ピレリタイヤの性能と評判
ピレリタイヤの
悪い評判
・ロードノイズがうるさい事がある
・タイヤが硬く、乗り心地が悪い
・減りが早い
ピレリタイヤの
良い評判
・ロードノイズが静か
・減りにくい
・グリップ性能が高い
・減ってきても性能がそれほど変わらない
・ハンドリング性能が良い

口コミからわかるように、ピレリタイヤ(PIRELLI)はグリップ性能が高い、ハンドリング性能が高い、減りにくいといった評判があります。高速道路などでも安心して快適に走行したい人におすすめのタイヤです。

今回は、このピレリタイヤ(PIRELLI)の評判について詳しく確認していきます。購入前の参考してください。


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ピレリタイヤ(PIRELLI)ってどんなタイヤ?

F1のメインサプライヤーとして有名なピレリタイヤですが、日本ではあまり使用されていません。そのため、ピレリタイヤと聞いてもどんなタイヤなのか、また、どんな会社なのか分からない人も多いと思います。そこで、ピレリタイヤの歴史、特徴、性能、信頼性をそれぞれ解説致しますので、ピレリタイヤを検討中の方はぜひご覧下さい。

ピレリタイヤの歴史

ピレリタイヤは1872年に起業家、政治家であったジュヴァンニ・バッティスタ・ピレリにより創業された会社で、当時は半導体や通信用ケーブルなどを生産していました。

1890年には自転車用タイヤ、1901年には自動車用タイヤの製造を開始。1907年には北京―パリ自動車レースで優勝しています。また、1950年のF1初開催時よりタイヤ供給をおこなっており、1974年には、WRC参戦車両のランチアストラトスのタイヤ開発を行う等、モータースポーツに積極的に参入しています。その後もF1、GP2やWRC、スーパー耐久、ポルシェチャレンジカップ、アウディR8カップなどへのタイヤ供給を行っています。

この歴史から分かる様に、ピレリタイヤモータースポーツの場で成長してきたタイヤメーカーです。現在販売されているタイヤにスポーツタイヤが多いのも、それらの影響が強く出ているためです。

ピレリタイヤの特徴

ピレリタイヤはモータースポーツに積極的に取り組んでおり、現在販売されているタイヤもその色が非常に強いです。

例えば、コンフォートタイヤとして販売されているタイヤでも、他メーカ-で言えばスポーツタイヤに分類されるような走行性能を持っているなど、かなりスポーツ志向となっています。その他、ポルシェやBMW、メルセデス・ベンツなどの走行性能を求めるメーカーではピレリタイヤが純正指定となっている事が多く、このことからも走行性能に関して優秀である事が分かります。

ピレリタイヤの性能

ピレリタイヤは走行性能が非常に高いタイヤです。特に、200km/h以上の超高速域での走行性能が他メーカーよりも高く、安心感が高いタイヤとなっています。日本では出すことの無い速度域ではありますが、日本の高速道路でも制限速度が120km/hとなっている区間もあり、タイヤの性能を求められる場面も多くなっています。より安心して走行するのであれば、信頼できるピレリタイヤが良いでしょう。

また、日本向けスタッドレスタイヤは北海道でテストを行っており、スタッドレスタイヤの性能も不安の無い物になっています。

ピレリタイヤの信頼性

ピレリタイヤは、様々なスーパーカーやスポーツカー、ヨーロッパ車などの純正指定タイヤとなっています。例えば、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、AMG等が一例に挙げられます。その他、昔のF1で有名であったダラーラの認証を得ているなど、タイヤの信頼性は抜群と言っても良いでしょう。

また、近年では2021年に世界初のFSC(森林管理協議会)の認定を取得しています。

この様に、ピレリタイヤは様々なメーカーから大きな信頼があり、タイヤ性能、品質も大変良いものとなっていますので、安心して使用する事ができます。


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ピレリタイヤ(PIRELLI)の評判

ピレリタイヤの歴史、特徴、性能、信頼性でもご紹介した様に、ピレリタイヤはスポーツ性能が高く、安心して使用する事ができます。しかし、実際に使用した人の声を見てみると、違う声も上がってくるかもしれません。そこで、ピレリタイヤの悪い評判、良い評判をそれぞれご紹介します。

ピレリタイヤの悪い評判

ピレリタイヤでは、「ロードノイズがうるさい」「減りが早い」「タイヤのバランスが悪い」という口コミが見られます。

ロードノイズ、減りに関しては、ピレリタイヤがスポーツ志向である為、ある程度はしかたが無いものもありますが、後にご紹介する良い口コミでは、反対に「静かだった」「全然減らない」と言う声もありました。この様に、評価が変わるのは使用する車や使用状況、整備状況によるためであり、必ずしもタイヤが悪いとは言えません。万が一、ピレリタイヤを使用して、この様な不快さを感じた場合、車のアライメント等を確認してみるのも良いでしょう。

また、「タイヤのバランス」については、ピレリタイヤの製造工場に寄る物です。ピレリタイヤは、一部タイヤを中国生産しており、これらのタイヤの場合、バランスが悪く出てしまう事があります。しかし、実際にタイヤ性能そのものは問題なく、バランスもタイヤ組み付け時のバランス調整で通常使用では気にならない様になりますので、あまり気にする必要は無いでしょう。

ピレリタイヤの良い評判

ピレリタイヤは「減らない」「コストパフォーマンスが高い」「ロードノイズが静か」「タイヤが減ってもグリップ性能が落ちない」と言った評判があります。悪い評判もある一方で、この様な良い評判も多くあります。もちろん、使用するタイヤにより評価は変わるものですが、良い評価が圧倒的に多くありますので、安心して使用できるでしょう。

一流メーカーのため、最近よく聞くアジアンタイヤより価格は高くなりますが、その分の価値はありますので多少タイヤに金額を掛けても良いと思える方にはおすすめとなります

【総合評価】口コミからわかること

ピレリタイヤはスポーツ性能が高くなっています。そのため、一部の国産プレミアムタイヤと比較した場合には、ロードノイズがうるさく感じるかもしれません。しかし、通常使用ではまず気になる事は無く、快適に使用することができます。

また、アジアンタイヤより金額は高いので、購入時はコストパフォーマンスが悪いと感じますが、減りは少ないので最終的にはお得に使用できるでしょう。


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ピレリ(PIRELLI)スタッドレスタイヤの評判

雪が多く降る日本ではスタッドレスタイヤの性能も気になります。そこで、ピレリのスタッドレスタイヤの評判についてもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

ピレリのスタッドレスタイヤの悪い評判

ピレリのスタッドレスタイヤは、「アイスバーン性能が国産に比べ、低い」「ロードノイズが起こることがある」「3シーズンまで使用すると性能が低下する」といった口コミがありました。

これらは、それぞれゴム質が国産スタッドレスよりも固いことが原因となっています。しかし、これは悪いことばかりではなく、ゴム質を固めることで柔らかいタイヤよりもグリップを発揮する場合もありますし、積雪が少ない場合などではタイヤのよれが少なく、快適に走行することが可能となります。

ピレリタイヤはスポーツ性を求めたタイヤが多くありますが、スタッドレスタイヤでもその色が強く、雪道だけでなく、それ以外の場所でも安全に快適に走行できるようにと作られています。

ピレリのスタッドレスタイヤの良い評判

ピレリのスタッドレスタイヤは、「減りが少ない」「コストパフォーマンスが高い」「スタッドレス特有のふらふら感がない」「ロードノイズが少ない」「乗り心地が良い」「動きが分かりやすい」と言う口コミがありました。

特に、「ふらふら感がない」「動きが分かりやすい」の2点は、スポーツタイヤに特化しているピレリタイヤの強みです。先ほどもご説明した様に、一般的に、雪道ではタイヤが寄れた方がコントロール性が良く、滑り出した際に安心できます。しかし、ピレリの場合は、タイヤのよれが少ないままに、コントロール性を上げています。

これにより、ドライ路面での走行性能と、雪道でのコントロール性を両立させており、快適に使用することが可能となっています。

【総合評価】スタッドレスタイヤの口コミからわかること

これまでの口コミで分かる様に、ピレリタイヤのスタッドレスは雪道以外の走行性能も重視したタイヤとなっています。そのため、一部の口コミでは「ロードノイズがうるさい」などのコメントがありますが、一方で全く気にならないと言う方もいます。

全体を見てみますと、気にならない、もしくは国産のエコタイヤと大差ない、と言う口コミが大半を占めていますので、現在使用しているタイヤが国産タイヤのプレミアムタイヤなどで無ければほぼ気になる事は無いでしょう。

肝心の雪道、氷上での性能ですが、基本的に安心して使用する事ができる性能を持っているものの、比較対象があまり良くないタイヤである場合が多く、抜群の性能とは言いがたいです。そのため、抜群のグリップ力を求める場合はブリヂストンなどの国産スタッドレスが良いでしょう。

ただし、雪道以外での性能は、他メーカーよりも高くなっています。そのため、「たまに雪道も走るけど、基本的には通常の路面で元気よく走らせる」方におすすめとなります。


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ピレリタイヤ(PIRELLI)はこんな人におすすめ!

おすすめできない人

  • 雪道のみしか走らない人
  • 高速走行をしない人
  • とにかくコンフォート性能を求める人

おすすめできる人

  • 雪道以外を走る事が多い人
  • コンフォート性能を多少犠牲にしても高速性能が欲しい人
  • あまりお金を掛けたくはないけど、スポーツ性能が良いタイヤが欲しい人
  • レース用タイヤが欲しい人(取り扱い店舗少)

ピレリタイヤはスポーツ性能が高くなっています。そのため、良くも悪くもその影響が出てしまい、国産のプレミアムタイヤと比較した場合、静粛性や雪道での性能が多少低かったりと、万能なタイヤとは言えません。

一方で、200km/hなどの高速度域でも安定していますし、スタッドレスタイヤでもふらふらとした不快感が出ることもありません。また、同等の性能がある国産タイヤと比較した場合、ピレリタイヤの方が間違いなく安く購入する事ができます。

また、あまり取り上げられることがないですが、ピレリタイヤはレース用タイヤも取り扱っています。例えば、スリックタイヤ、セミスリックタイヤ、カット前提のカットスリックタイヤ、ウェットタイヤ、ラリースタッドレスなどです。スポーツタイヤを作るのが得意なピレリタイヤらしく、とても性能が良いものとなっていますので、タイムアタックなどを行う方はこちらも検討してはいかがでしょうか?


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ピレリタイヤ(PIRELLI)の購入方法

ピレリタイヤは海外タイヤの中では国内流通量が多く、様々な場所で購入する事ができます。例えば、カー用品店、ディーラー、タイヤ屋さん、Amazonや楽天、オートウェイなどのネット通販など様々です。

しかし、ブリヂストンやヨコハマなどの国産タイヤと比較すると、国内でのシェアは低く、上記の場所でも取り扱いのない場所もあります。そのため、ピレリタイヤを使用したい方は、オートウェイなどのネットショップを利用するのが一番簡単に購入できる方法です。

関連ページ:オートウェイの評判は?「最悪」は過去の口コミ、最近は予想外な口コミが?!

ピレリタイヤ(PIRELLI)のメリット・デメリット

これまで、ピレリタイヤについてご紹介してきましたが、実際に使用するメリット・デメリットも気になると思います。事前に確認しておくことで、購入前、購入後の不安を解消することができますので、購入を検討中の方はぜひご覧下さい。

ピレリタイヤに交換する4つのメリット

安心して使用する事ができる

これまでにご紹介してきたように、ピレリタイヤは様々な車両に純正指定されています。日本でも軽自動車に純正指定されていた事もありました。この様に、ピレリタイヤは以前より信頼性が高く、安心して使用する事ができます。

コストパフォーマンスが高い

全てのタイヤではありませんが、ピレリタイヤはコストパフォーマンスが高いものが多くあります。例えば、「ドラゴンスポーツ」やスタッドレスタイヤである「アイス・アシンメトリコ」はその代表です。

これらのタイヤは中国生産を行う事で、低価格での販売を可能としています。もちろん、中国生産といえど、ピレリタイヤは品質が高いので安心して使用する事ができます。

高速性能が高い

ピレリタイヤは高速時の性能が高いです。これはモータースポーツに古くから注力していたり、欧州車の純正タイヤとしての性能を満たすために高速性能を高めた結果が現れています。

例えば、ドイツでは未だに速度無制限の高速道路であるアウトバーンがありますし、市街地郊外では制限速度が80km/hと、日本よりも自動車の使用速度が高くなっています。使用速度が多少上がっても必要な性能はそれほど変わらないと思われるかもしれませんが、実際には全く別物となります。

この様に、ピレリタイヤは高速性能が高いため、高速道路をよく利用する方であればより安心して使用する事ができます。

購入できる場所が多い

ピレリタイヤは、海外タイヤの中では取り扱い店舗が多く、購入しやすい事がメリットとなります。

例えば、カー用品店やディーラー、ネットショップなどで購入できます。また、カー用品店等では取り寄せてもらう事もできますので、購入できる場所がなく困る事はまず無いでしょう。

購入前に確認したい3つのデメリット

国産プレミアムタイヤと比較すると静音性などが低い

ピレリタイヤはスポーツ性が高いほか、高速度域での使用を前提としたタイヤ作りをメインとしているため、国産のプレミアムタイヤと比較した場合にはロードノイズや乗り心地などの快適性が低くなっています。

もちろん、通常使用ではそれ程気になるものではありません。しかし、これまでに快適性の高いタイヤを使用していた方の場合は、路面の荒れた場所では気になる可能性があります。

一部タイヤは金額が高い

ピレリタイヤは一部のタイヤで金額が高くなっています。もちろん、スポーツ性能が高く減りにくいので、最終的にはコストパフォーマンスも悪くはならないのですが、タイヤ交換時の大きな出費となってしまうので、交換時の費用を抑えたい方にはおすすめできません。反対に、年間走行距離が多く、交換費用が掛かっても長く使用したい方にはおすすめです。

店舗により在庫がないことがある

ピレリタイヤは国内でも様々な場所で購入する事ができます。しかし、ピレリタイヤをメインで取り扱っている店舗はまだまだ少なく、交換時に取り寄せてからの交換となったり、ネットショップで購入してタイヤ屋さんに持ち込む必要があったりと、即日に手軽に購入出来ない事も多いです。

そのため、ピレリタイヤを使用したい方は、店舗に在庫を確認しておくなどの事前準備が必要となります。


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ピレリタイヤ(PIRELLI)にはどんな種類があるの?

スポーツタイヤが得意なピレリタイヤですが、実際にどの様なタイヤが気になる方も多いと思います。そこで、ピレリタイヤのラインナップについてご紹介しますので、ピレリタイヤを検討中の方はご覧下さい。

・PIRELLI P ZEROファミリー

ピレリタイヤは、タイヤの部類を大きく5つに分け、それぞれをファミリーとして分けています。

まず始めにご紹介するのは、各自動車メーカーと提携し、高いレベルのタイヤを作り続けているP ZEROファミリーとなります。

P ZERO(PZ4)(Pゼロ)

PZ4は高級セダン向けのプレミアムタイヤです。プレミアムタイヤとして静音性、燃費性、ウェット時の性能を向上させており、高速走行を行う方も安全に、快適に走行することができます。

また、タイヤサイズは17インチから21インチまでを取り扱っており、19、20インチではランフラットタイヤもあります。こちらのランフラットタイヤは、一般的なサイドウォールを固めた物ではなく、パンク時にその箇所を埋めて、空気を抜けなくするシーリング方式のランフラットタイヤのため、乗り心地も通常のタイヤと変わりなく、快適に使用することができます。

推奨車種

クラウン、LS、IS、GS、フーガ、シーマ、レジェンド、アコード、BMW全般、アウディ全般、メルセデス・ベンツ全般など

ユーザーの口コミから見る商品紹介

PZ4は同社のフラッグシップモデルであるPゼロよりもドライ、ウェット、快適性能を向上させたタイヤとなっており、実際に使用すると高速安定性能が非常に高くなっているのが分かります。また、ノイズキャンセリングシステムと言う吸音材をタイヤ内に取り付けており、こちらも静音性の向上に大きく貢献しています。

価格はPゼロよりは高くなるものの、国産タイヤで同等の性能を持つものと比較した場合には十分に安くなっていますので、交換費用を抑えつつ、高速性能、快適性能を求める方におすすめです。

参考価格

インチタイヤサイズ価格
17インチ225/45R1718,800円
18インチ222/45R1824,100円
19インチ245/40R1928,410円

P ZERO NERO GT(ピー ゼロ ネロ GT)

P-ZERO-NERO GT(以下、NERO GT)は快適性をより向上したタイヤで、中型、大型セダン向けのプレミアムタイヤとなっています。

先ほどご紹介したPZ4やPZEROと比較すると、走行性能は低くなるものの、快適性は高くなっています。走行性能を求めつつ、快適性を重視する方におすすめです。

タイヤサイズは16インチから19インチまでを取り扱っていますが、ランフラットタイヤの取り扱いはありません。

推奨車種

カローラスポーツ、クラウン、オーリス、スカイライン、アコード、コルトバージョンR、アルファ ロメオ155、インプレッサ、アクセラなど

ユーザーの口コミから見る商品紹介

NERO GTは快適性能が高く、国産タイヤとほぼ変わらぬ静音性を持つほか、国産スポーツタイヤとそれほど変わらないグリップ性能も持っているという声がありました。

ピレリのスペック表を確認すると、NERO GTはPZ4よりもコンフォート性能が高く、グリップ性能は低めと記載されています。実際に、口コミでも快適性能の高さを評価する声が多くありますので、高速重視で快適に走行したい方にはおすすめのタイヤとなります。

ただし、ランフラットタイヤの設定はないので、ランフラットを探している方はPZ4を選択した方が良いでしょう。

参考価格

インチタイヤサイズ価格
17インチ215/40R1714,930円
18インチ225/40R1815,920円
19インチ245/40R1922,950円

・PIRELLI CINTURATO(チントゥラート)ファミリー

次に紹介するのは、環境への影響を考慮した、チントゥラートファミリーです。

タイヤに使用する素材を環境へ配慮したものにするほか、燃費性能を高めたエコタイヤとなっています。

CINTURATO ALL SEASON PLUS(チントゥラート オールシーズン プラス)

CINTURATO ALL SEASON PLUSは、名前の通りオールシーズンタイヤとなっています。スポーツ性能は低いものの、ドライ、ウェットグリップ、快適性を確保しており、雪道での走行も多少であれば可能となっています。

また、一部サイズではシール式ランフラットとなっていますので、ランフラットタイヤを選択したい方にもおすすすめです。

タイヤサイズは15インチから18インチまでと、コンパクトカーから中級セダン車までに利用する事ができます。

推奨車種

プリウス、アクア、カローラ、クラウン、マークX、フィット、アコード、ティアナなど

ユーザーの口コミから見る商品紹介

CINTURATO ALL SEASON PULSは、ピレリらしくスポーツ性能も持ちつつ、雪道での走行も可能としたオールシーズンタイヤです。そのため、快適性能を確保しているとはいえど、多少のロードノイズ、乗り心地などに影響があるようです。通常使用では気にならないレベルではありますが、これまで夏タイヤ、冬タイヤと入れ替えて使用していた方には気になる部分もあるかもしれません。

また、オールシーズンタイヤの全てに言える事ですが、雪道での性能はスタッドレスタイヤよりも劣ります。そのため、ほとんど雪が降らない地域での使用には良いですが、毎年必ず雪が降るような地域での使用はおすすめできませんので注意しましょう。

参考価格

インチタイヤサイズ価格
15インチ185/65R159,420円
16インチ195/55R1613,403円
17インチ225/45R1721,280円

CINTURATO P7 (P7C2)(チントゥラート P7)

CINTURATO P7(以下P7)は、これまでのピレリタイヤとは違い、使用する素材、構造、トレッドなどを改良することで、燃費性能を向上した、タイヤとなっています。

もちろん、それだけでなく、ピレリタイヤらしいスポーツ性能も残し、実際にドイツ自動車連盟のタイヤテストでも実績を残しています。

また、タイヤサイズは17、18インチを基本とし、ランフラットモデルは16インチから18インチまでを取り扱っています。

推奨車種

イスト、ノア、ヴォクシー、SAI、セレナ、スカイライン、アクセラ、レジェンド、インプレッサ、レガシィ、Cクラス、Eクラス、A4、A6、5シリーズ、8シリーズ、など

ユーザーの口コミから見る商品紹介

P7は国産タイヤと比較してもグリップ性能、快適性能に遜色なく、不満無く使用できると言う口コミが多くあります。また、タイヤそのものが硬いことから、重量級の車でもワインディングなどを快適に走行することができます。

その他、燃費も向上したと言う声もありますので、スポーツ性能と燃費を両立したい方におすすめのタイヤとなります。

参考価格

インチタイヤサイズ価格
17インチ215/50R1718,580円
18インチ215/45R1821,810円
18インチ245/45R1822,950円

CINTURATO P6(チントゥラート P6)

CINTURATO P6(以下P6)は、P7よりもスポーツ性能を抑え、全体的にマイルドにしたタイヤとなっています。そのため、マイルドなハンドリング性能を求める方におすすめのタイヤです。燃費性能も良く、タイヤの寿命も長く、ピレリタイヤの中ではタイヤ価格も安く、コストパフォーマンスも高くなっています。

タイヤサイズは14インチから17インチまであり、コンパクトカー向けタイヤとなっています。

推奨車種

アクア、プリウス、ヤリス、ヴィッツ、ノート、マーチ、フィットなど

ユーザーの口コミから見る商品紹介

P6は、これまでのピレリタイヤと比べ、スタンダードタイヤに近く柔らかいタイヤとなっています。実際に、「ハンドリングがマイルドになった」「乗り心地が良くなった」といった声が多くあり、快適性を重視したい方にはおすすめのタイヤとなります。

また、コストパフォーマンスもピレリタイヤの中では高くなっており、タイヤ交換費用を抑えたいけど性能も妥協したく無い方にもおすすめできるタイヤです。

参考価格

インチタイヤサイズ価格
14インチ175/65R145,280円
15インチ195/55R156,490円
16インチ205/55R168,700円

CINTURATO P1(チントゥラート P1)

CINTURATO P1(以下P1)は、P6よりも快適性を重視したタイヤです。良い意味でピレリらしいスポーツ性能が無いタイヤとなっています。

また、BMW MINIに純正指定タイヤとして装着されるなど、タイヤ性能も申し分ないものになっています。

タイヤサイズは13インチから19インチまであり、16インチの一部サイズにはランフラットタイヤの設定もあります。

推奨車種

ワゴンR、ハスラー、エブリイワゴン、ムーブ、ミラ、アトレー、タウンボックス、EKワゴン、IQ、インサイト、グレイス、フィット、スイフトなど

ユーザーの口コミから見る商品紹介

P1は、乗り心地や静音性が国産のエコタイヤよりも良いと言う声もありました。また、スポーツ性能はあまりないものの、グリップ性能は十分にあり、安心して使用できるタイヤとなっています。

ただし、減ってくるとロードノイズが目立つという声もあります。定期的にタイヤの溝をチェックしておくようにしましょう。

参考価格

インチタイヤサイズ価格
13インチ155/65R135,489円
15インチ185/65R157,611円
17インチ215/60R1714,388円

・PIRELLI SCORPION(スコーピオン)ファミリー

スコーピオンファミリーは、SUV車に向けた専用タイヤとなっています。

ピレリ取り扱いのスコーピオンファミリーは10種類あり、今回はその中からおすすめの2種類をご紹介します。

SCORPION VERDE ALL SEASON SF(スコーピオン ヴェルデ オールシーズン SF)

スコーピオン ヴェルデ オールシーズンSFは雪道、オフロード、ドライなど様々な路面で性能を発揮するSUV向けタイヤとなっています。ただし、メインは舗装路を快適に走行するのを目的としていますので、雪道やオフロード性能はおまけ程度に考えておくのが良いでしょう。

タイヤサイズは16インチから20インチまでを取り扱っており、一部サイズはランフラット、シール式ランフラットを採用しています。

推奨車種

CX-7、デリカ、アウトランダー、エクストレイル、RAV4、シエナ、XC60、XC90など

ユーザーの口コミから見る商品紹介

こちらのタイヤは、重量級の車が多いSUVでちょうど良い乗り心地、静音性となるよう設定されているタイヤです。実際に重量級の車に使用すると快適という声がありました。

また、最近のSUV車にもスペアタイヤがないことが多くありますので、ランフラットタイヤの設定があるのもおすすめのポイントです。

ただし、雪道での性能はあまり信頼できるものではなく、実際に雪道で使用する場合にはチェーンを巻いて使用するなどの準備が必要になります。

参考価格

インチタイヤサイズ価格
17インチ215/65R1719,020円
18インチ225/55R1817,000円
19インチ245/45R1929,920円

SCORPION VERDE(スコーピオン ヴェルデ)

スコーピオン ヴェルデは快適性能とウェット性能を重視したSUVタイヤとなっています。一部サイズでピレリのノイズキャンセルシステム、ランフラット、シール式ランフラットを採用しており、静粛性が高くスペアタイヤ設定のないSUV車に向いているタイヤです。

また、BMW、ポルシェ、メルセデス・ベンツを始めとした、様々な欧州メーカーが純正指定タイヤとして取り扱っている実績もあり、安心して使用する事ができます。

タイヤサイズは、16インチから22インチまで、様々なサイズを取り扱っています。

推奨車種

ハリアー、RAV4、エクリプスクロス、アウトランダー、デリカD5、エクストレイル、CX-5、CX-8など

ユーザーの口コミから見る商品紹介

スコーピオン ヴェルデは、乗り心地、静音性共に良く、快適に走行する事ができるという声があります。また、タイヤの剛性感が落ちたという口コミがあるものの、こちらは快適性も兼ねているためでしょう。タイヤサイズの問題もありますが、基本的にはコンフォートタイヤですので、通常走行では快適に使用する事ができます。

参考価格

インチタイヤサイズ価格
17インチ235/55R1721,680円
18インチ225/60R1820,160円
19インチ235/55R1925,260円

・PIRELLI SOTTOZERO(ソットゼロ)ファミリー

ソットゼロファミリーは冬期に性能を発揮するタイヤをラインナップしています。主に雪道と低温時の走行安定性を重視に開発されています。

ソットゼロファミリーは2種類のタイヤがありますが、今回はそのうちおすすめの1種類をご紹介します。

WINTER SOTTOZERO SERIE II(ウインター ソットゼロ セリエデュ)

ウインター ソットゼロ セリエデュはドライ、ウェット路面での性能を保ちつつ、雪道での性能を持ったタイヤとなっています。

また、こちらのタイヤもBMWやポルシェなどの冬用純正タイヤとして指定されており、低温度時や雪道での性能は信頼できる物となっています。

推奨車種

エクストレイル、フォレスター、ケイマン、911、5シリーズ、3シリーズなど

ユーザーの口コミから見る商品紹介

こちらのタイヤは、日本でのスタッドレスタイヤとは違い、ウインタータイヤとして分類されています。そのため、凍結路でのグリップ性能はありません。実際に、雪道や低温時のドライ路面、ウェット路面などではスポーツタイヤのようにしっかりとしたグリップ性能を確保できるとの声もあり、冬の間に元気よく走行する方にはおすすめのタイヤです。

しかし、凍結路やシャーペット路面でのグリップ性能はほぼ無いので、日本で使用する場合には、オールシーズンタイヤの様な位置づけとなりますので注意しましょう。

参考価格

インチタイヤサイズ価格
16インチ205/55R1624,733円
17インチ205/50R1724,800円
20インチ255/35R2068,000円

・PIRELLI ICE(アイス)ファミリー

アイスファミリーは、雪道だけで無く、氷上でのグリップ性能を確保したスタッドレスタイヤです。先ほどご紹介したソッドゼロファミリーがウインタータイヤとしての位置づけでしたが、こちらはスタッドレスタイヤとなっていますので、日本の冬に対応できるのはこちらのタイヤとなります。

ICE ASIMMETRICO(アイス・アシンメトリコ)

アイス・アシンメトリコは日本向けのスタッドレスタイヤで、特に氷上でのグリップ性能に優れています。開発は日本の北海道で行っており、日本の過酷な冬にも耐えうる性能を持っています。

タイヤサイズも日本車向けのサイズが多くなっており、14インチから18インチまで取り扱っています。

推奨車種

ワゴンR、アルト、ハスラー、ライフ、EKワゴン、エッセ、プレオ、Nシリーズ、アコード、イスト、ウィッシュ、クラウン、セレナ、スカイライン、レガシィなど

ユーザーの口コミから見る商品紹介

こちらの口コミから分かる様に、アシンメトリコは雪道、氷上でも問題なく走行できると言った口コミが多くあります。また、ドライ路面や静音性なども高く、快適に走行することができます。

一部、批判的なコメントも見られますが、大多数の方は良い評価をしており、通常使用ではまず不満はないでしょう。

また、ピレリタイヤの中ではコストパフォーマンスが高いのも特徴で、安くスタッドレスタイヤを使用したい方にもおすすめとなります。

参考価格

インチタイヤサイズ価格
16インチ205/65R168,790円
17インチ215/55R1711,590円
18インチ245/40R1816,700円

ICE ASIMMETRICO PLUS(アイス・アシンメトリコ プラス)

アシンメトリコ プラスはアシンメトリコをベースに、トレッド部の材質改良を行ったタイヤです。そのため、トレッドパターンや見た目はアシンメトリコと同じです。

肝心の性能は、氷上性能が向上していたり、雪道、ウェット路面での性能も向上しています。ドライ路面ではアシントリメコと変わらないものの、氷上性能は全く別物のタイヤといえるでしょう。

タイヤサイズは、アシンメトリコ同様、14インチから18インチまで取り扱っています。

推奨車種

クラウン、アクア、プリウス、ノート、マーチ、スカイライン、フーガ、エクストレイル、フィット、インプレッサなど

ユーザーの口コミから見る商品紹介

アシンメトリコ プラスは、評判の良かったアシンメトリコ同様、口コミでも多くの良い評判があります。また、コストパフォーマンスも非常に高く、安く、安心なスタッドレスタイヤが欲しい方にも満足いただけます。

一方で、ロードノイズがうるさいという声もありました。しかし、こちらはタイヤの空気圧調整で解決することができます。

参考価格

インチタイヤサイズ価格
15インチ195/65R157,300円
16インチ205/60R1610,660円
18インチ245/40R1816,700円

ピレリタイヤ(PIRELLI)の評判まとめ

現在でもF1、WRCにタイヤ供給を行うピレリタイヤらしく、多くはスポーツ性能が高いタイヤとなっています。それが必ずしも日本の道路で良い物とは言えませんが、事故や危険回避などのいざという時には助けになってくれることは間違いないでしょう。

特に、高速度域になるにつれてその恩恵は大きくなりますので、安全に走行したい方はぜひピレリタイヤを選択してみてはいかがでしょうか。


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