレースとの関わりに積極的に取り組む事で、その功績と共に知名度も広まりました。

高性能エンジンオイルを中心に、多様なニーズに応えるラインナップが豊富にあります。

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リキモリ(LIQUIMOLY)

メルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェなど、ドイツの主要ディーラーから純正オイル認定されている、ドイツのエンジンオイルメーカーです。

自動車エンジンオイルのカテゴライズが、ストリート・レース6種類とストリート7種類と、レースにも対応しているエンジンオイルの種類が豊富に設定されているのが特徴的です。

フォーミュラ1のオフィシャルスポンサーや、テニスのMercedes Cupのプレミアムスポンサーなど、モーターレースや他ジャンルのスポンサーをもつとめる有名企業です。

ルブロス(Lubross)

ルブロス独自の特殊技術によるナノパフォーマを採用する事で、オイルの分子を均等に且つ細分化して、更に結合力も強化します。

他にもフリクションロスの低減、密封性の向上により、サーキット走行から街乗りまですべてのシーンに対応したオイルを販売しています。

レスポ(RESPO)

レスポの歴史は1987年RUF CTRのエンジンを護るという目的から、粘弾性エンジンオイル添加剤を開発した事からスタートしました。

従来のエンジンオイルでは、満足のいく性能を発揮する事が難しかった水平対向ツインターボエンジンに対して、レスポは粘弾性エンジンオイルで最高の性能を維持する事に成功し、これによってポルシェユーザーから、絶大な支持を得ました。

スポーツ走行から街乗りまではもちろん、水平対向エンジンや軽自動車、ハイチューンドターボエンジン用オイルなど、細分化された豊富なラインナップが揃っています。

レッドライン(RED LINE)

1979年に米国カリフォルニア州で設立して以来、フルシンセティックオイルに拘って開発しており、米国をはじめ欧州や日本でも高い支持を得ています。

ラインナップされているエンジンオイルは、高性能なベースオイルを使用する事によって添加剤をなるべく少量に抑えています。そのため、高額になってしまう傾向はありますが、ロングライフ設計となっています。

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レプソル (REPSOL)

レプソルは1986年に、石油やガスの探査、精製、輸送などを担う複合多国籍企業として設立しました。現在では28か国に活動拠点を拡大させ、モータースポーツでは赤、黄、青(もしくは黒)のカラーリングをレプソルカラーと呼称されて親しまれています。

レースドライバーのスポンサーや、レースチームを運営するなど、モーターレースへ積極的に関わる事で最先端の技術を追求し続けています。

ロイヤルパープル(ROYAL PURPLE)

ロイヤルパープルは米国テキサス州に本社を置く、各種潤滑油および関連ケミカルを販売しているロイヤルパープル社のエンジンオイルメーカーです。

NASCARのタイトルスポンサーとして契約、NHRAではチームのスポンサー契約を締結するなど、米国を代表するモータースポーツで活躍しています。

ロイヤルパープル(ROYAL PURPLE)のエンジンオイルの評判

ワコーズ(WAKO’S)

スーパーGTをはじめとする数々の国内レースに参戦して、フィードバックを元に研究・開発を一貫して自社で行う事で、最先端の技術を注ぎ込んだ高品質エンジンオイルを追求しています。

ワコーズは株式会社和光ケミカルの潤滑油・ケミカルブランドで、エンジンオイル以外の添加剤やケミカルにおいても定評があり、人気商品も多数あります。

ワコーズ(WAKO’S)のエンジンオイルの評判はこちら

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