タイヤを交換してから50〜100km走行したら、ホイールナットの増し締めが必要ですタイヤ交換時にトルクレンチでナットを締め付けますが、走行しているとナットが少しだけ緩んでしまう場合があるからです。

今回の記事では、ナット増し締めを行う意味と詳しいやり方について解説しますので、ぜひご覧になってみて下さい。

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タイヤ交換後の「増し締め」の正しい意味とは?

タイヤ交換後に増し締めを行う意味は「ホイールナットの緩みをチェックする」ことです。つまり一定距離を走行した後に、規定トルクでナットが締まっているか再確認する事です。「増し締め」と言いますが、決して規定より強いトルクでナットを締め付けるわけではないので注意して下さい。

ホイールナットを規定トルクより高い力で締め過ぎると、ナットやボルトの破損や他のナット緩みにつながるのでやめましょう。また、ドレスアップ車によく見られるカラーナット(アルミ製)を強いトルクで締め付けるとネジ部がなめてしまう場合があるので要注意です。ナットがなめてしまうと、取り外しも困難になり再利用もできなくなります。

タイヤ交換後の増し締めの必要性

タイヤナットは規定トルクで締め付けていても、走行中に緩んでしまう可能性があるため、増し締めで緩みをチェックします。逆に、増し締めをせずナットが緩んだままだと、以下のような危険があります。

  1. ナット、ハブボルトの破損
  2. ハブボルトに負荷が集中し折れてタイヤ脱輪
  3. 走行不安定(ホイールの振れ)

安全にカーライフを楽しむためには、少しの手間と時間をかけることが大切になります。増し締めの場合にはジャッキアップも不要ですし、作業は数分で済みますので、ぜひ確認するようにしましょう。

特にホイールやナットなどを新品に交換した場合、まだ接触する部位が馴染んでいないため、ナットが緩みやすくなっていますので注意しましょう。

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タイヤ交換後の増し締めのやり方

それでは、具体的な増し締めのやり方について解説します。タイヤ交換をする時のようにジャッキアップを行う必要はありません。用意する工具もトルクレンチのみで可能なので、時間もかかりませんので、早速作業にかかりましょう。

増し締めをする時期・走行距離

一般的に50〜100km走行したらナットの増し締めを行うよう推奨されています。時期としては約1週間程度になります。カー用品店などでタイヤ交換した場合でも、「1週間後に増し締めチェックを行いますので、またご来店下さい」と言われる場合が多いです。

増し締めの方法

タイヤ交換後の増し締めの方法としては、自分で行う場合もあればカー用品店などで行う場合もありますので、それぞれについて説明します。増し締め作業は基本的に無料でやってくれる店舗が多いですので、外出ついでに近くのガソリンスタンドなどでお願いするのも良いかもしれません。

自分で増し締めする場合

ナットの増し締めに必要な工具はトルクレンチのみで、場所も普通の駐車場で構いません。ギヤをPに入れエンジン停止後、トルクレンチを使用して全ナットの増し締めを行なっていきます。

増し締めする際は、規定トルク(108N・m)を設定し、ナットを対角の順番でチェックしていきます。

冒頭でも述べましたように、増し締めとは言いますがあくまで緩みチェックです。規定トルク以上の力で締め付けないように、ゆっくりトルクをかけて下さい。ナットが締まる感覚が無いまま「カチッ」と鳴る場合がほとんどだと思います。

もし、増し締め作業でナットが半回転以上回るような事があれば、なにか問題がおきている可能性も考えられるので、一旦増し締めをして、さらに100kmくらい走行してから再度緩みをチェックするようにしてください。

正しいトルクレンチの使い方については、「タイヤ交換に必要な工具と詳しい使い方」こちらでお伝えしていますので、不安な方はチェックしておきましょう。

カー用品店やガソリンスタンドなどに依頼する場合

基本的にナットの増し締め工賃は無料な店舗が多いです。店員に「タイヤの増し締めをお願いしたいです」と言えば快く引き受けてくれるでしょう。

しかし、中には増し締め作業でも500〜1000円の工賃を取る店舗もあるようです。緊急を要する場合は仕方ありませんが、時間があるのなら自分でトルクレンチを購入するか、別の店舗でお願いするのも良いですね。

タイヤの増し締め無料サービスも活用しよう

カー用品店などで増し締めチェックをお願いするのに抵抗がある場合などは、無料サービスを使用する方法もあります。タイヤやホイールを購入した店舗であれば、無料で空気圧調整や増し締めを行なってくれます。

タイヤを購入したお店で無料サービスカードなどを渡されるので、それを店員に見せれば作業してもらえます。この無料サービスにも1回きりの場合と、購入タイヤ装着中は無制限の場合がありますので、店舗ごとで確認が必要です。

タイヤ(ホイールナット)の定期的なトルクチェックも大切

タイヤ交換後のナット増し締めは「約50〜100km走行後」ですが、定期的な増し締め(緩みチェック)も大切になります。半年もしくは5000km走行ごとに増し締めチェックをする事をおすすめします。初期段階で増し締めを行なっていてもナットが緩む危険が無いとは言い切れませんので、定期的にチェックした方が安全です。

タイヤ交換後は「増し締め」チェックをして安全なカーライフを楽しもう!

タイヤ交換をした際は、定期的にホイールナットの増し締めを行うことが大切です。今回は増し締めの大切さややり方については解説しました。トルクレンチさえ準備すれば自分でも簡単にチェック出来ますよ。より安全にカーライフを楽しむために定期的な増し締めチェックを行うようにしましょう。

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