車のタイヤを長持ちさせるためにはタイヤローテーションが重要です。ディーラーやカー用品店に頼むことができますが、それぞれの工賃やメリット、デメリットに違いがあります。
そこで、店舗ごとの工賃や特徴を比較してまとめましたので、タイヤローテーションをお店に頼む際の参考にしてください。
タイヤローテーション工賃の比較一覧表
施工店 |
工賃 |
所要時間 |
|
ディーラー |
2,160円~ |
30分~ |
|
カー用品店 |
オートバックス |
2,160円 |
15分~ |
イエローハット |
3,240円 |
20分~ |
|
ジェームス |
2,160円 |
20分~ |
|
タイヤ館 |
2,160円 |
15分~ |
|
ガソリンスタンド |
2,160円~ |
15分~ |
タイヤローテーションの工賃が安くておすすめなのはディーラー
タイヤローテーションの工賃が安く、おすすめなのはディーラーです。カー用品店やガソリンスタンドでも工賃が安いところはありますが、ディーラーでは基本的に整備士免許を持っている人が作業を行うため、技術面で一番安心できます。
また、ディーラーでは車に対する情報量が多いため、タイヤローテーションの作業中に不具合などを見つけてもらえる可能性が高いです。このような理由から、タイヤローテーションはディーラーに頼むのがおすすめです。
タイヤローテーションの工賃と所要時間
タイヤローテーションをするならディーラーをおすすめしますが、他の店舗と比較したい方や、ディーラー以外で車を購入された方も多いと思います。そんな方のために、お店ごとの工賃と所要時間を詳しくご紹介していきますので確認していきましょう。
ディーラーの場合
ディーラーでタイヤローテーションを行う際は、工賃相場が2,160円で所要時間は30分程度となっています。
カー用品店などと比べ所要時間は掛かってしまいますが、タイヤローテーション中に気付いた不具合などを教えてもらえる事があります。また、技術力もカー用品店などと比べると高いので、同じ工賃ならば多少時間は掛かってもディーラーでタイヤローテーションをしてもらうのが安心です。
注意点としては、メーカー直営店ではなくメーカーの名前を借りて営業している個人店もあるため、店舗により工賃や所要時間に違いがあることです。事前に電話で問い合わせておくと安心です。
カー用品店の場合
カー用品店でタイヤローテーションを行うメリットは、時間が掛からない事です。ディーラーでは車を預かって修理や車検を行っていますので、基本的にいつでも作業する車があります。そのような状態で作業のスケジュールを組むため、タイヤローテーションの作業をするのにも、多少の時間が掛かってしまいます。
一方で、カー用品店ではディーラーのような預かり修理などはせず、それほど時間の掛からない作業を中心としています。もちろん、カー用品店でも店舗や頼んだときの忙しさなどにより、所要時間が長くなってしまう事もありますが、平日の昼間などのあまり他のお客さんが居ない時間に作業を頼めば、予約をしなくてもすぐに作業が終わります。忙しくてなかなか時間のとれない方はカー用品店に頼むのがおすすめです。
ただし、整備士免許を持っていないアルバイトなどが作業をする事もあるため、ディーラーと比べると技術力が低いことがあります。事前にネットのレビューなどで店舗の評価を調べておくことで安心して作業を頼むことができます。
オートバックス
オートバックスは工賃も安く、所要時間も短いことがメリットです。しかし、店舗によっては作業が雑ということもあるようですので、作業を頼む際は事前にネットのレビューなどを確認しておくようにしましょう。
イエローハット
イエローハットは作業工賃が他店よりも高くなっています。しかし、所要時間は20分程度と比較的短いので、他のカー用品店が混んでいて作業の時間が掛かってしまう、と言う場合は利用してみましょう。
ジェームス
ジェームスは工賃が安く、所要時間も比較的短いことがメリットとなっています。しかし、店舗数がオートバックスやイエローハットなどと比べ少ないのがデメリットです。ジェームスにタイヤローテーションを頼む場合は、事前に近くに店舗があるかを確認しておきましょう。
タイヤ館
タイヤ館は工賃も安く、所要時間も少ないのがメリットです。また、店舗数も多いので近くにお店が無く困る事もありませんのでおすすめです。
デメリットとしては、タイヤを中心に取り扱っているので、スタッドレスタイヤへの履き替えが多くなる冬シーズン前やシーズン中は忙しく、所要時間が長くなってしまう可能性があることです。冬シーズン前などに作業を頼む場合は、事前に電話などで所要時間を問い合わせておくようにしましょう。
ガソリンスタンドの場合
ガソリンスタンドでの工賃は2,160円程度と安いですし、所要時間も15分と短いのがメリットです。
しかし、店舗によって工賃や所要時間が変わってしまいます。特に所要時間はガソリンスタンドの忙しさによっても変わることが多いので、事前に電話などで工賃や所要時間を確認しておくようにしましょう。
また、カー用品店と同様、整備士免許を持っていない人が作業する事がありますので、ネットなどのレビューを事前に確認しておくようにしましょう。
工賃を節約するならタイヤローテーションのDIYに挑戦!
工賃を節約したい方はタイヤローテーションのDIYに挑戦してみましょう。タイヤローテーションは5,000kmに1回のペースで行うのが理想の頻度です。しかし、この頻度でお店に頼むと工賃も高くついてしまいます。
しかし、タイヤローテーションをDIYで行えば工賃を節約する事ができます。年間総距離が多い方や2台以上車を所有している場合は、DIYでタイヤローテーションをする事で節約することができます。
詳しくは、「タイヤローテーションをDIYで行う4つのコツ」で紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。
また、DIYでタイヤローテーションを行えば工賃を節約できるという大きなメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。
1つ目は工具を揃えなければならないため、初期投資が掛かってしまう事です。タイヤローテーションに必要な工具はそれほど多くはありませんが、30,000円程度は掛かってしまいますので、年間走行距離が極端に少ない方にはあまりおすすめできません。
2つ目は知識や注意点を知っておかないと事故や怪我に繋がる恐れがあることです。タイヤローテーション自体はそれほど難しい作業ではありませんが、車を持ち上げタイヤを入れ替える作業になりますので、正しい知識や注意点を知っておかないと事故や怪我をする可能性があります。このようなことになってしまわないように、DIYでタイヤローテーションを行い際はしっかりと下調べをする必要があります。
DIYでのタイヤローテーションはデメリットもありますが、走行距離が多い方などはよりメリットが大きくなりますので工賃を節約したい方は挑戦してみましょう。
タイヤローテーションの工賃相場まとめ
タイヤローテーションの工賃相場は2,000円程度となっています。タイヤローテーションをお店に頼む場合は、この金額を参考にお店を探してみましょう。また、カー用品店や、ガソリンスタンドに作業を頼む際には事前にネットのレビューなどを確認し、そのお店の評価もよく確認しておくようにしましょう。