ドライブレコーダーのGPS機能の必要性は?メリット・デメリットを比較

ドライブレコーダーにはGPS機能が付いているものとついていないものがありますが、どちらを選べばいいのか迷っているのではないでしょうか。

そもそもGPS機能とは、正確な現在地や時刻の記録に役立つものです。これをドライブレコーダーに搭載することで、万が一の交通事故にあった場合、より正確な情報が記録できるようになります。

ただし、GPS機能がなくても十分な証拠になりますので必須の機能ではありません。GPS機能が搭載されることで、価格が5,000円ほど高くなることを考えると選択基準からはずしてもいいでしょう。もしくは、駐車監視機能など別の機能に注目した方が愛車やご自身の身を守ることに役立つかもしれません。

今回は、GPS機能のメリット・デメリットをご紹介しますので、こちらを確認して必要性を判断してみてください。

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ドライブレコーダーのGPS機能とは?

GPSとは、グローバルポジショニングシステムの略で、GPS衛星の電波を使用して現在位置を知る事ができる機能です。このGPS衛星はアメリカ合衆国が1989年に軍事用に打ち上げたもので、1995年より一般的に使用することができるようになりました。

しかし、軍事用に開発したものであるため、悪用される危険がある事から当初は人為的誤差が加えられていて、100m以上の誤差があることもありました。2000年に人為的誤差が解除されてからは数十m程度まで精度が上がり、現在ではスマートフォンやカーナビなどでもほとんど誤差は出なくなっています。

このGPSをドライブレコーダーで使用すると、映像の撮影地点や撮影時の速度を記録する事ができるようになります。その他、日時も自動補正されるため、常に正確な時間で記録することができます。これらができることで、交通事故の起きた場所、走行速度、日時を正確に記録することができますので、交通事故の有効な証拠になります。

このようなGPS機能付きドライブレコーダーを選ぶことで、どのようなメリットがあるのか、もう少し詳しく確認してきましょう。

GPS機能付きドライブレコーダーのメリット

撮影した映像の場所を正確に記録できる

交通事故の際には警察に通報し、その場で現場の確認などを行いますのでGPS機能がついていなくても映像だけで有効な証拠になります。しかし、GPS機能を使用していれば交通事故地点を正確に記録できるため、データを保険会社に提出した後に場所や速度の確認などで手間取ることがなく、手続きがスムーズになります。

速度を記録できる

GPS機能を使用すると車の走行速度を記録する事もできます。交通事故の際には、信号や一時停止などの他に、制限速度を守っていたかどうかも非常に重要となりますが、GPS機能を使用していればその証拠を残すことができます。

ドライブレコーダーの映像があれば標識や看板などの通り過ぎる時間から速度を計算することができますが、交通事故で揉めてしまった際にもその場ですぐに制限速度で走行していた証拠を見せることができますので、スムーズな交通事故処理ができます。

日時を正確に記録する事ができる

通常、ドライブレコーダーの日時は使用開始時に自分で設定を行う必要があります。しかし、GPS機能を使用している場合は自動的に日時の補正をしてくれるので、常に正確な日時を記録する事ができます。交通事故などの際にも、発生日時を正確に記録する事ができますので、交通事故発生の時間が曖昧になってしまう事がありません。

走行ルートを知る事ができる

GPS機能を使用することで、走行ルートを記録する事ができます。交通事故の際にはあまり走行ルートは重要とはなりませんが、車を仕事で使用している方や、管理する必要がある方には大きなメリットとなります。

また、万が一大きな交通事故となってしまった際には車の向きが変わってしまいどの方向から走ってきたのか分からなくなってしまうことがありますが、走行ルートを記録できていれば進行方向もしっかりと記録することができます。

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GPS機能付きドライブレコーダーのデメリット

GPS機能はあると便利な機能ではありますがデメリットもありますので確認しておきましょう。

価格が高くなる

GPS機能が搭載されると、ドライブレコーダー本体の価格が高くなります。具体的にはGPS機能が付いているか付いていないかで5,000円程度の価格差があり、メーカーや機種によってはこれ以上の価格差がある場合もあります。

走行速度が分かってしまう

GPS機能を利用すると走行速度も記録する事ができまが、一般道で必ずしも制限速度を守っていられるとは限りません。地域性や道路状況にもよりますが、通勤時間帯のバイパス道路などでは制限速度より20キロ以上も速い速度で流れている事もあり、厳密に制限速度を守っていると交通の流れを妨げてしまう時があります。

しかし、どのような事情であっても速度超過をしてしまっているのには変わりなく、万が一交通事故を起こしてしまった場合には不利な証拠となる可能性もあります。

自分の走行ルートが記録されてしまう

GPS機能を使用した場合、自分の走行ルートも全て記録する事ができるため、自分が寄った場所なども全て記録されてしまいます。もし、証拠として利用した場合、そのような場所も全て知られてしまいますので、あまり人に知られたくない場所に行く事がある方は注意が必要です。

電波干渉が起きる場合がある

今の車にはカーナビやカーオーディオ、レーダー探知機やWi-Fiなど、様々な電子機器があります。その様な機器が沢山ある状態でGPS機能を使用すると電波干渉を起こしてしまい、正確な場所や速度が測定できない場合があります。それぞれの機器を離して取り付けたり、電波干渉対策シールなどを貼り付けるなどの対策をする事もできますが、必ずしも回避できるとは言えません。

また、ドライブレコーダー側ではなく、カーナビやラジオ、テレビなどが使えなくなってしまう事もありますので、電子機器を多く使用している車に取り付ける際には、事前に使用している機器との相性や対策方法などをよく調べてから取り付けましょう。

ドライブレコーダーの電波干渉については「ドライブレコーダーの電波干渉とノイズ対策」こちらで詳しく紹介されていますので、気になる方は確認しておきましょう。

結果:ドライブレコーダーのGPS機能は必須ではない!

交通事故の際に重要となるのは交通事故時の状況が分かる映像です。さらに、GPS機能があれば、交通事故地点や事故が起きた際の車の速度がすぐに分かることで、交通事故処理やその後の保険会社とのやりとりもスムーズに行うことができます。ただし、証拠としては必ずしも必要ではありません。

GPS機能がついていない場合でも交通事故地点は映像に出ていますし、速度を知りたければセンターラインや標識までの距離などから割り出す事も可能です。また、GPS機能付きドライブレコーダーは価格も5,000円ほど高くなってしまいますので、その性能を十分に検討してから購入するようにしましょう。

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