ドライブレコーダーが壊れてしまう理由の多くに熱暴走が挙げられています。このところ夏の最高気温は上昇の一途をたどり、車内の温度は70℃を超えることも少なくありません。そんな過酷な状況下に置かれるドライブレコーダーは精密機械のひとつです。そのまま放置していては、さまざまな部品の老朽化を早めることにつながります。

いざという時に録画されていなければ役に立たず、悔しい思いをすることになりかねません。日ごろから気をつけておきたい熱対策を中心にお伝えしていきます。

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ドライブレコーダーに熱対策をするメリット

夏の車内温度は、外気温35℃のとき70℃を超えることもあります。それは布団のダニを退治することができるくらいの熱と言い換えられる高温状態です。

熱対策を施すメリットは、ドライブレコーダーが壊れてしまうことを防ぐ目的が高いといえるでしょう。というのもドライブレコーダーは電子機器であり、中でもSDカードは熱による破損が生じやすいものです。

SDカードは録画した映像を保存しておくものですが、高熱によって記録の消失や誤動作を起こすことがあるといわれています。繰り返しデータの上書を行うため、消耗品の一つと考え、定期的にSDカードを交換するほうが熱による破損を防ぐことにつながるかもしれません。

ドライブレコーダーを守る5つの熱対策

ドライブレコーダーの機種によって、高温時の動作温度範囲が50℃~80℃くらいに設定がされているものがほとんどです。しかし夏の過酷な暑さは、車内が80℃に近くなることも考えられます。

これから購入を考える場合には、動作温度範囲が60℃以上に設定されたものを選択するほうが熱暴走による破損を防ぐ対策になるでしょう。

ドライブレコーダー自体も熱を持つこともあるため、あまり温度が上昇すると自動で停止する機能が設置されています。そのため度々停止を繰り返すと故障の原因にもなりかねません。

たとえ動作温度範囲が70℃の機種であっても、熱対策を施せば長持ちさせることにつながります。ではどのような対策があるかを詳しく見ていきましょう。

サンシェードを利用する

夏になると多くの人がフロントガラスにサンシェードを使用しているのを見かけます。その正しい使い方は、ガラスとシェードの間になるべく隙間を作らないようにすることが重要だと知っていますか?

隙間の部分はフロントガラスに照り付ける直射日光と、シェードの反射熱がぶつかり合って、車内内部よりも高温になってしまうことが予測できます。もしシェードの外側にドライブレコーダーが出てしまっていたら、故障する可能性は高くなるといえるでしょう。

サンシェードの内側にドライブレーダーを入れることが難しい場合には、外側から覆うタイプのサンシェードを使用してみてください。これならどんなタイプのドライブレコーダーでもきちんと覆うことができ、室内温度の上昇も50℃くらいで抑えることが可能になります。

さまざまなタイプが販売されていますが、ワイパーとドアに挟みこんで固定するものやフックのついたゴムで固定するものなどが多いようです。

サンシェードの内側にドライブレコーダーを入れることで、直射日光や反射熱を防ぐことになります。是非実践してみてください。

車をできるだけ日陰に駐車する

車内温度の上昇を完全に抑えることはできませんが、直射日光を遮るだけでもドライブレコーダーにかかる負担を小さくすることは可能です。なるべく屋内駐車場や日陰に車を止めましょう。

駐車時にドアウィンドウを少し開けておく

セキュリティ上の問題もあるため状況に応じてということになるかもしれませんが、ドアウィンドウを1㎝~2㎝ほど開けておくと、車内温度の上昇を抑えることができるでしょう。

このほかにも自作で皆さんが行っている方法を少しご紹介してみます。

ヒートシンクを取り付ける

ヒートシンクとは金属の熱伝導性を利用して、熱を外部に放出する部品のことです。ヒートシンクを取り付けることによって、ドライブレーダーの熱が分散されやすくなります。さまざまな種類のヒートシンクを自分のドライブレコーダー用に加工して取り付けている人が多いようです。

カーナビ用のカバーを流用

後付けのカーナビもダッシュボードなどに装着すれば、熱対策は必要なものです。そのため熱を伝えにくく、紫外線を軽減させる素材を使用しているものが多くあります。

カーナビ用なので、カバーの後ろにはスタンドにつながるアームを通すためのスリットの部分が開けられています。本来カーナビとして使用するカバーを逆さまに使用して、スリットの部分にドライブレコーダーのカメラを合わせれば、そのまま使用することができます。

逆さまにしているため、上部内側にマジックテープを貼り付ければカーナビのカバーをそのまま使用できます。

ドライブレコーダーの種類によっては使用できないものもあるかもしれませんが、カーナビ用のカバーは種類が豊富なので加工しやすいといえるでしょう。

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夏を迎える前にドライブレコーダーの熱対策を!

ドライブレコーダーの故障を早めてしまう原因のひとつに、高温による熱暴走が挙げられます。有名メーカーの製品も高価なものを購入しても、精密機械であるため熱に強いわけではありません。

夏ごとに最高気温が更新されていく昨今、車内の温度変化も上昇する一方です。気温が上昇する前にドライブレコーダーの何らかの熱対策を施すことが重要だといえるでしょう。

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