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車に詳しい人ならエンジンオイルの色で交換時期を判断する事があります。しかし、これは頻繁にオイル交換をしている人(整備士など)にはできるかもしれませんが、一般の方には難しい事です。

そこで、今回はオイル交換時期の正しい判断方法についてご紹介します。

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エンジンオイルの色で交換時期を判断するのは難しい!

エンジンオイルの交換時期は色で判断できると言われますが、これは基本的には難しいです。なぜなら、以下の理由があるからです。

  • エンジンオイルによって新品時の色が違う
  • 使用状況により色の変化が異なる

この様に、エンジンオイルは必ず同じ色とはならない事から、色での判断は非常に難しくなります。

オイル交換を頻繁に自分で行っている方なら、もしかしたら色で判断することができるかもしれませんが、普段から仕事で車を取り扱っている職業でもない限り、正確に判断することはできないでしょう。

では、正しいエンジンオイルの交換時期を見分ける方法を確認していきましょう。

エンジンオイルの点検で必要なのは「量」と「汚れ」

あまり知られていませんが、エンジンオイルはわずかにガソリンと一緒に燃えてしまうので、少しづつ量が減っていきます。もし規定値よりも少なくなると、簡単にエンジンが壊れてしまうので、まず第一に「量」を確認しましょう。

量の次は「汚れ」を確認します。エンジンオイルには、潤滑や冷却以外に洗浄効果もあります。洗浄効果は、ガソリンが燃える時に出る煤などを吸収し、エンジン内を綺麗にする効果です。しかし、汚れが極端に溜まってしまうと潤滑性能が低下してしまい、故障してしまう可能性もあるため、「汚れ」の確認が必要になってきます。

ただし、エンジンオイルの量や汚れを見て交換時期を判断することも難しいかもしれません。そこで、一般的には「走行距離」と「交換頻度」を目安に判断することがほとんどになります。

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エンジンオイルの交換時期は走行距離と頻度で判断を!

これまでにお伝えした様に、エンジンオイルは量と汚れで点検します。しかし、実際にボンネットを開けてチェックする方は少ないですし、量や汚れの判断がつけられない方もいます。その様な方は、走行距離と交換頻度で判断しましょう。国産の普通車では以下を目安に交換します。

  • 走行距離・・・5,000~15,000km
  • 頻度・・・半年に1回

また、同じ国産車でもターボ車の場合は交換頻度が多くなり、走行距離が3,000~10,000kmが目安となります。輸入車の場合には交換頻度が少なくなり、走行距離が15,000~25,000kmが目安になります。

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【参考】エンジンオイルの色が黒くなる原因

エンジンオイルを自分でチェックする方は、劣化したオイルが黒くなっているのを見たことがあると思います。これは、汚れが吸収されているためですが、吸収量は使用方法によっても変わります。

では、そもそもどうしてエンジンオイルが黒くなるのでしょうか?その原因をご紹介します。

オイルの洗浄効果が高い

エンジンオイルには洗浄効果がありますが、その効果はオイルの種類で異なります。例えば、洗浄効果の低いオイルなら10,000km走行後もあまり黒くなりません。反対に洗浄効果の高いオイルは5,000kmでも黒くなっている事があります。

この様に、あまり距離を走っていないにもかかわらず、黒くなってしまう場合は洗浄効果が高いオイルを使っているかもしれません。オイルの汚れで交換時期を判断する際には、洗浄効果も踏まえて判断した方が良いでしょう。

エンジンが摩耗している

エンジン内部は金属部品が多く使用されており、金属同士がこすれ合う場所も多いため、過走行車やオイル交換を怠っている車はエンジンが摩耗してしまいます。こうした状況では大量のエンジンオイルが燃料と一緒に燃えてしまったり、反対に燃料や燃えかすがオイルに混ざってしまう事があり、簡単に汚れてしまいます。

また、エンジン摩耗が起きている場合は、1,000km程度の走行でもエンジンオイルが真っ黒となり量も減ってしまいます。

ただし、車種によってはオイルが燃える事を前提に設計されている場合もあります。その様な車はオイルも黒くなりやすいため、あまり気にする事はありません。

短距離走行や高速走行などのシビアコンディションでの使用が多い

エンジンやオイルはシビアコンディションでの使用が多いと、非常に劣化しやすくなります。例えば、短距離しか走行しない場合はエンジンが暖まらないため、金属部品が正しい寸法とならない状態が続いてしまうので、燃料がエンジンオイルに混入しやすくなります。

また、フル加速等をした際にも、燃料が爆発する燃焼室からオイル室に燃えかす等が混入しやすくなります。

この様なシビアコンディションでの使用が多い場合も、エンジンオイルは汚れやすくなります。

まとめ

今回の記事でご紹介したように、エンジンオイルの点検は色ではなく、量や汚れで行います。しかし、こちらもオイルや車種によっての違いもあるので、それだけで判断するのは難しいです。そのため、基本的には走行距離と前回の交換日を確認した上で、オイルの点検を行う事が大切です。

また、エンジンオイルは、漏れなどによりいつの間にか減っている様な事もありますので、定期的に点検を行い、愛車を守りましょう。

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