自分でもできる!エンジンオイル交換のやり方

車のエンジンオイルは交換しなければ、車の調子が悪くなるだけでは無く、車の寿命を短くしてしまいますので、非常に重要です。

そして、エンジンオイルは定期的な交換が必要となりますが、エンジンオイルの交換はお店に頼まなくとも自分でする事が出来ます。

そこで今回は、エンジンオイルの交換方法についてご紹介します。エンジンオイルは自分で交換する事で費用を安く済ませられる等のメリットもありますので、ぜひご覧下さい。

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エンジンオイル交換は自分でも簡単にできる?

エンジンオイル交換は自分でも簡単に出来ますが、作業環境や工具を用意する必要があります。

工具を用意するのはそれ程難しくはありませんが、作業環境を用意するのが難しい場合があります。なぜなら、

  • 平らで固い地面
  • 車の1.5倍程度のスペース

こちらが必要となるからです。

この様な作業環境がある方でしたら、手順や注意点をしっかりと確認しておけば、怪我や事故も無く、簡単に交換出来ます。反対に、この様な作業環境が無い方は、事故やけがの危険もある事から、自分での作業はおすすめ出来ません。

 

エンジンオイル交換に必要なもの

工具

用途

①油圧ジャッキ

車を持ち上げる際に使用

②ウマ(ジャッキスタンド)

車を支える際に使用

③メガネレンチ

ドレンボトルの取り外し、取り付けに使用

④フィルターレンチ

オイルフィルターの取り外し、取り付けに使用

⑤オイルジョッキ

オイル量の計測、入れる際に使用

⑥ドレンパッキン

ドレンボトルからのオイル漏れを防ぐためのパッキン

⑦廃油トレイまたは廃油処理パック

廃油を受け止める、破棄するために使用

⑧スロープ

車高が低い車の下にジャッキを入れるために使用

①油圧ジャッキ

ARCAN(アルカン) 3t スチール/アルミニウム ハイブリッド ジャッキ HJ3000JP

油圧ジャッキは車を持ち上げる為に使用します。ホームセンターやカー用品店でも購入する事が出来ますが、耐久性や耐荷重が低い物が多い為、基本的にはちゃんとしたメーカー品を購入するのがおすすめです。

また、車によっては車高が低く、油圧ジャッキが入らない場合もあります。その様な車に使用する場合には低床タイプの油圧ジャッキもありますので、車に合わせた物を購入しましょう。

②ウマ(ジャッキスタンド)

ウマは、オイル交換時に車を持ち上げた状態のまま一時的に支える物です。こちらも、ホームセンターやカー用品店で購入する事が出来ますが、油圧ジャッキと同じ様に、あまり信頼性が無い物を取り扱っている場合もありますので、注意が必要です。

また、折りたたみ式のウマは、数回の使用で壊れてしまう事もあります。ウマは、1,000kg以上もある車を支えますので、折りたたみ式のウマはなるべく使用しない様にしましょう。

③メガネレンチ

メガネレンチは、ボルトやナットの締め付けや緩めるのに使用する工具で、通常のスパナとは違い、メガネの様な形をしているのが特徴となります。

ドレンボルトは、スパナやモンキー等でも外せなくはありませんが、使い方によってはボルトの頭が舐めてしまう(形が崩れてしまう事)がありますので、基本的にはメガネレンチを使用するのが良いでしょう。

また、メガネレンチもホームセンターで購入する事が出来ます。

④フィルターレンチ

KTC (京都機械工具) カップ型オイルフィルターレンチ AVSA-064

フィルターレンチは、オイルフィルターを交換する際に必要な工具となっています。オイルフィルターを交換しないのであれば必要ない工具ですが、オイル交換を自分で出来る方でしたら、フィルター交換も簡単に出来ますので、購入しても損は無いでしょう。

フィルターレンチには、様々なオイルフィルターに対応している物もありますが、その様な物は使い勝手が悪く、締め付けがうまく出来ない場合もありますので、基本的にはカップ型のフィルターレンチを使用しましょう。また、カップ型のフィルターレンチを使用する場合には、ラチェットも必要になりますので、しっかり揃えておきましょう。

⑤オイルジョッキ

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オイルジョッキは、エンジンにオイルを注ぐ際や、オイルの量を量る際に使用します。こちらもホームセンターで購入する事が出来ますが、中には量のメモリが付いていない物もあります。その様な物を使用するとオイルの量を確認する際に非常に手間となりますので、メモリ付きのオイルジョッキを使用しましょう。

⑥ドレンパッキン

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ドレンパッキンは、ドレンボルトとオイルパンに挟むパッキンです。パッキンという名前ではありますが、実際には銅やアルミのワッシャーです。ドレンパッキンは、交換しなければオイル漏れの原因となりますので、ドレンボルトを取り外す度に交換する必要があります。その為、自分でオイル交換を行う場合は、まとめ買いしておくのが良いでしょう。

⑦廃油トレイまたは廃油処理パック

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廃油トレイ、廃油処理パックはエンジンから抜いたオイルを溜めるために使用します。廃油処理の方法がある場合は、廃油トレイがおすすめですが、廃油処理方法が無い場合には、廃油処理パックを使用する事で、燃えるゴミとして捨てる事が出来ますのでおすすめとなります。

どちらも、ホームセンターで購入する事が出来ますが、車のオイル量に対し、容量が少ないと溢れ出てしまいますので、車のオイル量に合った商品を購入する様にしましょう。

⑧スロープ

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スロープは、車高の低い車でジャッキが下に入らない場合に使用します。近年の自動車は純正でも車高が低い場合が多く、低床ジャッキでもジャッキアップポイントに届かない事もあります。その為、ジャッキアップポイントと、車高を確認し、ジャッキが入らない場合には購入しておいた方が良いでしょう。

また、スロープはホームセンターでは取り扱っていない事が多い為、購入する場合には工具店かネットショップを利用するのがおすすめです。

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自分でエンジンオイル交換するための5つの手順

①ジャッキアップし、ウマに車体を載せる。

オイル交換をするに辺り、始めに行うのは車を浮かせる事です。車を浮かせるのには、油圧ジャッキを使用しますが、ジャッキアップポイント以外にジャッキを掛けると、車体が変形したり、壊してしまう事がありますので注意しましょう。

ジャッキアップポイントの位置は車により異なりますが、一般的には、バンパー下のフレームか、フロント足回りのメンバーと呼ばれる部分である事が多くなっています。

油圧ジャッキで車を浮かせたら、ウマを掛ける作業となります。

ウマを掛ける場所は、車のサイドシルと呼ばれる部分にあるジャッキアップポイントとなります。こちらは、スペアタイヤ等への交換時に使用するジャッキアップポイントで、見つけるのはそれ程難しくありません。

ウマをサイドのジャッキアップポイント下に置いたら、車をゆっくりと下ろしていきます。この時、いきなり下ろしてしまうと、ウマがしっかりと掛かっていない場合に、車が落下してしまうこともありますので、出来る限りゆっくり下ろしましょう。また、完全に下ろす前に、ウマの位置がジャッキアップポイントからずれていないかの確認も行いましょう。

車を下ろしましたら、最後にウマに衝撃を与え、動かない事を確認します。万が一、動いてしまう場合は、ウマがしっかりと掛かっておらず、車が落下する可能性があるので、ウマを掛け直しましょう。

②オイルを抜く。

無事に車をウマに掛けましたら、オイルを抜く作業となりますが、この作業に入る前にオイル注入口にあるオイルキャップが外れる事を確認しておきましょう。

オイルは、エンジンの下のオイルパンにあるドレンボルトを外す事で抜けますが、車のエンジンオイルは少ない物でも2L強入っていますので、ドレンボルトを抜いた途端に勢いよくオイルが出てきます。その為、ドレンボルトを外す前に廃油トレイ等をドレンボルト下に置いておきましょう。

また、オイルフィルターも交換する場合には、このタイミングでオイルフィルターを交換しておきましょう。オイルフィルターを取り付ける際には、フィルターのパッキン部分にオイルを塗る必要がある他、パッキン部分がエンジンと設置してから3/4回転締め付ける、等の注意点がありますので、フィルターの箱に記載された説明をしっかりと確認してから取り付けましょう。

オイルが抜けきった事を確認したら、ドレンパッキンを交換し、ドレンボルトを締め付けます。この時、締め付け力が強すぎると、ドレンボルトが折れたり、ネジ山を壊してしまう事もありますので、注意して締め付けましょう。締め付け力が分からず不安な方は、トルクレンチの使用をおすすめします。

また、オートマチック車の場合、エンジンだけでは無く、ミッションのオイルパンもありますので、エンジンオイルと間違わないように注意しましょう。

③オイルを入れる。

オイルを抜き終わったら、オイルを入れます。オイルは、エンジン上部のオイルキャップを外して入れます。オイル量は車によって異なりますので、車の取扱説明書で確認した上で入れる様にしましょう。

また、オイルを入れる際にオイルがこぼれてしまう事がありますが、こぼれたオイルがマフラー等の熱を持つ部分に掛かってしまったまま放置してしまうと、車両火災につながり、大変危険ですので、こぼれたオイルは必ず拭き取るようにしましょう。

④車をウマから下ろす。

ここまでの作業が終わりましたら、ウマから車を下ろします。手順としましては、始めに油圧ジャッキを掛けた場所にジャッキを掛け、ウマを抜いて、車を下ろすと言う手順になります。

ウマに掛ける際と違い、それ程危険はありませんが、車の下に工具等を置いたままに車を下ろしてしまうと工具や車が壊れてしまう可能性もある為、下ろす前にしっかりと車の下を確認しておきましょう。

⑤オイルの量を確認する。

最後に、オイルレベルゲージでオイル量を確認してオイル交換作業終了となります。

オイルフィルターも交換した場合は、2,3分程度エンジンを掛けた後に確認して下さい。また、エンジンを掛けた直後はオイルがオイルパンに溜まりきっていない状態となっている為、正確な量は分かりませんので、5分程度待ってから確認しましょう。

DIYでエンジンオイル交換にチャレンジする場合の注意点

以上がエンジンオイルを自分で交換する際の手順となります。これまでにも注意点を交えて手順をご説明しましたが、改めてオイル交換を行う際の注意点をご説明致します。

エンジンオイルの入れすぎ

エンジンオイルは、入れすぎてしまうとエンジンが不調になるだけでは無く、故障や最悪の場合には火災事故にも繋がりますので、注意が必要です。

入れすぎてしまった際の対処法もありますが、作業手順が増えますし、手間となってしまいますので、しっかりと適正オイル量を確認した上で作業を行いましょう。

エンジンオイルの継ぎ足し

エンジンオイルが漏れている場合、エンジンオイルを継ぎ足す事で応急処置をする事が出来ます。

しかし、エンジンオイルが漏れていると、漏れている位置によっては車両火災の原因となる可能性もあり、非常に危険です。また、オイル交換をせずにオイルの継ぎ足しを繰り返してしまうと、オイルフィルターが詰まり、エンジンが壊れてしまう場合もあります。

この様に、エンジンオイルの継ぎ足しはデメリットが大きい為、あくまでも応急処置のみとしておきましょう。

廃油処理の方法

エンジンから出た廃油の処理方法は、廃油処理剤で固めて、ゴミとして捨てるか、廃油処理が出来るお店に引き取ってもらう方法があります。

自宅で処理するのならば、廃油処理剤で固めてしまうのが良いですが、あまりゴミとして捨てたくない場合には、お店に引き取ってもらいましょう。

また、廃油を捨てる為のパックもありますが、地域によっては燃えるゴミとして捨てられない場合もありますので、事前に調べた上で使用しましょう。

この様に、廃油処理の方法は様々ですので、自分に合った処理方法を選びましょう。

<h3エンジンオイルの保管方法・使用期限

エンジンオイルを自分で交換する場合、オイルが余ってしまう事もあります。その様な場合には、出来る限り温度変化、湿気が少ない、暗い場所で保管する様にしましょう。また、使用期限については保管状況等により大きく変わりますが、基本的には半年以内に使用した方が良いでしょう。

まとめ

以上が、自分でエンジンオイルを交換する際の手順や注意点となります。注意点も多く、危険もありますが、慣れてしまえばそれ程難しい事では無く、30分程度で終わる作業となっています。オイル交換をしてみたい方は、注意点、手順をしっかりと確認し、是非ともチャレンジしてみて下さい。

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